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nige｜エンプレス杯 - 2022年3月2日川崎11R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 4 | ◎ | ショウナンナデシコ | 2.1 | 牝5 | 55.0 | 吉田隼人 | コーナーで緩む川崎の流れ合う |
| 2 | 8 | 12 | ○ | サルサディオーネ | 4.9 | 牝8 | 56.0 | 矢野貴之 | 得意のペースに持ち込めれば |
| 3 | 6 | 9 | レーヌブランシュ | 5.7 | 牝5 | 56.0 | 川田将雅 | ||
| 4 | 5 | 6 | △ | クリノフラッシュ | 10.3 | 牝7 | 55.0 | 福永祐一 | 出遅れず前で流れに乗れたら |
| 5 | 6 | 8 | ▲ | プリティーチャンス | 6.0 | 牝5 | 55.0 | 岩田望来 | 左回りは内にもたれるので差し切るまでは |
| 6 | 4 | 5 | ウェルドーン | 11.8 | 牝4 | 56.0 | 武豊 | ||
| 7 | 7 | 10 | × | ダイアナブライト | 34.1 | 牝6 | 55.0 | 笹川翼 | ペースアップが早くなれば浮上あっても |
| 8 | 3 | 3 | メモリーコウ | 51.2 | 牝7 | 55.0 | 和田譲治 | ||
| 9 | 8 | 13 | サルサレイア | 395.8 | 牝6 | 55.0 | 西啓太 | ||
| 10 | 5 | 7 | シャイニングアカリ | 94.0 | 牝6 | 55.0 | 御神本訓 | ||
| 11 | 7 | 11 | カイカセンゲン | 132.6 | 牝4 | 55.0 | 張田昂 | ||
| 12 | 2 | 2 | グレートコマンダー | 610.5 | 牝8 | 55.0 | 古岡勇樹 | ||
| 13 | 1 | 1 | ナラ | 497.7 | 牝6 | 55.0 | 阪上忠匡 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 412 - 412 - 68 |
各600円 |
| 412 - 412 - 10 |
各500円 | ||
| 4 - 68 - 12 |
各400円 | ||
| 4 - 68 - 6810 |
各200円 | ||
| 合計 | 12通り | 5,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 0円 | -5,000円 | 0% |
nigeのコメント
【水曜勝負R:傾向・全馬評価あり】川崎の流れだと長所が活きる！
＜予想＞
◎：ショウナンナデシコ
コーナーで緩む川崎の流れ合う
○：サルサディオーネ
得意のペースに持ち込めれば
▲：プリティーチャンス
左回りは内にもたれるので差し切るまでは
△：クリノフラッシュ
出遅れず前で流れに乗れたら
☆：ダイアナブライト
ペースアップが早くなれば浮上あっても
＜傾向＞
※レース名(人気,着順)
・2021年
【中央：1番人気】レディスプレリュード(1,1)→JBCレディスククラシック(1,3)→TCK女王盃(1,1)
【地方：6番人気】JBCレディスクラシック(10,7)→クイーン賞(3,1)→報知グランプリC(1,5)
【中央：3番人気】レディスプレリュード(3,2)→JBCレディスククラシック(3,2)→TCK女王盃(2,4)
・2020年
【中央：1番人気】JBCクラシック(4,8)→クイーン賞(1,5)→TCK女王盃(2,2)
【地方：8番人気】大井で楽天競馬賞(3,4)→TCK女王盃(11,5)→節分賞(7,10)
【中央：3番人気】紫苑S(2,1)→秋華賞(9,10)→愛知杯(2,7) ※初ダート
・2019年
【中央：2番人気】レディスプレリュード(2,1)→JBCレディスクラシック(4,10)→クイーン賞(1,10)
【地方：8番人気】JBCレディスクラシック(10,11)→クイーン賞(4,6)→TCK女王盃(4,9) ※元中央OP
【中央：1番人気】花園S(1600万下)(5,2)→J立志S(1600万下)(6,8)→TCK女王盃(6,1)
・単勝1～2倍台の信頼度が高い
過去10回の開催（2012年開催なし）で、単勝1倍台の1番人気の馬が6頭いて5勝2着1回と完璧な成績。唯一2着に負けた2016年は、単勝1.3倍ワイルドフラッパーをアムールブリエ（2番人気単勝3.8倍）が倒した女王世代交代のレース。
近3年の1倍台はいないが2倍台の2頭は勝っている（去年2.3倍1着、2年前2.6倍1着、3年前3.3倍で3着）。
・ローテは、前走条件戦1着、または近3走で地方交流重賞2着以内の馬が中心
これに該当しない中央馬は、中央オープンで牡馬相手に戦っていた馬、または芝重賞実績のある初ダート馬。
地方馬は、2年前ハイペースの恩恵はあったがTCK女王杯5着馬が好走。近年不調も過去は前年のロジータ記念3着以内の馬が人気薄で走っている。
＜展開＞
サルサディオーネが主張してハナ。
それに続いて、クリノフラッシュ、レーヌブランシュ。内からショウナンナデシコ。
隊列が決まるとペースが落ち着いて、やや遅めの流れ。でも、サルサディオーネの逃げなので極端には遅くならず、ペースアップも少し早め。2周目向正面に入ってすぐにペースアップする展開を想定。
＜予想詳細＞
本命は、ショウナンナデシコ
カノープスS(2,1)→ベテルギウスS(1,2)→TCK女王盃(4,2)
前走のTCK女王盃は、ハナを取りに行ったケラススヴィアを楽に追いかけて、逃げ馬の後ろので追走。
その位置でじっとして、直線に入る所で少し外に出したがまだ進路なし。直線に入ってからケラススヴィアが失速してできた進路から抜け出して、外から伸びてきて先に抜け出したテオレーマを追ったが差は縮まらず2着。
かなりのスローペースだったので、追い出しをかなり待たされてしまった。それでも、緩急がある流れは得意なのですっと加速していい脚を見せていた。テオレーマの仕掛けがもう少し遅かったり、進路ができるのが速かったら勝っていた可能性もあった。時計はペースの影響で遅いが好内容。初めての地方で好走できた収穫もあるレースだった。
今回は、川崎2100mになるが、コーナーで緩む流れは魅力。
中央での近走の好走は、中盤緩んで4コーナーや直線で加速する流れが多い。
ベテルギウスSは、前半・中盤もペースが上がらずラスト3F12.4 - 11.6 - 12.9。残り400ｍまで同日2歳1勝クラスより0.6秒速いだけで、直線で0.8秒も加速。
カノープスSも、前半は速かったが中盤が緩んで、ラスト4F12.7 - 12.2 - 12.1 - 12.6。残り800mから0.2秒加速→0.5秒加速→0.1秒加速して最後の坂を我慢するレース。
この加速する流れに対応できることが、前走の内で待たされて進路ができてからのすっと加速できる瞬発力に出ている。
この適性は、コーナーがきつくて強制的にペースを落とされる川崎向き。
それに加えて、砂を被っても問題ないので内をロスなく立ち回れるのもプラス。
この枠の並びなら前走と同じように、逃げ馬の後ろの位置が取れて、サルサディオーネを見ながら直線で外に切り替えて差す形に持ち込める。その形になって、サルサディオーネを差せるかどうかを考えて、差せると判断した。
船橋だとかなり持続力が問われるのできついが、川崎だと2周目2コーナーからのペースアップ。そこの加速にはついて行ける。直線に入ってサルサディオーネが大きく加速できないので、直線に入ってからの加速の差で前に出れる可能性が高いと判断して本命にした。
