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【大井・レディスプレリュード2025】血統アナリシス Seattle Slewの血筋に勢いあり、古くからクロフネ~フレンチデピュティも好相性

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【大井・レディスプレリュード2025】血統アナリシス Seattle Slewの血筋に勢いあり、古くからクロフネ~フレンチデピュティも好相性

2020年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、A.P. Indy系が4頭、スペシャルウィーク系が2頭、シンボリクリスエス系が1頭、フレンチデピュティ系が1頭、ステイゴールド系が2頭、キングカメハメハ系が1頭、ディープインパクト系が1頭、ハーツクライ系が1頭、そのほか2頭。

血統傾向としてはクロフネを筆頭に、父または母の父にフレンチデピュティ系種牡馬を配された馬の好走が目立ち、2020年1着マルシュロレーヌ、2021年1着レーヌブランシュ、2022年2着テリオスベルが該当。なお、データ集計期間外ではあるものの、2016年にはクロフネ産駒のホワイトフーガとトーコーヴィーナスで2着同着となるほか、前者は2015年3着、2016年2着、2017年2着とリピーターとしても活躍していた。

また、近年の勝ち馬に重きを置くと、2022年プリティーチャンス(父シンボリクリスエス)、2023年アーテルアストレア(父リーチザクラウン)、2024年グランブリッジ(父シニスターミニスター)と「父または母の父がSeattle Slew系」となる種牡馬の産駒が勝利をつかんでいる。


バスタードサフランは、父マジェスティックウォリアー×母ウィッシュハピネス(母の父ゴールドアリュール)。A.P. Indy~Seattle Slewと遡る父系で、同系統からは2020年2着マドラスチェック、2023年3着ライオットガール、2023年2着&2024年1着グランブリッジなどが出た。なお、本馬と同じ「マジェスティックウォリアー×ゴールドアリュール」の組み合わせには、2024年東京ダービーを勝ったラムジェットが挙げられる。近年の血統傾向からもSeattle Slewの血を色濃く持つ馬の勢いは侮れず、母ウィッシュハピネス、近親ケイアイレオーネとダートグレード競走で実績のある血統背景も申し分ない。

フェブランシェは、父リアルスティール×母マイティースルー(母の父クロフネ)。古くから好相性を示してきたクロフネ~フレンチデピュティの血脈だが、近年は母の父としても優秀で、2020年1着マルシュロレーヌ、2022年2着テリオスベル、データ集計期間外も含めれば2017年3着アンジュデジール、2018年2着ブランシェクールと枚挙にいとまがない。このうちアンジュデジールとテリオスベルは、ディープインパクト直系であることも本馬にとっては追い風だろう。半姉にパッシングスルーやスルーセブンシーズがいることを考えれば、まだまだ上を目指せる資質を秘めていそうだ。

■注目馬
⑩バスタードサフラン、⑪フェブランシェ

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