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【関東オークス】レース展望
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12日(水)に川崎競馬場で、第55回関東オークス(交流GII、3歳オープン、牝馬、定量、ダート・左2100メートル)が行われる。2000年に交流重賞となってからJRA勢が16勝、地元南関勢が3勝とJRA勢に分がある一戦だが、地元の南関東勢も例年以上に強力なメンバーが揃っている印象。今年は果たしてどんな結果が出るだろうか。
★ダートで2戦2勝と底を見せていないマドラスチェック
昨年11月のデビューから芝で3戦1勝と伸び悩んだものの、ダートに路線変更してからは2連勝と底を見せていないマドラスチェック(美浦・齋藤誠厩舎)が、4頭出走するJRA勢の中でも高い注目を集めそう。
前走の鳳雛Sは相手に恵まれた印象を受けるものの、JRAのオープン特別を勝っている実績はここでも評価して良いもの。管理する齋藤誠師(14年エスメラルディーナ)、コンビを組む大野拓弥騎手(15年ホワイトフーガ)はともに関東オークスを制した実績があり、勝ち方を分かっているのも心強い限りだ。
★“武藤家”と“菊沢家”の親子共演が実現!ラインカリーナ&エリーバラード
デビュー3年目で重賞初制覇を目指す武藤雅騎手とのコンビで挑むのは、オープン特別の伏竜Sで3着に善戦した実績があり、父・武藤善則調教師(美浦)が管理しているラインカリーナだ。
惜しくも3着止まりだった伏竜Sだが、今週末のユニコーンSでも上位人気に支持されることが確実なデアフルーグが勝利し、先週末に行われたベルモントSで5着に善戦したマスターフェンサーが2着。5着には全日本2歳優駿(交流GI)を制したノーヴァレンダの名前もあるように、非常にレベルの高いメンバー構成だった。
一番手に取り上げたマドラスチェックが勝利した鳳雛Sはメンバーの大半が1勝馬だったことを考えれば、オープン勝ちの実績はないものの“こちらの方が上だった”となる可能性も十分にあるのではないか。
武藤騎手と同じく重賞初Vがかかる菊沢一樹騎手は、父・菊沢隆徳調教師(美浦)が管理するエリーバラードとコンビ再結成で挑む。ここまで6戦2勝、2つの勝利はいずれも佐賀競馬場で行われた九州産馬限定の交流戦だったことを考えると、ここではやや見劣りするが、持ち前の先行力で見せ場を作ってもらいたいところだ。
★初めて逃げた前走で“一変”の走りを見せたローザノワール
昨夏の函館開催でデビューしてから芝で4戦して6、4、10、11着と結果が出ず、ダートに路線変更してから2戦目でようやく未勝利を脱出したローザノワール(栗東・西園正都厩舎)。1勝クラスに昇級後も2、5着と勢いに乗り切れずにいたが、初めて逃げる形となった前走で6馬身差の圧勝と、これまでとは“一変”した走りを見せている。
重賞どころかオープンクラスのレースも未経験で、これまでとはひと味違った相手との戦いとなるが、前走のパフォーマンスをここでも出せるようなら通用してもいいのではないだろうか。典型的な逃げ馬こそいないものの、逃げた事がある馬は何頭かいるだけに、序盤でスムーズに流れに乗れるかが上位進出のカギとなりそうだ。
★史上2頭目となる南関東牝馬三冠制覇を狙うトーセンガーネット
2006年に史上初となる南関東牝馬三冠を達成したチャームアスリープ以来の快挙を狙うトーセンガーネット(浦和・小久保智厩舎)は、一冠目の桜花賞で7馬身差の圧勝、東京プリンセス賞は2馬身差ながら着差以上に強い内容で完勝している。対JRA勢で見ても、牡馬の一線級が参戦していた兵庫ジュニアグランプリ(交流GII)で4着した実績があるだけに、牝馬同士なら通用して良いのではないか。
初体験となる2100mの距離や、目立った実績がない川崎コースなど克服課題は残されているが、いつもの走りを見せることができれば13年ぶり2頭目となる快挙達成のシーンが訪れる可能性が十分にありそうだ。
★交流重賞Vの実績を残しているアークヴィグラス
南関東牝馬三冠レースの桜花賞で3着、東京プリンセス賞2着と善戦止まりの結果が続いているアークヴィグラス(大井・嶋田幸晴厩舎)だが、昨秋に門別競馬場で行われたエーデルワイス賞(交流GIII)でJRA勢を撃破した実績を残しているのは強調材料となる。舞台となる川崎競馬場で重賞勝ちの実績があるのも心強い。
サウスヴィグラス産駒だけに未知の領域となる2100mの距離は気になるところだが、1800mの東京プリンセス賞でも先手を奪って最後まで渋太く粘っているだけに、最内枠からロスなく立ち回れれば克服できてもいいのではないか。
地元の南関勢の中からもう一頭挙げるなら、デビュー4戦目にして重賞初挑戦となった前走の東京プリンセス賞で3着に好走しているリトミックグルーヴ(川崎・内田勝義厩舎)か。同レースを制したトーセンガーネット、2着のアークヴィグラスには2馬身、2馬身半の差をつけられれているだけに逆転までは厳しそうだが、キャリアが浅く一戦ごとの上積みも大きいだけに、どこまでやれるか注目したい。
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