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【岩手競馬重賞みどころ】第27回クラスターカップ(Jpn3)
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クラスターカップ(Jpn3)
盛岡競馬場・ダート1200m
8月16日(火)16:40発走
1996年、新盛岡競馬場=OROパークが完成したのを記念し、創設されたのがクラスターカップ。命名由来はスタークラスター(星団)から。地方競馬各主催者とJRAを星団に例え、互いにしのぎを削り、また協力し合い共に発展していこうという意味が込められました。今年のJBCは盛岡競馬場&門別競馬場が舞台。JBCスプリント(Jpn1)と同じ盛岡ダート1200mで行われる今年のクラスターカップは、より直結する一戦となります。
【注目馬情報】
★ダンシングプリンス 牡6歳 宮田敬介きゅう舎・JRA美浦
デビュー戦は競走除外後の3歳8月31日、芝1200mで2着。続く1勝クラス11着後、南関東へ移籍。ワンサイドで3連勝をあげ、JRA復帰後も圧巻の3連勝でオープン入りを果たしました。重賞初挑戦・カペラSは0秒1差3着惜敗。一戦置いて現在まで4連勝中。カペラS、リヤドダートスプリント(サウジアラビア)、北海道SCと重賞3連勝もマークしました。クラスターCはJBCスプリント制覇へのステップレースでもあります。
★リメイク 牡3歳 新谷功一きゅう舎・JRA栗東
中京・2歳新馬戦を勝ちあがり、4戦目から3連勝。GⅢ・ユニコーンSで1番人気に支持されましたが、ペイシャエスなどのイン強襲に遭って6着。しかし0秒2差ですから評価ダウンにはなりません。勝ち星4勝はすべてダート1400m。今回の1200m戦は未経験ですが、51キロの負担重量を味方に古馬を一蹴します。
★リュウノユキナ 牡7歳 小野次郎きゅう舎・JRA美浦
昨年、東京スプリント優勝、北海道スプリントカップ2着から参戦。中団キープからインを鋭く突いて3馬身差で完勝。重賞2勝目を手にしました。以降もダート重賞路線などで活躍を続け、2着4回3着1回。JBCスプリントでも5着を確保しましたが、ほしいのは重賞タイトル。相性のいい盛岡で首位奪回に燃えています。
★ジャスティン 牡6歳 矢作芳人きゅう舎・JRA栗東
一昨年、東京スプリントを皮切りに東京盃、カペラステークスと重賞3勝。ダート短距離の主役を演じました。翌年、海外遠征を試みましたが、リヤドダートスプリント6着、ドバイゴールデンシャヒーン11着。以降はスランプに陥りましたが、前走・大和ステークス1着でついに復活。半年ぶりの実戦ですが、勢いを取り戻しました。
★オーロラテソーロ 牡5歳 畠山吉宏きゅう舎・JRA美浦
アメリカ生まれでAPインディ系マリブムーン産駒。デビュー4戦は芝を使いましたが、5戦目からダート路線へシフトして頭角。昨年6月に3勝クラスを卒業し、前走も含めてオープンでも2勝マークしました。地方ダートは初めてですが、マリブムーン産駒はアメリカで大活躍。コース形態が同じ盛岡で初重賞を獲得するか。
★スティンライクビー セン10歳 村上昌幸きゅう舎・盛岡
命名は父キンシャサノキセキから。モハメド・アリがキンシャサで奇跡を起こしましたが、彼のキャッチフレーズ“蝶のように舞い、蜂のように刺す(Sting like a bee)―”に由来します。今年10歳を迎えましたが、地元ダート短距離で毎回のように上位を確保。今回、3年連続で出走。昨年は6着健闘し、さらに上の着順を目指します。
文:松尾康司
(岩手競馬プレスリリースより)
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