馬券的には、持続力で押し切られる可能性もあるので、逃げ切られるパターンも押さえておく。
対抗は、サルサディオーネ
JBCレディスクラシック(3,10)→クイーン賞(1,2)→川崎記念(5,9)
前走の川崎記念は、外枠から主張してハナへ。
2周目向正面からペースアップしたが、カジノフォンテンに楽についてこられて、さらに外からエルデュクラージュが並びかけてきたので、苦しくなって3コーナーで交わされて失速。
単純に相手が強いので、自分のレースをしても潰されてしまった。これは仕方ない。
今回は、牝馬限定になるのが大きなプラス。
去年のエンプレス杯では、逃げてマルシュロレーヌに3/4馬身差2着。負けたが、3着のマドラスチェックには6馬身差。5着のレーヌブランシュには1.4秒差もついている。
前で持続力を活かして長く脚を使う馬なので、ベストは間違いなく船橋。
川崎になるのはマイナスだが、「早めに仕掛ける持続力を活かす騎乗」で長所を活かして好走。コーナーがきつい川崎なのに、去年のエンプレス杯のラスト4Fは、12.0 - 13.1 - 13.2 - 13.5になっていて、後続に脚を使わせる騎乗をしている。
展開的には、2番手にレーヌブランシュがいると川田騎手が強気に動いてくる可能性があるので、福永騎手のクリノフラッシュの方が自分のタイミングで動けるので競馬はしやすい。
溜め逃げしていい馬ではないことを矢野騎手は理解しているので、去年と同じ乗り方で後は相手が付いてこれるか。今回は、ショウナンナデシコがついてきて直線で差すと考えて対抗とした。
単穴は、プリティーチャンス
みやこS(9,4)→クイーン賞(3,3)→東海S(13,6)
前走の東海Sは、大外枠だったので無理せず後方2番手から追走。
直線で外に出して、伸びてきたが6着まで。
差し・追い込み有利の展開になったので6着まで持ってこれたが、やっぱり左回りは内にもたれてしまう課題が見えたレース。
今回は、牝馬限定になるのはいいが、左回りなことが課題。
クイーン賞でも直線で内にもたれてしまってしっかり追えていなかったが、東海Sでも内にもたれて、もたれるのを補正をしながら追っていた。
能力的には勝っていい力はあるが、ベストは右回り。
サルサディオーネが逃げて粘っている形だと、外に出すしかないので差し切るにはかなり前が止まってくれないと難しい。
距離に関しては、初めてなので走ってみないと分からないが、半兄が中央で1900～2000mで結果を出していたジョーダンキング。あとクイーン賞の内容から、短くなるより追走が楽になる距離延長の方が対応はできると感じる。勝つまでは難しいと思うが相手なら。
4番手は、クリノフラッシュ
内房S(7,3)→西脇S(5,10)→遠州灘S(3,1)
前走は、外枠でスタートを出たので2番手から追走。
逃げ馬の平均ペースについて行って、直線に入る所で交わして先頭。そこからじわじわ差を広げて7馬身差の楽勝。
牝馬限定でメンバーレベルが低かったのはあるが、逃げた馬が平均ペースで逃げてくれたことで長所の持続力が活きるレースになった。
今回は、相手強化になるのとスタートが課題。
どちらも出遅れてしまったレースではあるが、内房Sで0.8秒差付けられたプリティーチャンスがいて、西脇Sで1.0秒差付けられたショウナンナデシコがいる。それに加えて、サルサディオーネや、他の実績がある中央馬もいる。この相手強化は、自分の競馬をするという点でマイナス材料。
あと、スタートに不安があるので初コースは課題。
3走前の中山では、初コースだったのでパドックからゲート裏までイラついたようだったとコメントが出て、その影響で出遅れている。その点で、初めての川崎コースでのスタートも課題になる。
すんなり2番手が取れたら持続力はあるので、サルサディオーネに食らいついて馬券圏内に残れていい。もし、出遅れても差す競馬もできる馬なので終わりではない。サルサディオーネのペースながら持続力で失速する馬を交わして馬券圏内まで持ってくる可能性もある。
