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ソルテを管理した大井・寺田調教師が引退

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ソルテを管理した大井・寺田調教師が引退

 TCK特別区競馬組合は28日、寺田新太郎調教師(72)=大井=が31日付で引退することを発表した。地方通算成績は、6342戦734勝(うち重賞18勝)。2016年NARグランプリで年度代表馬、4歳以上最優秀牡馬、最優秀短距離馬の3部門を受賞したソルテを管理したことで知られる。

 寺田師は「3月で定年を迎えるので、無理に引き延ばさず引退することにしました。思い出に残る馬は、ミスターヨシゼンとソルテ。ミスターヨシゼンは(1989年の)全日本アラブ大賞典で、JRAのアキヒロホマレ(8着)を負かして勝ったのが印象的でした。ソルテは上田健人騎手(引退)の調教が合っていたことが、活躍につながったと思います。最後まで、やはり馬は難しいなと思いましたし、サラブレッドのダービーをとれなかったのも残念ですが、やり切った思いはあります。今後はゆっくり過ごしたいと思います」とコメントした。

 また、ソルテの主戦騎手を務めた吉原寛人騎手は「寺田先生には頭が上がりません。引退はすごく残念です。大井の前開催の際にあいさつをさせていただきましたが、こみ上げるものがありました。物腰が柔らかい方でしたが、目の奥には勝負師としての力があり、いつも緊張感を持って乗っていました。今後はゆっくりしてほしいです」と引退を惜しんでいた。

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