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【黒船賞】重賞初挑戦のラプタスが圧巻の逃走V!


©サンケイスポーツ


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 3月10日の高知5Rで行われた第22回黒船賞(交流GIII、4歳以上オープン、別定、ダート・右1400メートル、12頭立て、1着賞金=2100万円)は、幸英明騎手騎乗で5番人気のラプタス(セン4歳、栗東・松永昌博厩舎)が好スタートから先手を奪って前半2ハロン22秒9の高速ラップを刻むと、最後まで脚色衰えることなく逃走V。重賞初挑戦ながら圧巻の走りを見せつけた。タイムは1分27秒3(不良)。



 3馬身差の2着には後方から追い込んだテーオージーニアス(2番人気)が食い込み、昨年の覇者で連覇を目指したサクセスエナジー(4番人気)は2番手を追走したものの直線半ばで失速しさらに1/2馬身差の3着止まり。11歳の古豪サクラレグナム(6番人気)が地方馬最先着の4着に善戦し、1番人気のワンダーリーデルは5着、3番人気のデュープロセスは見せ場なく10着に大敗した。



 黒船賞を勝ったラプタスは、父ディープブリランテ、母エアラホーヤ、母の父ボストンハーバーという血統。北海道新ひだか町・藤原牧場の生産馬で、馬主は(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。通算成績は9戦5勝(うち地方1戦1勝)。重賞初制覇。管理する松永昌博調教師は黒船賞初勝利、騎乗した幸英明騎手は06年ブルーコンコルドに次いで2勝目。



 ◆幸英明騎手(ラプタス 1着)「前走(バレンタインS8着)が上手く乗れず力を発揮できなかったので、今日はいい仕事をしたいと思っていました。前走のように、スタート直後につまづかないように気を付けました。馬が楽に走ってくれていたので、手応えはずっと良かったです。(幸騎手が前回、黒船賞を制したブルーコンコルドの時と比べて?)気持ち的には挑戦者の立場なので、ブルーコンコルドの時よりは緊張しなかったかなと。今日も緊張はしていましたが、あの時よりはマシでした。ラプタス号はまだダートで底を見せていませんし、大きいところを狙える馬だと思うので、また応援してください」



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