5番手は、ダイアナブライト
レディスプレリュード(6,4)→クイーン賞(5,7)→TCK女王盃(7,7)
前走のTCK女王盃は、後方3番手から追走。
ペースが遅かったので馬群に突っ込んで、失速した馬を交わしただけの0.7秒差7着。
スローの上がり勝負でダメなことは、レディスプレリュードで見せていたので、レディスプレリュードより位置取りが悪かったから着順も悪くなったというレース。中7週で20㎏増は驚いたが、走りには影響はなかった。
今回は、サルサディオーネが逃げてくれることがプラス。
厳しいペースを差せることはクイーン賞で見せている。川崎でクイーン賞のようなサルサディオーネ以外の前が崩れる展開を期待するのは無理だが、サルサディオーネの逃げならクイーン賞で見せた持続力で馬券圏内まであっていい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
ウェルドーン
ジャパンダートダービー(3,3)→レディスプレリュード(2,3)→クイーン賞(4,10)
前走のクイーン賞は、じわっと出して好位外の3番手から追走。向正面でサルサディオーネのペースアップについて行ったが、4コーナーで脚が鈍りだして直線はバタバタ。地方交流重賞だと早仕掛けマシーンになるルメール騎手のリネンファッションのペースに付き合ってきつくなったのはあるが、止まりすぎ。
この馬に関しては、ずっと評価は同じ。例年のジャパンダートダービー3着なら、かなり評価できる。ただ、今年は地方馬キャッスルトップに逃げ切られてしまった年。楽逃げではあったが、ラスト1F13.1でしっかり脚は鈍っている。これを交わせないで時計も遅いのでレースレベルは低い。同条件の関東オークスも、時計が出ていた馬場なのに時計が遅い。前走で成長も感じられないのに加えて、3歳で軽かった斤量が4歳になり関東オークス勝ちで1㎏重い斤量。相手も条件も厳しい。成長がないとかなり相手に恵まれないと今後の好走も難しいと考えている。
レーヌブランシュ
レディスプレリュード(3,1)→JBCレディスクラシック(2,4)→TCK女王盃(3,4)
前走のTCK女王盃は、押して位置を取りに行ったが、外から被されて好位馬群の中の5番手から追走。動けない位置だったので、直線に入って他馬と同じタイミングでの追い出し。
直線の途中で前の進路が狭くなったが、内のショウナンナデシコが抜け出した進路に入れてなんとか4着。
この馬は、瞬発力・トップスピードの速さがあまりないので、前にいることがいい結果に直結する。テンの脚もそこまで速くないので、1800m以上で外枠からじわっと前に出して行って好位外の2，3番手を取るのが理想。さらに、ペースが落ちてレースレベルが下がってくれないと力負けする。
今回は、枠の並びから外の3番手、クリノフラッシュが出遅れたら2番手が取れそうなのはいい。ただ、サルサディオーネがいることでレースレベルが低くならないのが大きなマイナス。3歳時の関東オークスからずっと牝馬地方交流重賞路線なので、レースレベルが上がってしまうと中央の3勝クラスやOPクラスで勝ってきた馬との地力の差が出てしまう（6走前のアンタレスS・5走前のブリリアントSで惨敗したのも、これが原因）。それもあって、去年のエンプレス杯では前に行けないにしても負けすぎの内容になっている。
川田騎手が2番手を取って勝ちに行く乗り方をしても、その乗り方では能力的に対応できずに失速すると考えて消し。
■ 地方馬
ナラ
笠松のB2でも完敗なので回ってくるだけ。
グレートコマンダー
名古屋B1で離された3着では回ってくるだけ。
メモリーコウ
前走のTCK女王盃では、中団の最内から追走。直線で最内にきれいに進路ができたが、伸びきれずに5着。3着とは0.2秒差ではあるが、ずっと最内でロスなく走って、最後の脚色は2番手から失速したダノンレジーナと同じくらい悪かった。
