地方競馬ニュース

【関東オークス】垣見のギャンブル三昧


©サンケイスポーツ


 936  1  0

関東オークス◎の理由】

 川崎競馬は2夜連続の重賞開催。開催2日目に行われた電撃戦『川崎スパーキングスプリント』は昨年のサンケイスポーツ盃優駿スプリントの覇者○カプリプレイバーが初代王者に輝いた。◎を打ったポッドギルは3着。人気馬同士の決着だったうえ、馬券を取りこぼしたが、予想の精度はかみ合ってきたのでは、とプラスに捉えている。

 開催3日目の16日に行われるのが、それとは対照的にスタミナ比べとなる『関東オークス』(交流GII、2100メートル)だ。

 当方が現場記者になって、一昨年のトーセンガーネット、昨年のアクアリーブル、そして今年のケラススヴィアと3年連続で牝馬2冠馬の誕生を目にしてきた。ただ、牝馬3冠は2006年のチャームアスリープただ1頭しか達成していない。ガーネットにしろ、アクアリーブルにしろ当時は負けるはずがないと思っていたと記憶しているが、なかなかどうしてJRA所属馬の牙城を崩せない。

 そういった点でも注目を集めるが、今年もJRA勢は強力なメンバーが集結した。

 本命は前売り1番人気のウェルドーンに打った。デビュー4戦目に1700メートル戦を使われて以降、成績が安定して6戦目で待望の初勝利をマーク。1勝クラスを勝って臨んだ前走の鳳雛Sでは、UAEダービーで4着したタケルペガサスに3馬身差の完勝。キャリアを積むごとにパワーアップしている。

 コース、ナイター、距離と初物づくしだが、陣営は「距離も左回りも特に心配はない。パワーもあるので楽しみのほうが大きい」と全く不安視していない。小回り向きの先行力があるのも強みで、タイトル奪取は十分に狙える。馬券は単勝と、牝馬3冠成就の期待を込めてケラススヴィアとの馬連複1点で勝負したい。

 ■垣見耕平(かきみ・こうへい) 1988年生まれ、東京都出身の牡牛座。某ファストフード店で店長代理を務めた後、サンケイスポーツレース部へ転職。予想は1番人気の死角、欠点を探し、妙味ある馬を発掘する。買い方は単・複を厚めに勝負。休日はもちろんギャンブル。酒はビール、たばこはハイライトが好き。

関連キーワード

 ナイス!(1

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

競馬関連ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース