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nige｜マリーンカップ - 2023年4月12日船橋11R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 11 | ○ | ペルアア | 1.5 | 牝4 | 55.0 | 岩田望来 | トップクラス不在で恵まれたが前走レベルは高くなく |
| 2 | 6 | 7 | ◎ | レディバグ | 4.3 | 牝5 | 55.0 | 酒井学 | |
| 3 | 1 | 1 | ▲ | ナンヨーアイボリー | 10.8 | 牝5 | 55.0 | 石橋脩 | 砂をかぶりたくないが最内でもこのメンバーなら |
| 4 | 5 | 6 | △ | リネンファッション | 45.6 | 牝6 | 55.0 | 森泰斗 | 脆さが出る可能性のある中央馬が崩れたら |
| 5 | 6 | 8 | チェイスザドリーム | 4.7 | 牝4 | 55.0 | 坂井瑠星 | ||
| 6 | 7 | 10 | レディオスター | 96.7 | 牝4 | 55.0 | 木間塚龍 | ||
| 7 | 3 | 3 | サルサレイア | 127.9 | 牝7 | 55.0 | 矢野貴之 | ||
| 8 | 7 | 9 | オーロラテーラー | 214.7 | 牝6 | 55.0 | 和田譲治 | ||
| 9 | 5 | 5 | ハナウタマジリ | 506.5 | 牝5 | 55.0 | 小杉亮 | ||
| 10 | 2 | 2 | クレールアドレ | 691.0 | 牝4 | 55.0 | 藤原幹生 | ||
| 11 | 8 | 12 | ミスティネイル | 500.0 | 牝7 | 55.0 | 松本剛志 | ||
| 12 | 4 | 4 | ナラ | 392.8 | 牝7 | 55.0 | 深澤杏花 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | 通常 | 7 - 11 - 1 | 2,500円 |
| 7 - 11 - 6 | 1,000円 | ||
| 7 - 1 - 11 | 400円 | ||
| 7 - 1 - 6 | 100円 | ||
| 7 - 6 - 11 | 100円 | ||
| 7 - 6 - 1 | 100円 | ||
| 11 - 7 - 1 1,010円 的中！ |
600円 | ||
| 11 - 7 - 6 | 200円 | ||
| 合計 | 8通り | 5,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 6,060円 | 1,060円 | 121% |
nigeのコメント
【水曜船橋勝負R:傾向・全馬評価あり】枠の並びと今の馬場状態なら期待！
＜予想＞
◎：レディバグ
今開催の馬場でこの相手なら去年のようにはならない
○：ペルアア
トップクラス不在で恵まれたが前走レベルは高くなく
▲：ナンヨーアイボリー
砂をかぶりたくないが最内でもこのメンバーなら
△：リネンファッション
脆さが出る可能性のある中央馬が崩れたら
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2022年
【中央：2番人気】ベテルギウスS(1,2)→TCK女王盃(4,2)→エンプレス杯(1,1)
【地方：1番人気】クイーン賞(1,2)→川崎記念(5,9)→エンプレス杯(2,2)
【中央：4番人気】JBCレディスクラシック(2,4)→TCK女王盃(3,4)→エンプレス杯(3,3)
・2021年
【中央：2番人気】西湖特別(2勝クラス)(3,1)→フォーチュンC(3勝クラス)(1,2)→豊前S(3勝クラス)(4,1)