あれだけ遅い流れでダノンレジーナと同じくらい最後脚が鈍っているのは、やっぱり能力が落ちたと感じる走り。そもそも、広いコース・軽い馬場の中央向きの馬。今回は、距離も長い2100mになる。良化を感じない内容なので今回も消し。
シャイニングアカリ
前走はノーヴァレンダの2着だが、着差は1.4秒差。OP特別での好走はあるが、展開が恵まれたり、レースレベルが低いレースばかり。サルサディオーネが逃げるペースも厳しい。
カイカセンゲン
過去に穴馬を出している前年のロジータ記念勝ち馬。ただ、去年のロジータ記念はかなりレースレベルが低かった。中央馬が崩れても先着できるイメージが浮かばない。
サルサレイア
前走の報知グランプリCは、クイーンCで好走した得意の船橋で展開が向いて4着（8頭立て最低人気）。この馬として最高の走りをした。川崎替わりで、距離延長に中央馬もいると厳しい。
＜予想＞
◎：ショウナンナデシコ
コーナーで緩む川崎の流れ合う
○：サルサディオーネ
得意のペースに持ち込めれば
▲：プリティーチャンス
左回りは内にもたれるので差し切るまでは
△：クリノフラッシュ
出遅れず前で流れに乗れたら
☆：ダイアナブライト
ペースアップが早くなれば浮上あっても
＜傾向＞
※レース名(人気,着順)
・2021年
【中央：1番人気】レディスプレリュード(1,1)→JBCレディスククラシック(1,3)→TCK女王盃(1,1)
【地方：6番人気】JBCレディスクラシック(10,7)→クイーン賞(3,1)→報知グランプリC(1,5)
【中央：3番人気】レディスプレリュード(3,2)→JBCレディスククラシック(3,2)→TCK女王盃(2,4)
・2020年
【中央：1番人気】JBCクラシック(4,8)→クイーン賞(1,5)→TCK女王盃(2,2)
【地方：8番人気】大井で楽天競馬賞(3,4)→TCK女王盃(11,5)→節分賞(7,10)
【中央：3番人気】紫苑S(2,1)→秋華賞(9,10)→愛知杯(2,7) ※初ダート
・2019年
【中央：2番人気】レディスプレリュード(2,1)→JBCレディスクラシック(4,10)→クイーン賞(1,10)
【地方：8番人気】JBCレディスクラシック(10,11)→クイーン賞(4,6)→TCK女王盃(4,9) ※元中央OP
【中央：1番人気】花園S(1600万下)(5,2)→J立志S(1600万下)(6,8)→TCK女王盃(6,1)
・単勝1～2倍台の信頼度が高い
過去10回の開催（2012年開催なし）で、単勝1倍台の1番人気の馬が6頭いて5勝2着1回と完璧な成績。唯一2着に負けた2016年は、単勝1.3倍ワイルドフラッパーをアムールブリエ（2番人気単勝3.8倍）が倒した女王世代交代のレース。
近3年の1倍台はいないが2倍台の2頭は勝っている（去年2.3倍1着、2年前2.6倍1着、3年前3.3倍で3着）。
・ローテは、前走条件戦1着、または近3走で地方交流重賞2着以内の馬が中心
これに該当しない中央馬は、中央オープンで牡馬相手に戦っていた馬、または芝重賞実績のある初ダート馬。
地方馬は、2年前ハイペースの恩恵はあったがTCK女王杯5着馬が好走。近年不調も過去は前年のロジータ記念3着以内の馬が人気薄で走っている。
＜展開＞
サルサディオーネが主張してハナ。
それに続いて、クリノフラッシュ、レーヌブランシュ。内からショウナンナデシコ。
隊列が決まるとペースが落ち着いて、やや遅めの流れ。でも、サルサディオーネの逃げなので極端には遅くならず、ペースアップも少し早め。2周目向正面に入ってすぐにペースアップする展開を想定。
＜予想詳細＞
本命は、ショウナンナデシコ
カノープスS(2,1)→ベテルギウスS(1,2)→TCK女王盃(4,2)
前走のTCK女王盃は、ハナを取りに行ったケラススヴィアを楽に追いかけて、逃げ馬の後ろので追走。
