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【水沢・赤松杯2025】フジユージーンの復帰戦でのレースぶりに注目

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【水沢・赤松杯2025】フジユージーンの復帰戦でのレースぶりに注目

赤松杯・レース概要】
水沢競馬場のダート1600mを舞台に争われる、岩手競馬所属の4歳以上の馬による重賞競走。岩手競馬における重賞格付けはM2。
1975年に特別レースとして創設。2013年に重賞へと昇格した。特別競走時代には、盛岡競馬場で実施された年もあったが、昇格後は水沢競馬場のレースとして定着している。シアンモア記念のトライアルレースにもなっており、上位3頭に優先出走権が付与される。

赤松杯・検討のポイント】
昨年の東北優駿馬フジユージーンがこのレースで復帰する。昨年のクラシック戦線で主役を務めた同馬が、復帰戦でどんな走りを見せるのか注目が集まる。そのフジユージーンとの対戦が楽しみな古馬も多いが、それらの中にも休養明けの馬が含まれ、相手候補までということになりそうだ。

赤松杯・出走馬概要】
フジユージーン
デビューから8連勝。このうち6勝が重賞という圧倒的な強さで、岩手競馬3歳世代の頂点まで上り詰めた。それだけに、その後のJRA所属馬相手での不来方賞4着、大井・ジャパンダートクラシック10着の結果はショックも大きかったことだろうが、地方所属馬同士の戦いに戻った前走の園田・楠賞では見事優勝を果たした。当時は、フークピグマリオン(愛知)やプリフロオールイン(高知)など、他地区のダービー馬も揃うなか、自身も岩手から園田に遠征しての一戦だったことを考えると、高い評価を与えられる勝利と言えるだろう。今回は地元・岩手所属馬同士の対戦で、前走の楠賞からの休養明けだけが不安材料となる。今回も村上忍騎手とのコンビで参戦する。

フレイムウィングス
昨年の桐花賞(7着)の後、冬期の休養を挟んで3月に一度出走してここを迎える。前述のとおり、休み明けが一つのポイントになりそうなレースでもあることから、順調さでリードするこの馬には注目したい。まだ重賞勝利こそないが、昨年も5月にあすなろ賞で3着、すずらん賞で2着に入るなど、重賞タイトルまでもう少しで手が届くところまで来ているだけに、ここもチャンスはじゅうぶんだろう。塚本涼人騎手が引き続き騎乗する。

ヒロシクン
今回と同じ水沢のマイル戦では、昨年の青藍賞トウケイニセイ記念を勝利している。桐花賞(4着)以来の実戦で、やはり割引が必要かもしれないが、フジユージーンとの初対決が非常に楽しみな脚力の持ち主であることは事実。今回は高松亮騎手に手が戻る。


桐花賞3着の11歳馬ノーブルサターンも、ここを直行ローテで迎える一頭。年齢については、このメンバーの中ではあまり気にする必要のない部分だろうが、休養明けがどの程度影響するのかについては走ってみないとわからない面も多い。ヒロシクン同様に、馬体重の増減やパドックでの気配にも注意したい。

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