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森泰斗騎乗で2番人気のヒーローコールが復活の重賞3勝目を飾った。好スタートを決め、道中は3番手を追走。3コーナーから仕掛けて残り100メートルで先頭に立つと、1番人気マンダリンヒーローの追い上げを1馬身¾差で退けた。タイム1分52秒1(不良)。2着から1馬身差の3着にはウインドフレイバーが入り、金沢から参戦の無敗馬ショウガタップリは6着に敗れた。勝ったヒーローコールの次走は、サンケイスポーツ盃戸塚記念(9月14日、川崎、SⅠ、ダ2100メートル)の予定。
■ヒーローコール 父ホッコータルマエ、母アインライツ、母の父ティンバーカントリー。黒鹿毛の牡3歳。浦和・小久保智厩舎所属。北海道新ひだか町・坂本春雄氏の生産馬で、馬主は山口裕介氏。戦績13戦7勝(うち中央1戦0勝)。獲得賞金9847万3000円(うち中央454万3000円)。重賞は2022年SⅡ鎌倉記念、23年SⅢ雲取賞に次ぐ3勝目。黒潮盃は小久保智調教師が初勝利、森泰斗騎手は16年ミスミランダー、22年エスポワールガイに次ぐ3勝目。
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◆森泰斗騎手(ヒーローコール1着)「もまれ込むと力を出し切れないけど、今回はいい位置につけられた。気持ちに余裕があって、まだ伸びしろがある」
◆小久保智調教師(同)「前めで追走できたので、大丈夫だろうと思っていた。歯がゆいレースが多かったので、今回のようなレースを続けられるよう頑張りたい」
◆クアトロ騎手(マンダリンヒーロー2着)「帰国初戦でもコンディションは良かった。ヒーローコールのスパートに続けて仕掛けたけど、今回は勝ち馬が強かった」
◆的場文騎手(ウインドフレイバー3着)「マイペースで行けて、これなら、と思ったけど上位2頭が強かった。距離は長くても大丈夫」
◆藤田凌騎手(ドラケン4着)「3コーナーでペースアップした時について行けなかった。切れる脚がないので、もう少しペースが流れてほしかった」
◆笹川翼騎手(タイガーチャージ5着)「絶好のポジションで行けたし、徐々に差を詰めている。成長を感じるし、これからに期待」
◆吉原寛騎手(ショウガタップリ6着)「勝負どころで挟まれたのが痛かった。輸送もクリアして、状態は良かったけど…」