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【門別・JBC2歳優駿2024】血統アナリシス リニューアル後はA.P. Indyの血を引く馬が毎年上位争い

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2020年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が4頭、A.P. Indy系が4頭、Mr. Prospector系が2頭、ワイルドラッシュ系が2頭。なお、昨年はサンデーサイレンス系にあたるフォーエバーヤング(父リアルスティール)が勝利をつかんだ。

JBC2歳優駿としてリニューアルした2020年以降は、A.P. Indyの血を引く馬が毎年連対しており、そのなかでもシニスターミニスターは父として2020年1着ラッキードリームと2023年3着ブラックバトラー、母の父として2020年2着トランセンデンスを出すなど、直系にとどまらない活躍をみせている。また、今年は該当馬がいないものの、2020年2着トランセンデンス、2022年3着リアルミーとトランセンドが種牡馬として2頭の好走馬を送り出していることも気に留めておきたい。


リコースパローは、父シニスターミニスター×母リコーデリンジャー(母の父スウェプトオーヴァーボード)。前述のとおり、同産駒からは2020年1着ラッキードリーム、2023年3着ブラックバトラーが出ており、本馬は今年のメンバーで唯一の「父または母の父がA.P. Indy系種牡馬」に該当する馬でもある。また、名牝Great Lady M.に遡るボトムラインも優秀で、日本ではスプリンターズSを母仔制覇したビリーヴやジャンダルムが近親にあたる。母リコーデンジャーも2017年エーデルワイス賞で3着の実績があるように、本馬は父系の持久力と母系のスピードがいい塩梅なので、完成度の高さと先々の成長力の両方に期待できる存在だろう。


ダノンフェルゼンは、父ミッキーアイル×母ダノンオスカル(母の父キングカメハメハ)。ディープインパクトの直系孫世代で、母系5代以内にA.P. IndyとDeputy Ministerを併せ持つ配合は、昨年の勝ち馬フォーエバーヤングを想起させる。なお、本馬は2代母の父BernardiniがA.P. Indyの直仔だ。3代母ジンジャーパンチは2007年BCディスタフなどアメリカのダートG1を6勝した逸材で、日本ではルージュバックやポタジェ、テンカハルなどを出して枝葉を広げている。早期完成度という面では強調しづらいかもしれないが、奥深い血統であることに相違はない。


■注目馬
リコースパロー、①ダノンフェルゼン

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