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【東京盃】藤田菜七子がコパノキッキングで日本人女性騎手初の統一グレードレース制覇!

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【東京盃】藤田菜七子がコパノキッキングで日本人女性騎手初の統一グレードレース制覇!

 10月2日の大井11Rで行われた第53回東京盃(交流GII、3歳以上オープン、別定、ダート・右1200メートル、15頭立て、1着賞金=3500万円)は、藤田菜七子騎手騎乗で断然人気に支持されたコパノキッキング(セン4歳、栗東・村山明厩舎)が勝利。藤田菜七子は日本人女性騎手として史上初となる統一グレードレース制覇の快挙を成し遂げた。



 菜七子は今年、コパノキッキングとコンビを組んだフェブラリーSでJRA女性騎手初のGI騎乗を果たし、夏にはスウェーデンで行われた「ウィメンジョッキーズWC」で優勝を飾った。世界の一流ジョッキーたちが集った「シャーガーC」では女性選抜チームの一員として参戦し、8月に札幌で行われた「WASJ」にも選出。先日の9月29日には今年のJRA30勝目を挙げており、目下女性騎手のJRA年間勝利記録を更新中と勢いが止まらない。



 菜七子以外のJRA女性騎手が重賞に騎乗したのは、増沢由貴子(旧姓牧原、13、7、16着)、細江純子(9、10、16着)、田村真来(12着)の3人で、今回の勝利で菜七子がついに競馬界の歴史に新たな1ページを刻んだ。これまでコパノキッキングとのコンビでは4月の東京スプリント(大井、交流GIII)で2着、8月のクラスターC(盛岡、交流GIII)では3着と惜敗が続いていたが、今回ついに待望の勝利を果たした。



 東京盃を勝ったコパノキッキングは、父Spring At Last、母Celadon、母の父Gold Haloという血統。米国・Reiley McDonaldの生産馬で、馬主はDr.コパこと小林祥晃氏。通算成績は13戦8勝(うち地方3戦1勝)。重賞は2018年のカペラS(GIII)、19年の根岸S(GIII)に次いで3勝目。



 ◆藤田菜七子騎手(1着 コパノキッキング)「すごくほっとした気持ちの方が大きいです。それから、ホントに、とってもうれしいです。ナイターは2走前に経験しているので、そのときよりはイレ込みも少なかったですし、返し馬もすごくいい雰囲気で行けたと思います。どう乗ろうか、最後まで悩んだんですけど、ゲートを出たら主張していこうと思っていました。大井の直線がこんなに長く感じたのは初めてでした。続けて乗せていただいたオーナー、調教師の先生、厩務員さんやファンの方というか、人気を背負っていたので、ゴールの瞬間はすごくほっとしました。今後もひと鞍ひと鞍頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」

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