その位置でじっとして、直線に入る所で少し外に出したがまだ進路なし。直線に入ってからケラススヴィアが失速してできた進路から抜け出して、外から伸びてきて先に抜け出したテオレーマを追ったが差は縮まらず2着。
かなりのスローペースだったので、追い出しをかなり待たされてしまった。それでも、緩急がある流れは得意なのですっと加速していい脚を見せていた。テオレーマの仕掛けがもう少し遅かったり、進路ができるのが速かったら勝っていた可能性もあった。時計はペースの影響で遅いが好内容。初めての地方で好走できた収穫もあるレースだった。
今回は、川崎2100mになるが、コーナーで緩む流れは魅力。
中央での近走の好走は、中盤緩んで4コーナーや直線で加速する流れが多い。
ベテルギウスSは、前半・中盤もペースが上がらずラスト3F12.4 - 11.6 - 12.9。残り400ｍまで同日2歳1勝クラスより0.6秒速いだけで、直線で0.8秒も加速。
カノープスSも、前半は速かったが中盤が緩んで、ラスト4F12.7 - 12.2 - 12.1 - 12.6。残り800mから0.2秒加速→0.5秒加速→0.1秒加速して最後の坂を我慢するレース。
この加速する流れに対応できることが、前走の内で待たされて進路ができてからのすっと加速できる瞬発力に出ている。
この適性は、コーナーがきつくて強制的にペースを落とされる川崎向き。
それに加えて、砂を被っても問題ないので内をロスなく立ち回れるのもプラス。
この枠の並びなら前走と同じように、逃げ馬の後ろの位置が取れて、サルサディオーネを見ながら直線で外に切り替えて差す形に持ち込める。その形になって、サルサディオーネを差せるかどうかを考えて、差せると判断した。
船橋だとかなり持続力が問われるのできついが、川崎だと2周目2コーナーからのペースアップ。そこの加速にはついて行ける。直線に入ってサルサディオーネが大きく加速できないので、直線に入ってからの加速の差で前に出れる可能性が高いと判断して本命にした。
馬券的には、持続力で押し切られる可能性もあるので、逃げ切られるパターンも押さえておく。
対抗は、サルサディオーネ
JBCレディスクラシック(3,10)→クイーン賞(1,2)→川崎記念(5,9)
前走の川崎記念は、外枠から主張してハナへ。
2周目向正面からペースアップしたが、カジノフォンテンに楽についてこられて、さらに外からエルデュクラージュが並びかけてきたので、苦しくなって3コーナーで交わされて失速。
単純に相手が強いので、自分のレースをしても潰されてしまった。これは仕方ない。
今回は、牝馬限定になるのが大きなプラス。
去年のエンプレス杯では、逃げてマルシュロレーヌに3/4馬身差2着。負けたが、3着のマドラスチェックには6馬身差。5着のレーヌブランシュには1.4秒差もついている。
前で持続力を活かして長く脚を使う馬なので、ベストは間違いなく船橋。
川崎になるのはマイナスだが、「早めに仕掛ける持続力を活かす騎乗」で長所を活かして好走。コーナーがきつい川崎なのに、去年のエンプレス杯のラスト4Fは、12.0 - 13.1 - 13.2 - 13.5になっていて、後続に脚を使わせる騎乗をしている。
展開的には、2番手にレーヌブランシュがいると川田騎手が強気に動いてくる可能性があるので、福永騎手のクリノフラッシュの方が自分のタイミングで動けるので競馬はしやすい。
溜め逃げしていい馬ではないことを矢野騎手は理解しているので、去年と同じ乗り方で後は相手が付いてこれるか。今回は、ショウナンナデシコがついてきて直線で差すと考えて対抗とした。
単穴は、プリティーチャンス
みやこS(9,4)→クイーン賞(3,3)→東海S(13,6)
前走の東海Sは、大外枠だったので無理せず後方2番手から追走。
直線で外に出して、伸びてきたが6着まで。
差し・追い込み有利の展開になったので6着まで持ってこれたが、やっぱり左回りは内にもたれてしまう課題が見えたレース。
