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【帯広・ヒロインズカップ2025】地方競馬重賞展望 780キロでスイに重賞初制覇の可能性

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【帯広・ヒロインズカップ2025】地方競馬重賞展望 780キロでスイに重賞初制覇の可能性

ヒロインズカップ・レース概要】
ばんえい競馬に所属する、4歳以上の牝馬限定重賞競走。1990年に旭川競馬場で創設された当時は、「4歳(現3歳)以上8歳(現7歳)以下牝馬」と条件が設定され、年齢に上限があるという珍しい競走でもあった。現在は8歳以上の牝馬も出走可能。
創設後、1990年から1993年、1994年、1995年、2002年は旭川競馬場で、2000年は北見競馬場でそれぞれ実施されたが、他の年は帯広競馬場で実施されている。ばんえい競馬における重賞格付けはBG1。

ヒロインズカップ・検討のポイント】
昨年の勝ち馬ダイヤカツヒメが800キロ、当時3着で5月のカーネーションカップ優勝馬サクラヒメが810キロと、実績馬2頭に800キロ以上の荷物が課されている。ならば、カーネーションカップで2着だったスイの、780キロという斤量が魅力的に映る。いずれにせよ、斤量差が勝敗のポイントになりそうだ。

ヒロインズカップ・出走馬概要】
スイ
デビュー以来、出走した重賞競走は3競走。前述した昨年のカーネーションカップではサクラヒメに敗れて2着、そして2022年のばんえいオークスではダイヤカツヒメに敗れて2着と、いずれもあと一歩のところで涙を飲む格好に。この2頭と20~30キロの斤量差がある今回、まとめてリベンジを果たすチャンスが巡ってきた。第2障害通過後の末脚で勝負をするタイプだけに、今回も手綱を取る長澤幸太騎手の仕掛けどころがポイントとなる。

サクラヒメ
昨年(3着)も斤量は810キロだった。一方で勝利したダイヤカツヒメの荷物は770キロ。この40キロの斤量差が明暗を分けるかたちとなった。今年、ダイヤカツヒメとの斤量差は僅か10キロに縮まっており、昨年の借りを返すことは可能かもしれない。昨年8月のばんえいグランプリでも5着に入るなど、牡馬相手でも互角の戦いを演じる実力の持ち主だけに、今度こそヒロインの座を掴み取る可能性はじゅうぶんにありそうだ。今回も渡来心路騎手とのコンビで出走する。

ダイヤカツヒメ
前走の準重賞ばんえい十勝金杯は、10月に復帰して以降の初勝利だった。このレースの連覇に向けて、陣営がレースを使いながらじっくりと仕上げてきた成果とみていいのではないだろうか。800キロという荷物は楽ではないが、自身の馬体重も1000キロを超えるようになった今、臨戦過程と成長力で“防衛戦”に向けた準備は万端といったところか。今年も赤塚健仁騎手が手綱を取る。


上記3頭以外では、昨年2着のピュアリーナナセに注目したい。780キロで鈴木恵介騎手に手が戻る点は魅力的に映る。

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