地方競馬ニュース

【川崎スパーキングスプリント】垣見のギャンブル三昧


©サンケイスポーツ


 1,038  0  0

【川崎スパーキングスプリント◎の理由】

 地方競馬ダービーシリーズは今のところ全レース参戦している。一番悔しかったのが兵庫ダービーだ。

 馬券は(6)シェナキング→(3)スマイルサルファー→(1)エイシンイナズマの順で3連単を購入していた。ゴールした瞬間は馬券が当たったと思って小躍りをしていたのだが、スロー映像を見ると(3)スマイルサルファー→(6)シェナキング→(1)エイシンイナズマの順でゴールに入っていた…。

 大金を手にしたと思ってはしゃいだ自分がバカだったと自分を呪いたくなったが、馬券の負けは馬券を当てて取り返すしかない。当然のように、キャリーオーバーがあった14日の川崎競馬のトリプル馬単に参戦した。1レース目を難なくクリア。しかし、落とし穴は2つ目のレースにあった。買ったと思っていたはずの2着馬が、買っていない…。

 当たったと思ったのに当たっていない、というのを連発するのはメンタルに悪影響を及ぼす。それでも、3つ目が外れていれば諦めがつくのだが、1点勝負で堅いという読み通りに決着したのだから手に負えない。何より不快だったのは、その一部始終を鬼デスクが見ていて、口先では「惜しかったねえ」と言いながら心底うれしそうにしていたことだ…。

 14日の川崎競馬メイン11Rは『第1回川崎スパーキングスプリント』(SIII、ダート900メートル)。気持ちも新たに、この新設重賞を的中させて鬱憤を晴らしたいと思う。

 初代王者を目指してスピード自慢が集結したが、◎はポッドギルに打った。重賞ユングフラウ賞を制し、サンケイスポーツ盃優駿スプリントでも4着した快速馬だ。1000メートル以下では【3・3・2・2】で全て5着以内。ワンターンの競馬にめっぽう強い。

 前走は久々のぶん、行き脚がつかなかったが、上がり3ハロンで35秒6の豪脚で差し切った。ひと叩きされた上積みは確実で、管理する鈴木啓之調教師も「ここに照準を合わせてやってきて、中間も動けている」と順調ぶりをアピール。引き続き得意の川崎900メートルなら重賞2勝目のチャンス到来だ。馬券は単勝とスピードは見劣りしないカプリフレイバー、交流GI勝ちが光るヴァケーションを相手に馬連単で勝負する。1分弱の間に、自分の流れも劇的に変わる結果を期待したい。

 ■垣見 耕平(かきみ・こうへい) 1988年生まれ、東京都出身の牡牛座。某ファストフード店で店長代理を務めた後、サンケイスポーツレース部へ転職。予想は1番人気の死角、欠点を探し、妙味ある馬を発掘する。買い方は単・複を厚めに勝負。休日はもちろんギャンブル。酒はビール、たばこはハイライトが好き。

 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース