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【水沢・トウケイニセイ記念2024】岩手競馬重賞みどころ

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【水沢・トウケイニセイ記念2024】岩手競馬重賞みどころ

第23回トウケイニセイ記念(M2)
水沢競馬場・ダ1600m
12月9日(月)17:10発走

43戦39勝2着3回3着1回。“伝説の名馬”を冠名としたトウケイニセイ記念は2000年に創設。2020年(2019年は休止)までは年明けレギュラーシーズン最終週をメインに行われていましたが、2021年から実施時期が1ヵ月ほど早まり、岩手競馬グランプリ・桐花賞(12月31日・火)へも直結する重要な一戦となりました。

【注目馬情報】

ヒロシクン セン5歳 佐藤雅彦きゅう舎・水沢
中央1勝クラスから転入後、B1級で3連勝をマークして一條記念みちのく大賞典へ挑戦。鮮やかな逃げ切りを決め、重賞初挑戦で制覇の快挙を果たしました。また夏休み明けの青藍賞も完勝し、重賞2勝目。ダートグレード競走2戦以外はオール白星を続けています。前走・A級戦を叩いて万全の態勢で臨みます。

ミニアチュール 牝4歳 佐藤祐司きゅう舎・水沢
昨年、牡牝馬クラシック四冠を制して3歳最優秀馬に選ばれた強豪牝馬。ロジータ記念後は精彩を欠いていましたが、今季3戦目を快勝して古馬の壁を突破。現在、牝馬全国交流・ビューチフルドリーマーカップを含めて破竹の5連勝中。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いを誇っています。今度は牡馬一線級が相手ですが、勢いで突破の構え。

ノーブルサターン 牡10歳 板垣吉則きゅう舎・水沢
昨年春にシアンモア記念を制し、秋以降は北上川大賞典トウケイニセイ記念桐花賞と重賞3連勝。栄えある年度代表馬に選ばれました。今季は4ヵ月半の休養をはさんで5戦未勝利ですが、前走・北上川大賞典で2着を確保して復調の兆し。トニージェント以来、史上2頭目のトウケイニセイ記念3連覇の偉業達成を目指します。

ソリストサンダー 牡9歳 飯田弘道きゅう舎・盛岡
2021年、武蔵野ステークス(GⅢ)を制し、JpnⅠ・かしわ記念2年連続2着など抜群の実績。昨年9月に南関東へトレードされ、順調さを欠きながらも1勝2着1回。休み明けですが、底力が脅威の的。

ウラヤ 牡5歳 畠山信一きゅう舎・水沢
中央ダート1400m3勝から転入。あっさり2連勝を飾り、青藍賞で1番人気に支持されましたが、伸びを欠いて6着に終わりました。しかし、マイルチャンピオンシップ南部杯13着から重賞・絆カップを快勝。今なら小回り水沢コースもこなせそうです。

グランコージー 牡7歳 千葉幸喜きゅう舎・水沢
今シーズンは3月競馬から快調に飛ばして3連勝。赤松杯、シアンモア記念と重賞2連勝をマークして春のマイル王に君臨しました。以降は入着一杯ですが、ベストの水沢1600m戦で巻き返しに転じるか。

グローリーグローリ 牡9歳 菅原勲きゅう舎・水沢
今季3戦目を快勝し、一條記念みちのく大賞典で2着に健闘して健在を誇示。夏に2ヵ月半休養し、復帰戦は6着に終わりましたが、その後の2戦で2着を確保して上昇ムード。ここでも目が離せない存在です。


文:松尾康司


(岩手競馬プレスリリースより)

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