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【菊水賞】3番人気のベルレフォーンが差し切り1冠奪取


©サンケイスポーツ


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兵庫競馬のクラシック第1弾「第54回菊水賞」(3歳オープン・1700メートル)が7日、園田競馬場で行われ、下原理騎乗で3番人気のベルレフォーン(牡・新子)が豪快に差し切り、初重賞制覇を大一番で決めた。下原騎手は菊水賞6勝目(通算重賞76勝目)、新子調教師は同4勝目(同48勝目)。同厩舎で1番人気に支持されたバウチェイサーは3着だった。



フルゲート12頭立てとなった一戦は、最内枠から好発を決めたニネンビーグミが主導権を握る展開。断然の1番人気に支持されたバウチェイサーは好位の外を追走し、ベルレフォーンは中団のインでじっと脚をためた。3コーナー手前でバウチェイサーが早めに前を捕らえに動き、それをマークするようにエイシンクエーサーも進出。直線を向いて先頭に立ったバウチェイサーが押し切るかに見えたが、直線入り口で外へ持ち出したベルレフォーンが自慢の末脚で一気に突き抜けた。しぶとく伸びたエイシンクエーサーがゴール前で浮上して2着。バウチェイサーは踏ん張りを欠いて3着に終わった。

勝ったベルレフォーンと3着のバウチェイサーの次走は、ともに交流重賞・兵庫チャンピオンシップを予定している。

◆下原騎手(ベルレフォーン1着)「内枠はいいと思っていましたが、勝つまでは想像していませんでした。折り合いがついてレースがしやすいのがいいところです」

★新子師「距離は長いところが合っている馬です。直線を向いたときに勢いがあったので勝ったと思いました。まだまだ強くなると思います」

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