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【川崎・川崎マイラーズ2025】地方競馬重賞展望 57キロならアランバローズが主役

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【川崎・川崎マイラーズ2025】地方競馬重賞展望 57キロならアランバローズが主役

川崎マイラーズ・レース概要】
川崎競馬場のダート1600mで争われる、南関東に所属する明け4歳以上の馬たちによる重賞競走。南関東における重賞格付けはS3。
創設は2009年。当時から5月のナイター開催時に実施されていたが、昨年から1月の実施に変更となった。上位2頭には、3月11日(火)に船橋競馬場で行われる京成盃グランドマイラーズの優先出走権が付与される。

川崎マイラーズ・検討のポイント】
別定戦だが、57キロなら先月のトライアルを圧勝したアランバローズが中心で問題ないだろう。好不調がはっきりしている顔ぶれだけに、買い目を絞って勝負したい。

川崎マイラーズ・出走馬概要】
アランバローズ
2021年の東京ダービー馬だが、最近は1400~1600mの重賞競走における常連メンバーとなりつつある。昨年のこのレースは4着だったが、以降で馬券圏内から外れたのは、JRA勢が相手のさきたま杯(12着)のみで、南関東勢同士なら大崩れはないとみられる。2着以下に2秒5差をつけて圧勝したトライアルと同様、今回も笹川翼騎手とのコンビで挑む。

ムエックス
昨年10月の大井・マイルグランプリで2着。当時、アランバローズが3着だったことをふまえると、地力はアランバローズと互角またはそれ以上と考えられる。ただし、その当時以来のレースとなる今回、間にトライアルを使われたアランバローズとの比較面でどう判断するかは大きなポイントとなりそうだ。鞍上は引き続き、張田昂騎手が務める。大晦日の東京2歳優駿牝馬を7番人気のプラウドフレールで勝利するなど、好調期に入っているだけに、鞍上に期待して狙ってみる手もあるかもしれない。

コンシリエーレ
今回、この馬の評価はじつに悩ましい。元JRAオープン馬で、2023年のさきたま杯で5着に入った実績もある。その後、芝の関屋記念で敗れた(17着)あと、長期休養に入り、復帰する予定だった昨年2月の東京・バレンタインSは出走取消に。その後は、レースを使われることなく、南関東・大井に移籍。今回が大井所属馬として初めての出走となる。地力は高いものの、1年以上のブランクがあるため常識的には狙いにくいが、御神本訓史騎手が乗るということは、それなりの出来にあるのかもしれない。いずれにしても、当日、パドックを見てからの最終判断が必要となろう。

上記3頭以外では、コンシリエーレと同じ元JRAオープン馬ルコルセールが、吉原寛人騎手騎乗で不気味な存在。ただ、前走のトライアルは着順こそ3着でも、アランバローズにつけられた2秒6差は簡単に逆転できるものとは言い難い。信頼性という点では、昨年の2着馬ギャルダルや、明け9歳馬だが昨年もスパーキングサマーカップ3着やフリオーソレジェンドカップ3着など、まだまだ元気いっぱいなリンゾウチャネルのほうが魅力的ではないだろうか。

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