【中央：3番人気】JBCレディスククラシック(3,2)→TCK女王盃(2,4)→エンプレス杯(3,3)
【地方：1番人気】クイーン賞(3,1)→報知グランプリC(1,5)→エンプレス杯(6,2)
・2020年
【地方：5番人気】TCK女王盃(8,10)→報知グランプリC(5,1)→エンプレス杯(6,11)
【中央：2番人気】観月橋S(3勝クラス)(6,1)→TCK女王盃(3,3)→仁川S(4,12)
【中央：3番人気】2勝クラス(2,1)→門司S(3勝クラス)(2,3)→甲南S(3勝クラス)(1,3)
時期的に、実績馬が繁殖入りして出走ラインがかなり下がることがある。そのため、中央馬の出走メンバーのレベルが年によって大きく違うレース。
ローテ的には、エンプレス杯の3着以内馬が近年好成績。近3走で牡馬相手の3勝クラス1着、地方交流重賞3着以内の実績があるのが理想。中央馬の出走メンバーが手薄の年には、牡馬相手の3勝クラス3着以内やオープン特別・重賞に出走して完敗していた馬にもチャンスがある。
地方馬が好走しているが、近3年を好走しているのは全てサルサディオーネ。
基本的には、中央馬が手薄な場合か、地方交流重賞の4着以内の好走実績がある馬でないと厳しい。地方馬が好走できるレベルの中央馬なのか見極めが必要。
＜展開＞
スピードの違いでチェイスザドリームがハナへ。それに続いて、ペルアア、リネンファッション、レディバグ。少し離れてナンヨーアイボリーが追走。
チェイスザドリームは距離不安があるので、出たなりで抑えながらの逃げ。やや遅めの入りで、向正面中盤から徐々にペースが上がって行く展開を想定。
＜予想詳細＞
本命は、レディバグ
ペルセウスS(5,4)→根岸S(15,10)→コーラルS(11,6)
前走のコーラルSは、好スタートだったがじわっと下げて中団やや後ろの外で追走。3コーナーから手が動いて追走がきつそうだったが、直線で外に出すとじわじわ伸びてきて0.4秒差6着。
リステッドだったが、上位3頭は重賞好走実績があってメンバーレベルが高かったレース。ハンデ戦を、牝馬で55kgを背負って得意ではない右回りだったことを考えたら上出来の内容。
今回は、相手関係が楽になって、去年と違う馬場状態で枠の並びもいいことが魅力。
今回出走する中央馬を見ると、ペルアアは3勝クラスを勝ったばかり。ナンヨーアイボリーは、前走のTCK女王盃5着がOPクラスで一番いい着順。中央のOP特別では、6着まで。チェイスザドリームは、前走のOP特別が昇級初戦で4着。
実績は、去年のスパーキングレディーカップ2着（ショウナンナデシコにクビ差、サルサディオーネに2.1/2馬身差先着）、リステッドの栗東S勝ちがあるレディバグが最上位。ショウナンナデシコ、サルサディオーネ、レーヌブランシュがいた去年と比較しても、相手関係は楽になる。
あと、馬場が去年と違う状態になっていることもプラス。
去年は、かなり時計のかかっている馬場。その馬場で伸びなかった最内を走っての失速。
今年は、前開催までは去年以上に時計がかかっていたが、今週の開催は前開催より1.5秒くらい時計が出ていて、去年よりも時計が出る馬場になっている。この馬場状態は、この馬にはプラス（水曜に雨が少し降る可能性があり、降ったらさらにプラス）。
さらに、枠の並びも外に出しやすくていい。
砂をかぶったら少し行きっぷりが悪くなるので、外枠が理想。今回の枠の並びなら、内からリネンファッション、外からチェイスザドリーム、ペルアアが前に行く。砂をかぶらせないで走らせることの意識が薄い酒井騎手だが、この枠の並びなら出たなりで好位外。（可能性がゼロではないが）自ら内に入らなければ外に切り替えられるし、目標が前にいて後ろを気にしないでいいので砂をかぶらないように前との距離も取りやすい。