今回は、牝馬限定になるのはいいが、左回りなことが課題。
クイーン賞でも直線で内にもたれてしまってしっかり追えていなかったが、東海Sでも内にもたれて、もたれるのを補正をしながら追っていた。
能力的には勝っていい力はあるが、ベストは右回り。
サルサディオーネが逃げて粘っている形だと、外に出すしかないので差し切るにはかなり前が止まってくれないと難しい。
距離に関しては、初めてなので走ってみないと分からないが、半兄が中央で1900～2000mで結果を出していたジョーダンキング。あとクイーン賞の内容から、短くなるより追走が楽になる距離延長の方が対応はできると感じる。勝つまでは難しいと思うが相手なら。
4番手は、クリノフラッシュ
内房S(7,3)→西脇S(5,10)→遠州灘S(3,1)
前走は、外枠でスタートを出たので2番手から追走。
逃げ馬の平均ペースについて行って、直線に入る所で交わして先頭。そこからじわじわ差を広げて7馬身差の楽勝。
牝馬限定でメンバーレベルが低かったのはあるが、逃げた馬が平均ペースで逃げてくれたことで長所の持続力が活きるレースになった。
今回は、相手強化になるのとスタートが課題。
どちらも出遅れてしまったレースではあるが、内房Sで0.8秒差付けられたプリティーチャンスがいて、西脇Sで1.0秒差付けられたショウナンナデシコがいる。それに加えて、サルサディオーネや、他の実績がある中央馬もいる。この相手強化は、自分の競馬をするという点でマイナス材料。
あと、スタートに不安があるので初コースは課題。
3走前の中山では、初コースだったのでパドックからゲート裏までイラついたようだったとコメントが出て、その影響で出遅れている。その点で、初めての川崎コースでのスタートも課題になる。
すんなり2番手が取れたら持続力はあるので、サルサディオーネに食らいついて馬券圏内に残れていい。もし、出遅れても差す競馬もできる馬なので終わりではない。サルサディオーネのペースながら持続力で失速する馬を交わして馬券圏内まで持ってくる可能性もある。
5番手は、ダイアナブライト
レディスプレリュード(6,4)→クイーン賞(5,7)→TCK女王盃(7,7)
前走のTCK女王盃は、後方3番手から追走。
ペースが遅かったので馬群に突っ込んで、失速した馬を交わしただけの0.7秒差7着。
スローの上がり勝負でダメなことは、レディスプレリュードで見せていたので、レディスプレリュードより位置取りが悪かったから着順も悪くなったというレース。中7週で20㎏増は驚いたが、走りには影響はなかった。
今回は、サルサディオーネが逃げてくれることがプラス。
厳しいペースを差せることはクイーン賞で見せている。川崎でクイーン賞のようなサルサディオーネ以外の前が崩れる展開を期待するのは無理だが、サルサディオーネの逃げならクイーン賞で見せた持続力で馬券圏内まであっていい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
ウェルドーン
ジャパンダートダービー(3,3)→レディスプレリュード(2,3)→クイーン賞(4,10)
前走のクイーン賞は、じわっと出して好位外の3番手から追走。向正面でサルサディオーネのペースアップについて行ったが、4コーナーで脚が鈍りだして直線はバタバタ。地方交流重賞だと早仕掛けマシーンになるルメール騎手のリネンファッションのペースに付き合ってきつくなったのはあるが、止まりすぎ。
この馬に関しては、ずっと評価は同じ。例年のジャパンダートダービー3着なら、かなり評価できる。ただ、今年は地方馬キャッスルトップに逃げ切られてしまった年。楽逃げではあったが、ラスト1F13.1でしっかり脚は鈍っている。これを交わせないで時計も遅いのでレースレベルは低い。同条件の関東オークスも、時計が出ていた馬場なのに時計が遅い。前走で成長も感じられないのに加えて、3歳で軽かった斤量が4歳になり関東オークス勝ちで1㎏重い斤量。相手も条件も厳しい。成長がないとかなり相手に恵まれないと今後の好走も難しいと考えている。
