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【笠松・白銀争覇2025】地方競馬重賞展望 距離短縮で元JRAオープン馬サヴァが挽回へ

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【笠松・白銀争覇2025】地方競馬重賞展望 距離短縮で元JRAオープン馬サヴァが挽回へ

白銀争覇・レース概要】
笠松競馬場のダート1900mを舞台に争われる、4歳以上馬による重賞競走。東海・北陸・近畿地区交流競走となっている。東海地区における重賞格付けはSP2。
1996年に東海地区所属馬による準重賞競走として創設。2000年に重賞競走となった。2004年からは1400m戦に距離が短縮されていたが、今年からは再び1900m戦となる。2003年から東海・近畿・北陸地区の交流競走となり、2007年からは中国地区も交流対象となっていたが、福山競馬の廃止もあり、2014年以降は東海・近畿・北陸の3地区による交流戦に戻っている。

白銀争覇・検討のポイント】
大晦日に行われた東海ゴールドカップの2~5着馬が揃って参戦。2500mから1900mへ距離が短縮となるだけに、当時3着のサヴァを見直したい。基本的にはこの前走・東海ゴールドカップ組が中心勢力とみられる。

白銀争覇・出走馬概要】
サヴァ
JRA所属時、阪神芝1600m戦の六甲S(2023年)を勝利していることを考えても、前走・東海ゴールドカップの2500mという距離は長過ぎたとみることができる。むしろ、勝ったフークピグマリオンに大きな差をつけられたとはいえ、3着に食い込んだ点は評価に値する。今回の1900mについても微妙なところはあるものの、昨年6月の函館ダート1700m戦・大沼Sの勝ち馬でもあり、我慢が利く距離と言えるのではないだろうか。前走同様、岡部誠騎手が手綱を取る。

アンタンスルフレ
2着に逃げ粘った東海ゴールドカップは、勝ったフークピグマリオンと0秒3差(1馬身1/2差)だったがこれは「相手が悪かった」との見方も可能だろう。そのフークピグマリオンがいない今回は大きなチャンスだが、3走前の金沢ダート2600m戦・北國王冠での勝利なども見る限り、長い距離でこそ実力を発揮できる逃げ馬の可能性が高い。果たして、今回の距離短縮がプラスかどうかについては判断悩ましい材料となりそうだ。引き続き、丸野勝虎騎手とのコンビで出走する。

ラジカルバローズ
東海ゴールドカップ4着馬。2走前の名古屋大賞典で、優勝したJRA所属馬ミッキーファイトから0秒7差(8着)と健闘したが、前走は人気を下回る4着に敗れた。ただ、その名古屋大賞典からレース間隔が詰まっていたことを考えると、情状酌量の余地もあるか。今回は前走よりも多少間隔が空いており、見直しが必要となりそうだ。この馬も、継続騎乗(加藤聡一騎手)のかたちで臨む。


前走・東海ゴールドカップ組のもう1頭、イイネイイネイイネも前走からの巻き返しに期待したい1頭だ。2走前のウインター争覇フークピグマリオンから0秒4差で3着に入っており、この馬も距離短縮はプラスと考えて良い。

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