馬場傾向からも、逃げや好位内より好位外や中団やや前の外にいた方が直線で伸びている。想定する位置なら砂をかぶりにくくて、馬場傾向にも合う絶好の位置になる。
距離については、1800mは無理だが、1600mなら東京1600mで強い勝ち方をしている。川崎の良馬場だったスパーキングレディーカップでも対応している。
去年の失速は、距離ではなく時計がかなりかかる馬場で、2列目最内、かつサルサディオーネ・ショウナンナデシコを追いかけたことが原因。今年の条件なら勝てていいので期待する。
対抗は、ペルアア
鳥取特別(2勝クラス)(3,2)→天竜川特別(2勝クラス)(1,1)→茨木S(3勝クラス)(1,1)
前走は、少し抑えながらじわっと前に行って好位外の2番手から追走。3コーナーで外から並びかけてくる馬がいたので、抵抗して押し出されて先頭。
直線で坂に入ってから、差し馬勢に少し差を縮められたが1.1/2馬身差で勝利。
2～4着が差し馬だが、人気上位馬が来ているように能力で差してきただけ。前半の遅い入りでの前有利。展開は向いていたし、レースレベル的にも3勝クラスとしたらやや低かった。
今回は、いきなり地方交流重賞挑戦になるが、相手関係に恵まれた。
現状の牝馬地方交流重賞は、グランブリッジ、ヴァレーデラルナの2頭が中心。この2頭に続いて、テリオスベルやプリティーチャンスが続く形。どの馬も1800m以上がいいので、このレースを選択しなかった。それに加えて、ショウナンナデシコ、サルサディオーネが引退して、牝馬マイル路線が手薄に。このタイミングでの地方交流重賞挑戦は、相手関係に恵まれている。
適性的には、新馬戦を1400mで逃げて勝ったように前向きさが強いが、緩急のある流れや前走のように前半が遅めで長く脚を使う展開にも対応。ペース対応には柔軟性を見せている。前走の時計の少しかかる良馬場でパフォーマンスを上げたので、船橋の時計のかかる馬場も対応できる可能性が高い。
あと、好位外をスムーズに走りたいので外枠歓迎。船橋の馬場とナイターは未知だが、力が出せていい条件は揃っている。
ただ、現状のパフォーマンスならレディバグの方が上。3勝クラスの強い相手に勝ち上がったのなら1番人気でも納得だが、前走の内容で少し抜けた1番人気が想定される。伸びしろは感じるが、想定される人気ならレディバグが力を出して勝ち切ることを期待する方に魅力を感じる。
あっさり勝っても納得できる相手ではあるが、想定人気と現状のパフォーマンスならレディバグを上位に選んで対抗とする。
単穴は、ナンヨーアイボリー
霜月S(4,6)→コールドムーンS(6,6)→TCK女王盃(5,5)
前走のTCK女王盃は、出たなりで控えて7頭立ての最後方から追走。一団で直線に入って、大外から前を追ったが差が縮まらずに1.1秒差5着。
現状の牝馬路線トップクラスが揃っていたので仕方ない結果。レース条件的にも、外枠・1400m・軽い馬場がベストの馬。相手関係と良馬場の大井1800mを考えたら、よく走っている。
今回は、前走より相手関係が楽になって、1600mに距離短縮は歓迎。
前走は、グランブリッジ、ヴァレーデラルナ、テリオスベル、プリティーチャンスがいて、牝馬路線の上位馬が揃っていた。それと比べると相手関係がかなり楽になる。距離も1400mがベストだが、芝では勝った経験がある1600mに距離短縮はプラス。
課題は、馬場と枠。
芝で勝利実績があって、ダートでは東京の時計が出る馬場で勝ち上がってきた馬。420kg台の馬体でもあるので、時計の出る軽い馬場がいい。その点で、かなり時計のかかる船橋の馬場はマイナス。あと、砂をかぶるのを嫌がる馬なので、外枠が理想。最内は、最悪の枠。
ただ、砂をかぶる不安に関しては、回避できる可能性がある。出走メンバーを見ると、前に行く馬（中央馬＋リネンファッション）と後方にいる馬（ついて行けない馬）で、2つに馬群が分かれそうなメンバーになっている。想定する隊列なら、最内でも外に切り替えることは難しくない。
