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【全日本2歳優駿】ルヴァンスレーヴが3連勝で戴冠


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【全日本2歳優駿】ルヴァンスレーヴが3連勝で戴冠

 12月13日(水)の川崎競馬11Rで行われた第68回全日本2歳優駿(交流GI、2歳オープン、選定馬、定量、ダート・左1600メートル、14頭立て、1着賞金=3500万円)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の1番人気ルヴァンスレーヴ(牡、美浦・萩原清厩舎)が無傷の3連勝でダートの2歳王者の座に就いた。タイムは1分41秒6(良)。

 ハナを切ったのはサザンヴィグラス。ルヴァンスレーヴはスタンド前で最後方、外めをジワジワ進出して3コーナー過ぎにスパート。直線半ばで先頭に立ち、外から追い込んできたドンフェルティスの追撃を余裕十分の手応えで退けた。

 1馬身差の2着に武豊騎乗のドンフォルティス(3番人気、JRA所属)、さらに3馬身差遅れた3着には内から脚を伸ばしたハセノパイロ(6番人気、船橋所属)。

 このレースは、日本馬を対象とした米GIケンタッキーダービー(チャーチルダウンズ競馬場、毎年5月第一土曜日開催)の出走馬選定ポイントシリーズに組まれている。

 全日本2歳優駿を勝ったルヴァンスレーヴは、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ、母の父ネオユニヴァースという血統。北海道白老町・社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、G1レーシングの所有馬。通算成績は3戦3勝(うち地方1戦1勝)。重賞初制覇。全日本2歳優駿は、萩原清調教師は2011年オーブルチェフに次いで2勝目、ミルコ・デムーロ騎手は初優勝。

 ◆ミルコ・デムーロ騎手(1着 ルヴァンスレーヴ)「すばらしい馬です。位置取りはいつもの通り。馬の気持ちが一番大事ですから。新馬のときからスタートは速くない。今日は出てすぐ少しぶつけられたけど、その後は問題ない。初めてのコーナー4つのレースなので、自分の気持ちを馬がわかっていて、ゆっくり行きましょうと二人で思って走っていました。来年のケンタッキーダービーですか。勝ちたい。行きたい。楽しみですね」

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