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【ALL About船橋重賞】最終追い優秀!カジノフォンテン見限るのは早計


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【ALL About船橋重賞】最終追い優秀!カジノフォンテン見限るのは早計

過去に連覇を達成した馬を見ると、JRA所属が3頭なのに対し、地方馬は交流以前を含めてもいない。

そこで注目されるのが、昨年の覇者カジノフォンテン(牡6)=船橋・山下之=だ。前走の京成盃グランドマイラーズは、良化途上でスタート直後に挟まれる不運も重なった。それでも2着を確保したのは強さの証しでもある。

1日に船橋競馬場の本コース(稍重)で最終追い切りが行われ、約3年ぶりにコンビを組む本田重騎手を背に、6ハロン標識を過ぎたあたりから加速=写真。馬場の4分どころを通って直線に向き、軽く気合をつけられた程度で5ハロン62秒7、上がり3ハロン37秒6をマークした。力の要る今の馬場を考慮すれば、優秀な時計といえる。

「以前乗っていた頃(3歳春)より馬体がしっかりしてきましたね。追い切りは指示通りに長めにいったけど、最後も肩ムチに反応していました」と、先月27日から調教でまたがってきた本田重騎手は順調な仕上がりを強調。見届けた山下之調教師も「1週前に時計を出しているので、これくらいでOK。まずまずの動きでしたね。連覇? チャンスはあると思います」と合格点を与えた。

昨年のかしわ記念以降は勝ち星がないが、右回りや展開など各レースごとに敗因ははっきりしている。7戦6連対を誇る地元のマイル。見限るのは早計だ。 (大貫)

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