外に切り替えることができれば、前走で見せた2着馬・3着馬と大きな差がない上がりの脚（0.1秒遅いだけ）は魅力になる。直線で外から追える位置に出せていたら、馬券圏内争いに加われていいので相手に入れておきたい。
4番手は、リネンファッション
クイーン賞(5,5)→東京シンデレラマイル(4,10)→エンプレス杯(7,7)
前走のエンプレス杯は、内を見ながら出して好位外の3番手で追走。早めにテリオスベルが位置を上げて行ったら、外に切り替えてその後ろで追走。
2周目向正面で残り800mからのペースアップについて行けず。そこから我慢するだけで3.0秒差7着。
金沢1500mだった21年JBCレディスクラシック3着、21年スパーキングレディーカップ2着（川崎1600m）の実績がある馬。1800mがベストで、1800mから距離を伸ばすよりは、短くした方がいい。2100mの距離に加えて、現状の牝馬地方交流重賞のトップクラスが揃っていた相手関係も厳しかった。
今回は、中央馬がかなり手薄に加えて、距離短縮が魅力。
ピークだった21年と比較すると衰えが出ているが、去年のレディスプレリュードとクイーン賞では地方馬最先着の5着。前走のエンプレス杯でも、完敗だが中央馬とサルサディオーネ以外には先着している。
今回の中央馬を見ると、前走より相手が楽になって、距離適性をごまかしにくい船橋で1000～1200mで勝ってきたチェイスザドリーム、砂をかぶりたくないのに最内に入ったナンヨーアイボリーがいる。地方馬も南関東重賞で好走できるレベルの馬は不在。脆さが出る可能性のある中央馬が崩れたら、案外好位で粘って馬券圏内に残る可能性はある。
1600mに距離短縮と森騎手が継続で乗ってくれることも魅力で、相手に入れておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
チェイスザドリーム
外房S(3勝クラス)(1,15)→フェアウェルS(3勝クラス)(2,1)→大和S(1,4)
前走の大和Sは、出たなりで初ダートで内から主張してきたスティクスに譲って2番手から追走。楽な手応えで、4コーナーで外から並びかけてくる馬が来てからの仕掛け。直線に入ってすぐ先頭に出たが、残り150mくらいで3番手にいたジェネティクスに交わされて、さらにケイアイドリー、スナークダヴィンチにも差されて、0.5秒差4着。1000～1200mでスピードを活かして前に行って、直線は我慢するタイプ。2番手でOP特別にしては楽なペースだったが、楽をしていい脚が使える馬ではないので差されるという結果。2走前と同じやや重だったが、中山1200mのフェアウェルSより時計がかかっていた馬場も影響した印象。
今回は、船橋1600mの対応か大きな課題。時計がかなり出ていた函館1000mで逃げて連勝できるような馬で、スピード面が勝っていて前向きさも強い。気性面も、3走前に枠に入ってからイレ込んで潜ろうとして外枠発走になる怪しさもある馬。
1400mでも不安があるのに、今回は1600m。それも中央より時計のかなりかかる馬場の船橋。コース形態からコーナーがきつくて距離をごまかしやすい川崎と違って、スパイラルカーブで後半減速ラップになるので距離もごまかしにくい。1周コースの対応も課題。
ここに出走してしてきた経緯も、千葉S（3/19）を除外になり、ポラリスSを登録して、このレースの出走枠に入れたから出てきている。狙って使ってきたレースではなく、枠に入れたから今後使うレースの選択が増えればラッキーというレースだと感じる。これで全く人気がないなら3着押さえくらいなら買ってもいいが、2番人気が濃厚。完全に素質に期待するしか無いレースで人気だと手が出ない。走られても諦められるので消し。
■ 地方馬
クレールアドレ
笠松の自己条件でも負けているので回ってくるだけ（馬主ホースケア）。
