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牝馬限定戦ではあるものの、2歳馬にとっては世代初となるダートグレード競走。地元北海道所属馬は地の利があることに加えて、デビュー時期が早いことでレース経験を多く積めるアドバンテージがあり、JRA所属馬を相手に互角以上の戦いを繰り広げている。むしろ2017年が1~5着、2019年が1~3着といった具合に北海道所属馬が上位を独占することも珍しくない。また、種牡馬としてはサウスヴィグラスが最多となる4勝を収めており、同産駒は2015年と2017年に2度のワンツー決着も果たしている。
1998年に3歳(現在の2歳)牝馬限定の指定交流競走として創設。第1~2回(1998~1999年)は地方競馬を併催していた札幌競馬場で行われており、第3回(2000年)から門別競馬場へと舞台を移した。第9回(2006年)には旭川競馬場へと移設されているが、同競馬場は2008年の本競走を最後に廃止されたため、第12回(2009年)以降は門別競馬場での開催に戻されている。なお、第13回(2010年)からはGRANDAME-JAPAN 2歳シーズンに指定されており、同シリーズの行く末を占う意味でも注目の度合いは大きい。ほか、全日本的なダート競走の体系整備にともない、第26回(2023年)からは施行時期が11月上旬へと変更されている。
1998年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第26回 |
2023年11月1日
門別
ダ1200m
|
モズミギカタアガリ
北海道
牝2 黒澤愛斗
米川昇
|
第25回 |
2022年10月20日
門別
ダ1200m
|
マルカラピッド
JRA
牝2 小沢大仁
今野貞一
|
第24回 |
2021年10月14日
門別
ダ1200m
|
スピーディキック
北海道
牝2 岩橋勇二
石本孝博
|
第23回 |
2020年10月15日
門別
ダ1200m
|
ソロユニット
北海道
牝2 阿部龍
角川秀樹
|
第22回 |
2019年10月10日
門別
ダ1200m
|
コーラルツッキー
北海道
牝2 服部茂史
田中淳司
|
第21回 |
2018年10月16日
門別
ダ1200m
|
アークヴィグラス
北海道
牝2 石川倭
小野望
|
第20回 |
2017年10月12日
門別
ダ1200m
|
ストロングハート
北海道
牝2 阿部龍
角川秀樹
|
第19回 |
2016年10月13日
門別
ダ1200m
|
リエノテソーロ
JRA
牝2 吉田隼人
武井亮
|
第18回 |
2015年10月15日
門別
ダ1200m
|
タイニーダンサー
北海道
牝2 桑村真明
角川秀樹
|
第17回 |
2014年10月16日
門別
ダ1200m
|
ウィッシュハピネス
JRA
牝2 戸崎圭太
沖芳夫
|
第16回 |
2013年10月10日
門別
ダ1200m
|
フクノドリーム
JRA
牝2 横山和生
杉浦宏昭
|
第15回 |
2012年10月25日
門別
ダ1200m
|
ハニーパイ
北海道
牝2 桑村真明
角川秀樹
|
第14回 |
2011年10月13日
門別
ダ1200m
|
シェアースマイル
JRA
牝2 丸山元気
栗田徹
|
第13回 |
2010年10月21日
門別
ダ1200m
|
リアライズノユメ
JRA
牝2 福永祐一
森秀行
|
第12回 |
2009年10月22日
門別
ダ1200m
|
オノユウ
北海道
牝2 武豊
角川秀樹
|
第11回 |
2008年10月16日
旭川
ダ1600m
|
アンペア
北海道
牝2 山口竜一
角川秀樹
|
第10回 |
2007年10月11日
旭川
ダ1600m
|
マサノミネルバ
北海道
牝2 山口竜一
堂山芳則
|
第9回 |
2006年10月12日
旭川
ダ1600m
|
パラダイスフラワー
岩手
牝2 小林俊彦
櫻田浩三
|
第8回 |
2005年10月20日
門別
ダ1200m
|
グレイスティアラ
JRA
牝2 田中勝春
手貴久
|
第7回 |
2004年10月13日
門別
ダ1200m
|
カシマフラワー
JRA
牝2 松永幹夫
高市圭二
|
第6回 |
2003年10月1日
門別
ダ1200m
|
エスワンスペクター
佐賀
牝2 山口勲
手島勝利
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第5回 |
2002年10月3日
門別
ダ1800m
|
トーセンリリー
JRA
牝2 村田一誠
戸田博文
|
第4回 |
2001年10月4日
門別
ダ1800m
|
フェスティバル
JRA
牝2 小野次郎
伊藤圭三
|
第3回 |
2000年10月12日
門別
ダ1800m
|
ナミ
北海道
牝3 井上俊彦
高岡秀行
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第2回 |
1999年10月13日
札幌
ダ1700m
|
リードスキー
北海道
牝3 米川昇
手島健児
|
第1回 |
1998年10月22日
札幌
ダ1700m
|
アドマイヤゴールド
JRA
牝3 横山典弘
荻野光男
|
第1~25回(1998~2022年)は10月中旬~下旬。第26回(2023年)以降は11月上旬に開催されている。
1998年 | 札幌ダート1700m、3歳(現在の2歳)牝馬限定、指定交流競走として創設 G3(国内独自)に格付け |
2000年 | 施行場を門別ダート1800mに変更 |
2001年 | スタリオンシリーズ競走に指定(~2011年) |
2003年 | 施行距離をダート1200mに変更 |
2006年 | 施行場を旭川ダート1600mに変更 パラダイスフラワーが旭川ダート1600mの2歳コースレコードを更新 |
2007年 | 格付け表記をJpn3に変更 |
2009年 | 施行場を門別ダート1200mに変更 |
2010年 | GRANDAME-JAPAN 2歳シーズンに指定 リアライズノユメが門別ダート1200mの2歳コースレコードを更新 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |