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【珊瑚冠賞・レース概要】
高知競馬所属の3歳以上の馬による重賞競走。ダート1900m戦で争われる。1989年に前年まで行われていた「足摺特別」という重賞競走を名称変更する形で創設。当初は2100mや1800mという距離で実施されていたが、1997年に現在の1900m戦となった。
JBCクラシックの指定競走となっている。また、上位3頭には年末の高知県知事賞への優先出走権が付与される。
【珊瑚冠賞・検討のポイント】
5月の福永洋一記念で2着に敗れたユメノホノオだが、6月の特別戦を快勝し、このレースに駒を進めてきた。福永洋一記念で先着を許したグッドヒューマーの名前はこのレースにはなく、今回もユメノホノオの独壇場となる可能性が高い。もしユメノホノオに先着できるとすれば、当時のグッドヒューマーのように前でレースの主導権を握ることができる馬ではないだろうか。
【珊瑚冠賞・出走馬概要】
ユメノホノオ
4走前の高知県知事賞(1着)は2400m、3走前の二十四万石賞(1着)は1900m、そして2着に敗れた2走前の福永洋一記念は1600m、そして前走の特別戦(1着)は1800m。3歳時には1300mの土佐春花賞や1400mの黒潮皐月賞での勝利もあるが、現状は距離が長いほうがいいタイプで、福永洋一記念は距離不足が敗因だったと考えられる。馬群の後方から徐々に押し上げ、最終的には先頭に立ってゴール、という戦法であることも、この馬の距離適性と大きく関係している可能性が高い。そう考えると、今回の1900mへの距離延長は条件好転ということになりそうだ。今回も金沢から吉原寛人騎手が駆け付けて騎乗する。
ニシノキントウン
ユメノホノオの負けパターンは、前で粘り込む馬を捕まえ切れなかった時、ということは先述のとおり。今回のメンバーで、近走で逃げる競馬を経験しているのは、3走前に1600m戦で3着に逃げ粘ったこの馬のみ。その後の2戦は、1300~1400m戦でレースの主導権を握ることができなかっただけに、今回の距離延長で楽な逃げの手に出るようなら、波乱の主役となる可能性は十分にある。鞍上・妹尾浩一朗騎手の判断に注目したい。
グリードパルフェ
3月に佐賀に遠征して、はがくれ大賞典に出走した際、道中2番手から4コーナーで先頭に立ち、そのまま2着に粘り込んだ実績がある。この馬も当時と同様の競馬ができるようなら面白い。はがくれ大賞典後はレースを使われておらず、出走予定だった佐賀の鳥栖大賞が取り止めとなったのは痛いが、今回川崎から駆け付けて初コンビを組む野畑凌騎手が無欲の先行策に出るようなら、この馬にもビッグチャンスが舞い込むかもしれない。
上記3頭以外で実績上位と言えば、ガルボマンボということになる。ただし、この馬が前で流れに乗ることができるかとなると少々疑問が残るゆえ、2~3着候補として押さえておくにとどめたい。
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2位 | コパノヴィンセント |
3位 | コスモストーム |
4位 | ヤマニンシュラ |
5位 | ベラジオドリーム |
6位 | アンタンスルフレ |
7位 | ラッキードリーム |
8位 | シャインミラカナ |
9位 | マンダリンヒーロー |
10位 | マッドルーレット |
1位 | 森泰斗 船橋 |
---|---|
2位 | M.ミシェル 川崎 |
3位 | 宮下瞳 愛知 |
4位 | 吉村智洋 兵庫 |
5位 | 加藤聡一 愛知 |
6位 | 笹川翼 大井 |
7位 | 望月洵輝 愛知 |
8位 | 岡部誠 愛知 |
9位 | 秋山稔樹 JRA |
10位 | 今井貴大 愛知 |
1位 | 小久保智 浦和 |
---|---|
2位 | 角田輝也 愛知 |
3位 | 塚田隆男 愛知 |
4位 | 今津博之 愛知 |
5位 | 藤ケ崎一人 愛知 |
6位 | 北出成人 JRA |
7位 | 竹下直人 愛知 |
8位 | 水野貴史 浦和 |
9位 | 櫻井今朝利 愛知 |
10位 | 坂口義幸 愛知 |