サルサレイア
後方でじっとして、失速する馬をどこまで拾えるかというレースをする馬。去年のクイーン賞で、積極的に乗って失速したリネンファッション（5着）相手に2kg軽くて0.8秒差。中央馬が想定以上に崩れてくれないと馬券圏内までは厳しい。
ナラ
笠松のC級で久しぶりに勝利したが、地方交流重賞だといつも通り回ってくるだけ（馬主ホースケア）。
ハナウタマジリ
前走でナラの2着。笠松の自己条件でも負けているので回ってくるだけ（馬主ホースケア）。
オーロラテーラー
南関東のB２で負けているので、この相手は厳しい。
レディオスター
前走はＡ２下の準重賞で4着。この馬なりに走っているが、去年のクイーン賞は、サルサレイアの４馬身後ろ。この相手は厳しい。
ミスティネイル
笠松の自己条件でも負けているので回ってくるだけ（馬主ホースケア）。
＜予想＞
◎：レディバグ
今開催の馬場でこの相手なら去年のようにはならない
○：ペルアア
トップクラス不在で恵まれたが前走レベルは高くなく
▲：ナンヨーアイボリー
砂をかぶりたくないが最内でもこのメンバーなら
△：リネンファッション
脆さが出る可能性のある中央馬が崩れたら
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2022年
【中央：2番人気】ベテルギウスS(1,2)→TCK女王盃(4,2)→エンプレス杯(1,1)
【地方：1番人気】クイーン賞(1,2)→川崎記念(5,9)→エンプレス杯(2,2)
【中央：4番人気】JBCレディスクラシック(2,4)→TCK女王盃(3,4)→エンプレス杯(3,3)
・2021年
【中央：2番人気】西湖特別(2勝クラス)(3,1)→フォーチュンC(3勝クラス)(1,2)→豊前S(3勝クラス)(4,1)
【中央：3番人気】JBCレディスククラシック(3,2)→TCK女王盃(2,4)→エンプレス杯(3,3)
【地方：1番人気】クイーン賞(3,1)→報知グランプリC(1,5)→エンプレス杯(6,2)
・2020年
【地方：5番人気】TCK女王盃(8,10)→報知グランプリC(5,1)→エンプレス杯(6,11)
【中央：2番人気】観月橋S(3勝クラス)(6,1)→TCK女王盃(3,3)→仁川S(4,12)
【中央：3番人気】2勝クラス(2,1)→門司S(3勝クラス)(2,3)→甲南S(3勝クラス)(1,3)
時期的に、実績馬が繁殖入りして出走ラインがかなり下がることがある。そのため、中央馬の出走メンバーのレベルが年によって大きく違うレース。
ローテ的には、エンプレス杯の3着以内馬が近年好成績。近3走で牡馬相手の3勝クラス1着、地方交流重賞3着以内の実績があるのが理想。中央馬の出走メンバーが手薄の年には、牡馬相手の3勝クラス3着以内やオープン特別・重賞に出走して完敗していた馬にもチャンスがある。
地方馬が好走しているが、近3年を好走しているのは全てサルサディオーネ。
基本的には、中央馬が手薄な場合か、地方交流重賞の4着以内の好走実績がある馬でないと厳しい。地方馬が好走できるレベルの中央馬なのか見極めが必要。
＜展開＞
スピードの違いでチェイスザドリームがハナへ。それに続いて、ペルアア、リネンファッション、レディバグ。少し離れてナンヨーアイボリーが追走。
チェイスザドリームは距離不安があるので、出たなりで抑えながらの逃げ。やや遅めの入りで、向正面中盤から徐々にペースが上がって行く展開を想定。
＜予想詳細＞
本命は、レディバグ
ペルセウスS(5,4)→根岸S(15,10)→コーラルS(11,6)
前走のコーラルSは、好スタートだったがじわっと下げて中団やや後ろの外で追走。3コーナーから手が動いて追走がきつそうだったが、直線で外に出すとじわじわ伸びてきて0.4秒差6着。
