蒼馬久一郎
にしのけいご
第14回アンタレスS(26日、京都10R、GIII、4歳上オープン国際、別定、ダ1800メートル、1着本賞金3900万円=出走16頭)川田将雅騎乗で単勝2番人気のウォータクティクスが逃げ切り、ダートは無敗6連勝で重賞初制覇。1分47秒8(重)は、08年にボンネビルレコードが交流GII日本テレビ盃(船橋、不良)でマークした時計に並ぶ日本レコード。初コンビだった川田は「本当に強かった。劇的にスイッチが入ってしまうので、そこを注意して乗りました。勝ててホッとしています」と会心の笑み。フェブラリーS優勝のサクセスブロッケンを筆頭にダート最強の4歳世代にまた大物の誕生。今秋以降の活躍が楽しみだ。連覇に挑んだ1番人気ワンダースピードは2馬身差の2着だった。