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【川崎記念】カジノフォンテン圧逃!地方馬10年ぶりV


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【川崎記念】カジノフォンテン圧逃!地方馬10年ぶりV

 1月27日の川崎11Rで行われた2021年最初の統一GI・第70回川崎記念(交流GI、4歳以上オープン、定量、ダート・左2100メートル、10頭立て、1着賞金=6000万円)は、張田昂騎手騎乗で4番人気のカジノフォンテン(牡5歳、船橋・山下貴之厩舎)が最内枠から好スタートを切って先頭を奪うと、後続を寄せ付けず勝利。2011年フリオーソ以来10年ぶりとなる地方所属馬Vを果たした。タイムは2分14秒9(重)。



 断然の支持を集めたオメガパフュームは1周目スタンド前でまくり気味に好位までポジションを上げるも、マイペースの逃げを打った勝ち馬の影も踏めず3馬身差の2着止まり。さらに3/4馬身差の3着には2番手から粘り込んだダノンファラオ(3番人気)が入線し、ルメール騎手との新コンビで2番人気に支持されたロードブレスは中団から伸び切れず6着に敗れた。



 川崎記念を制したカジノフォンテンは父カジノドライヴ、母ジーナフォンテン、母の父ベストタイアップという血統。北海道登別市・登別上水牧場の生産馬で馬主は吉橋興生氏。通算成績19戦10勝。重賞は20年京成盃グランドマイラーズ、勝島王冠に次いで3勝目。川崎記念は山下貴之調教師、騎乗した張田昂騎手ともに初勝利。



 ◆張田昂騎手「本当に嬉しいです。馬と関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。手応えもリズムも良かったですが、直線は余裕がなく、着差以上にいっぱいいっぱいでした。この結果に満足せず、馬も成長しているので、大きなところを目指していきたいです。コロナのなかでも仕事をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。この馬とどこまで行けるか、挑戦していきたいと思います」



 ◆山下貴之調教師「嬉しいです。厩務員も張田君も絶好調と言っていたので、自信をもって送り出しました。ゲートだけ出てくれと思っていましたが、うまく乗ってくれました。終始、手応えが良かったので勝てるかなと思いましたが、周りの馬も強いので油断しないで乗って欲しいと思っていました。今後は大目標がかしわ記念なので、ひと息入れて、直接行くか、叩いてから行くか、厩舎に帰って考えます。このような状況でお客様が入れず残念ですが、入れるようになったら、強いカジノフォンテンを見に来てください」

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マサマサバッジョ|2021年1月27日 20:01 ナイス! (0)

おめでとう㊗️ございます^_^

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