リステッドだったが、上位3頭は重賞好走実績があってメンバーレベルが高かったレース。ハンデ戦を、牝馬で55kgを背負って得意ではない右回りだったことを考えたら上出来の内容。
今回は、相手関係が楽になって、去年と違う馬場状態で枠の並びもいいことが魅力。
今回出走する中央馬を見ると、ペルアアは3勝クラスを勝ったばかり。ナンヨーアイボリーは、前走のTCK女王盃5着がOPクラスで一番いい着順。中央のOP特別では、6着まで。チェイスザドリームは、前走のOP特別が昇級初戦で4着。
実績は、去年のスパーキングレディーカップ2着（ショウナンナデシコにクビ差、サルサディオーネに2.1/2馬身差先着）、リステッドの栗東S勝ちがあるレディバグが最上位。ショウナンナデシコ、サルサディオーネ、レーヌブランシュがいた去年と比較しても、相手関係は楽になる。
あと、馬場が去年と違う状態になっていることもプラス。
去年は、かなり時計のかかっている馬場。その馬場で伸びなかった最内を走っての失速。
今年は、前開催までは去年以上に時計がかかっていたが、今週の開催は前開催より1.5秒くらい時計が出ていて、去年よりも時計が出る馬場になっている。この馬場状態は、この馬にはプラス（水曜に雨が少し降る可能性があり、降ったらさらにプラス）。
さらに、枠の並びも外に出しやすくていい。
砂をかぶったら少し行きっぷりが悪くなるので、外枠が理想。今回の枠の並びなら、内からリネンファッション、外からチェイスザドリーム、ペルアアが前に行く。砂をかぶらせないで走らせることの意識が薄い酒井騎手だが、この枠の並びなら出たなりで好位外。（可能性がゼロではないが）自ら内に入らなければ外に切り替えられるし、目標が前にいて後ろを気にしないでいいので砂をかぶらないように前との距離も取りやすい。
馬場傾向からも、逃げや好位内より好位外や中団やや前の外にいた方が直線で伸びている。想定する位置なら砂をかぶりにくくて、馬場傾向にも合う絶好の位置になる。
距離については、1800mは無理だが、1600mなら東京1600mで強い勝ち方をしている。川崎の良馬場だったスパーキングレディーカップでも対応している。
去年の失速は、距離ではなく時計がかなりかかる馬場で、2列目最内、かつサルサディオーネ・ショウナンナデシコを追いかけたことが原因。今年の条件なら勝てていいので期待する。
対抗は、ペルアア
鳥取特別(2勝クラス)(3,2)→天竜川特別(2勝クラス)(1,1)→茨木S(3勝クラス)(1,1)
前走は、少し抑えながらじわっと前に行って好位外の2番手から追走。3コーナーで外から並びかけてくる馬がいたので、抵抗して押し出されて先頭。
直線で坂に入ってから、差し馬勢に少し差を縮められたが1.1/2馬身差で勝利。
2～4着が差し馬だが、人気上位馬が来ているように能力で差してきただけ。前半の遅い入りでの前有利。展開は向いていたし、レースレベル的にも3勝クラスとしたらやや低かった。
今回は、いきなり地方交流重賞挑戦になるが、相手関係に恵まれた。
現状の牝馬地方交流重賞は、グランブリッジ、ヴァレーデラルナの2頭が中心。この2頭に続いて、テリオスベルやプリティーチャンスが続く形。どの馬も1800m以上がいいので、このレースを選択しなかった。それに加えて、ショウナンナデシコ、サルサディオーネが引退して、牝馬マイル路線が手薄に。このタイミングでの地方交流重賞挑戦は、相手関係に恵まれている。
適性的には、新馬戦を1400mで逃げて勝ったように前向きさが強いが、緩急のある流れや前走のように前半が遅めで長く脚を使う展開にも対応。ペース対応には柔軟性を見せている。前走の時計の少しかかる良馬場でパフォーマンスを上げたので、船橋の時計のかかる馬場も対応できる可能性が高い。
あと、好位外をスムーズに走りたいので外枠歓迎。船橋の馬場とナイターは未知だが、力が出せていい条件は揃っている。
