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【佐賀記念】ラスト交流重賞の福永祐一騎手に導かれバーデンヴァイラーが快勝

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2月9日(木)の佐賀9Rで行われた「第50回佐賀記念」(JpnⅢ、4歳以上オープン、別定、ダート・右2000メートル、12頭立て、1着賞金=3000万円)は、2番人気の支持を集めたバーデンヴァイラー(牡5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が2番手追走から勝負どころの3コーナーで先頭に立って押し切り勝利。2月末で引退、調教師転向が決まっており、地方交流重賞の舞台ではラスト騎乗となった福永祐一騎手に導かれ、昨夏のマーキュリーC以来2度目となる重賞Vを果たした。タイムは2分9秒9(稍重)。

好位からしぶとく追い上げたデルマルーヴル(6番人気)が1馬身差の2着、1番人気に支持されたカフジオクタゴンはさらにクビ差の3着に敗れた。

◆福永祐一騎手(1着 バーデンヴァイラー)「最後の交流競走だったので、いい結果を出せればいいなと思っていましたが、馬が頑張ってくれて良い形で締めてくれたので、幸せな気持ちです。(声援は)ちゃんと聞こえていましたが、ゴールまで気を緩めるわけにはいかなかったので、最後まで馬と一緒に頑張りました。斉藤調教師とも話をしていたのですが、レースプラン通りに進めることができました。まずはスタートを決めることが大事なところでしたが上手くクリアできて、2番手を取ってからはリズム良く走れていたので、この馬本来の力をお見せすることができたと思います。(佐賀記念は)なかなか勝つことができていなかったので、最後の最後で勝利をプレゼントしていただきうれしいです。デビュー当時から全国各地の地方競馬場に行かせていただき、たくさんの方の応援をいただきました。僕にとって交流での舞台というのはいつもの日常とは違い、いつも新しい刺激を受ける場所でもありました。最後をこんな形で締めることができ、こういった自分の想いも皆様の前でお伝えすることができて、本当にうれしく思います」

佐賀記念を勝ったバーデンヴァイラーは、父ドゥラメンテ、母ヴィートマルシェ、母の父フレンチデピュティという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は13戦7勝(うち地方2戦2勝)。重賞は2022年マーキュリーC(JpnⅢ)に次いで2勝目。管理する斉藤崇史調教師、騎乗した福永祐一騎手ともに佐賀記念は初勝利。

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