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【船橋・ブルーバードカップ2025】血統アナリシス 昨年はStorm Catの血を引く馬でワンツー決着

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【船橋・ブルーバードカップ2025】血統アナリシス 昨年はStorm Catの血を引く馬でワンツー決着

昨年からダートグレード競走として施行されているブルーバードカップだが、同時に施行距離をダート1800mへとリニューアルしているため、過去の結果から血統傾向を探ることが難しい。ちなみに、重賞時はダート1600m、特別競走時はダート1600mとダート1700m、準重賞時はダート1700m戦として施行されていた。

参考までに昨年の結果をみると、1着アンモシエラ(父ブリックスアンドモルタル)、2着エコロガイア(父Speightstown)、3着バロンドール(父ニューイヤーズデイ)となる。種牡馬の系統こそさまざまだが、1~2着馬はStorm Catの血脈を持つことで共通。また、勝ち馬のアンモシエラは、多くの重賞好走馬を出してきたフェアリードールを牝祖とする血統で、同一族はNureyevを基調とした配合で成功していることも気に留めておきたい。


ジュゲムーンは、父コパノリッキー×母バーバリアン(母の父マンハッタンカフェ)。本馬は2代母ドーニングストームを介してStorm Catの血を引くほか、父コパノリッキーがゴールドアリュールの直仔であるため、父系と母系の違いはありながらも昨年の勝ち馬アンモシエラとはStorm Catとゴールドアリュールの配列位置が共通する。全日本2歳優駿では上がり3F最速、次位と上がり差0秒7という目の覚めるような末脚で5着に追い込んでおり、エンジンのかかりが遅かった様子を考えても200mの距離延長は歓迎だろう。

ミストレスは、父キズナ×母チェロキーメイドン(母の父Distorted Humor)。従兄にクラシック三冠などG1を5勝したコントレイル、近親にベルモントSなどアメリカのダートG1を4勝したEssential Qualityがいる華々しい血統で、2代母FolkloreもBCジュヴェナイルフィリーズなどG1を2勝した実績を持つ。昨年の勝ち馬を出したブリックスアンドモルタルが父系と母系にStorm Bird(=Storm Catの父)を配された血統構成であることを鑑みると、本馬も父系と母系の双方でStorm Catの血を引く血統構成が興味深い。


■注目馬
ジュゲムーン、④ミストレス


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