ただ、現状のパフォーマンスならレディバグの方が上。3勝クラスの強い相手に勝ち上がったのなら1番人気でも納得だが、前走の内容で少し抜けた1番人気が想定される。伸びしろは感じるが、想定される人気ならレディバグが力を出して勝ち切ることを期待する方に魅力を感じる。
あっさり勝っても納得できる相手ではあるが、想定人気と現状のパフォーマンスならレディバグを上位に選んで対抗とする。
単穴は、ナンヨーアイボリー
霜月S(4,6)→コールドムーンS(6,6)→TCK女王盃(5,5)
前走のTCK女王盃は、出たなりで控えて7頭立ての最後方から追走。一団で直線に入って、大外から前を追ったが差が縮まらずに1.1秒差5着。
現状の牝馬路線トップクラスが揃っていたので仕方ない結果。レース条件的にも、外枠・1400m・軽い馬場がベストの馬。相手関係と良馬場の大井1800mを考えたら、よく走っている。
今回は、前走より相手関係が楽になって、1600mに距離短縮は歓迎。
前走は、グランブリッジ、ヴァレーデラルナ、テリオスベル、プリティーチャンスがいて、牝馬路線の上位馬が揃っていた。それと比べると相手関係がかなり楽になる。距離も1400mがベストだが、芝では勝った経験がある1600mに距離短縮はプラス。
課題は、馬場と枠。
芝で勝利実績があって、ダートでは東京の時計が出る馬場で勝ち上がってきた馬。420kg台の馬体でもあるので、時計の出る軽い馬場がいい。その点で、かなり時計のかかる船橋の馬場はマイナス。あと、砂をかぶるのを嫌がる馬なので、外枠が理想。最内は、最悪の枠。
ただ、砂をかぶる不安に関しては、回避できる可能性がある。出走メンバーを見ると、前に行く馬（中央馬＋リネンファッション）と後方にいる馬（ついて行けない馬）で、2つに馬群が分かれそうなメンバーになっている。想定する隊列なら、最内でも外に切り替えることは難しくない。
外に切り替えることができれば、前走で見せた2着馬・3着馬と大きな差がない上がりの脚（0.1秒遅いだけ）は魅力になる。直線で外から追える位置に出せていたら、馬券圏内争いに加われていいので相手に入れておきたい。
4番手は、リネンファッション
クイーン賞(5,5)→東京シンデレラマイル(4,10)→エンプレス杯(7,7)
前走のエンプレス杯は、内を見ながら出して好位外の3番手で追走。早めにテリオスベルが位置を上げて行ったら、外に切り替えてその後ろで追走。
2周目向正面で残り800mからのペースアップについて行けず。そこから我慢するだけで3.0秒差7着。
金沢1500mだった21年JBCレディスクラシック3着、21年スパーキングレディーカップ2着（川崎1600m）の実績がある馬。1800mがベストで、1800mから距離を伸ばすよりは、短くした方がいい。2100mの距離に加えて、現状の牝馬地方交流重賞のトップクラスが揃っていた相手関係も厳しかった。
今回は、中央馬がかなり手薄に加えて、距離短縮が魅力。
ピークだった21年と比較すると衰えが出ているが、去年のレディスプレリュードとクイーン賞では地方馬最先着の5着。前走のエンプレス杯でも、完敗だが中央馬とサルサディオーネ以外には先着している。
今回の中央馬を見ると、前走より相手が楽になって、距離適性をごまかしにくい船橋で1000～1200mで勝ってきたチェイスザドリーム、砂をかぶりたくないのに最内に入ったナンヨーアイボリーがいる。地方馬も南関東重賞で好走できるレベルの馬は不在。脆さが出る可能性のある中央馬が崩れたら、案外好位で粘って馬券圏内に残る可能性はある。
1600mに距離短縮と森騎手が継続で乗ってくれることも魅力で、相手に入れておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
チェイスザドリーム
外房S(3勝クラス)(1,15)→フェアウェルS(3勝クラス)(2,1)→大和S(1,4)
