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【兵庫クイーンセレクション】ドライブアウェイ重賞2勝目

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【兵庫クイーンセレクション】ドライブアウェイ重賞2勝目

西日本交流の3歳牝馬限定戦「第26回兵庫クイーンセレクション」が23日、姫路競馬場でフルゲート12頭立てで行われ、1番人気に推されたドライブアウェイ(高知・工藤)が圧勝。7着に敗れた前走のうっぷんを、姫路の地で晴らした。昨年10月のネクストスター高知に続いて重賞2勝目。鞍上の多田羅誠也騎手は姫路初騎乗で大仕事をやってのけた。



前評判通り、いや、それ以上の強さだった。

前走は出遅れたドライブアウェイだが、「今回は五分に出た。最初に無理をさせたが、いい位置で追走できました」と多田羅騎手。インコースが重いと判断し、1コーナーを迎えるまでに外に進路を取って3番手を確保。「いつでも抜け出せる感じでした」と、勝負どころでも手応えは十分だった。3コーナー過ぎで先頭に立つとあとは独壇場。直線でさらにリードを広げ、2着のレイナボニータを1秒8も置き去りにする大差勝ちだった。

「周りとは違う力を見せてくれましたね。もっと強い相手でも勝負になるでしょう。この馬と一緒に頑張っていきたい」

多田羅騎手が先を見つめる。次走はいろんな選択肢があるが、その中でネクストスター西日本(3月23日、佐賀、ダ1400メートル)が有力。今回のパフォーマンスを見る限り、全国のどの競馬場でも好勝負を繰り広げるに違いない。

◆工藤真司調教師「前走はつまずいてリズムよく走れなかったけど、今回は二の脚でリカバーし、うまく外へ出してくれた。鞍上が馬を信じて、早めに動いたのがよかったですね」

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