前走の大和Sは、出たなりで初ダートで内から主張してきたスティクスに譲って2番手から追走。楽な手応えで、4コーナーで外から並びかけてくる馬が来てからの仕掛け。直線に入ってすぐ先頭に出たが、残り150mくらいで3番手にいたジェネティクスに交わされて、さらにケイアイドリー、スナークダヴィンチにも差されて、0.5秒差4着。1000～1200mでスピードを活かして前に行って、直線は我慢するタイプ。2番手でOP特別にしては楽なペースだったが、楽をしていい脚が使える馬ではないので差されるという結果。2走前と同じやや重だったが、中山1200mのフェアウェルSより時計がかかっていた馬場も影響した印象。
今回は、船橋1600mの対応か大きな課題。時計がかなり出ていた函館1000mで逃げて連勝できるような馬で、スピード面が勝っていて前向きさも強い。気性面も、3走前に枠に入ってからイレ込んで潜ろうとして外枠発走になる怪しさもある馬。
1400mでも不安があるのに、今回は1600m。それも中央より時計のかなりかかる馬場の船橋。コース形態からコーナーがきつくて距離をごまかしやすい川崎と違って、スパイラルカーブで後半減速ラップになるので距離もごまかしにくい。1周コースの対応も課題。
ここに出走してしてきた経緯も、千葉S（3/19）を除外になり、ポラリスSを登録して、このレースの出走枠に入れたから出てきている。狙って使ってきたレースではなく、枠に入れたから今後使うレースの選択が増えればラッキーというレースだと感じる。これで全く人気がないなら3着押さえくらいなら買ってもいいが、2番人気が濃厚。完全に素質に期待するしか無いレースで人気だと手が出ない。走られても諦められるので消し。
■ 地方馬
クレールアドレ
笠松の自己条件でも負けているので回ってくるだけ（馬主ホースケア）。
サルサレイア
後方でじっとして、失速する馬をどこまで拾えるかというレースをする馬。去年のクイーン賞で、積極的に乗って失速したリネンファッション（5着）相手に2kg軽くて0.8秒差。中央馬が想定以上に崩れてくれないと馬券圏内までは厳しい。
ナラ
笠松のC級で久しぶりに勝利したが、地方交流重賞だといつも通り回ってくるだけ（馬主ホースケア）。
ハナウタマジリ
前走でナラの2着。笠松の自己条件でも負けているので回ってくるだけ（馬主ホースケア）。
オーロラテーラー
南関東のB２で負けているので、この相手は厳しい。
レディオスター
前走はＡ２下の準重賞で4着。この馬なりに走っているが、去年のクイーン賞は、サルサレイアの４馬身後ろ。この相手は厳しい。
ミスティネイル
笠松の自己条件でも負けているので回ってくるだけ（馬主ホースケア）。
払戻金
| 単勝 | 11 | 150円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 11 | 100円 | 1番人気 |
| 7 | 110円 | 2番人気 | |
| 1 | 130円 | 4番人気 | |
| 枠連複 | 6 - 8 | 140円 | 1番人気 |
| 馬連複 | 7 - 11 | 260円 | 2番人気 |
| 枠連単 | 8 - 6 | 180円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 馬連単 | 11 - 7 | 370円 | 1番人気 |
| ワイド | 7 - 11 | 140円 | 1番人気 |
| 1 - 11 | 170円 | 3番人気 | |
| 1 - 7 | 290円 | 5番人気 | |
| 三連複 | 1 - 7 - 11 | 420円 | 2番人気 |
| 三連単 | 11 - 7 - 1 | 1,010円 | 3番人気 |
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