レーヌブランシュ
レディスプレリュード(3,1)→JBCレディスクラシック(2,4)→TCK女王盃(3,4)
前走のTCK女王盃は、押して位置を取りに行ったが、外から被されて好位馬群の中の5番手から追走。動けない位置だったので、直線に入って他馬と同じタイミングでの追い出し。
直線の途中で前の進路が狭くなったが、内のショウナンナデシコが抜け出した進路に入れてなんとか4着。
この馬は、瞬発力・トップスピードの速さがあまりないので、前にいることがいい結果に直結する。テンの脚もそこまで速くないので、1800m以上で外枠からじわっと前に出して行って好位外の2，3番手を取るのが理想。さらに、ペースが落ちてレースレベルが下がってくれないと力負けする。
今回は、枠の並びから外の3番手、クリノフラッシュが出遅れたら2番手が取れそうなのはいい。ただ、サルサディオーネがいることでレースレベルが低くならないのが大きなマイナス。3歳時の関東オークスからずっと牝馬地方交流重賞路線なので、レースレベルが上がってしまうと中央の3勝クラスやOPクラスで勝ってきた馬との地力の差が出てしまう（6走前のアンタレスS・5走前のブリリアントSで惨敗したのも、これが原因）。それもあって、去年のエンプレス杯では前に行けないにしても負けすぎの内容になっている。
川田騎手が2番手を取って勝ちに行く乗り方をしても、その乗り方では能力的に対応できずに失速すると考えて消し。
■ 地方馬
ナラ
笠松のB2でも完敗なので回ってくるだけ。
グレートコマンダー
名古屋B1で離された3着では回ってくるだけ。
メモリーコウ
前走のTCK女王盃では、中団の最内から追走。直線で最内にきれいに進路ができたが、伸びきれずに5着。3着とは0.2秒差ではあるが、ずっと最内でロスなく走って、最後の脚色は2番手から失速したダノンレジーナと同じくらい悪かった。
あれだけ遅い流れでダノンレジーナと同じくらい最後脚が鈍っているのは、やっぱり能力が落ちたと感じる走り。そもそも、広いコース・軽い馬場の中央向きの馬。今回は、距離も長い2100mになる。良化を感じない内容なので今回も消し。
シャイニングアカリ
前走はノーヴァレンダの2着だが、着差は1.4秒差。OP特別での好走はあるが、展開が恵まれたり、レースレベルが低いレースばかり。サルサディオーネが逃げるペースも厳しい。
カイカセンゲン
過去に穴馬を出している前年のロジータ記念勝ち馬。ただ、去年のロジータ記念はかなりレースレベルが低かった。中央馬が崩れても先着できるイメージが浮かばない。
サルサレイア
前走の報知グランプリCは、クイーンCで好走した得意の船橋で展開が向いて4着（8頭立て最低人気）。この馬として最高の走りをした。川崎替わりで、距離延長に中央馬もいると厳しい。
払戻金
| 単勝 | 4 | 210円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 4 | 100円 | 1番人気 |
| 12 | 150円 | 3番人気 | |
| 9 | 140円 | 2番人気 | |
| 枠連複 | 4 - 8 | 510円 | 2番人気 |
| 馬連複 | 4 - 12 | 550円 | 2番人気 |
| 枠連単 | 4 - 8 | 940円 | 3番人気 |
|---|---|---|---|
| 馬連単 | 4 - 12 | 950円 | 1番人気 |
| ワイド | 4 - 12 | 240円 | 1番人気 |
| 4 - 9 | 240円 | 2番人気 | |
| 9 - 12 | 440円 | 6番人気 | |
| 三連複 | 4 - 9 - 12 | 890円 | 1番人気 |
| 三連単 | 4 - 12 - 9 | 3,570円 | 2番人気 |
馬場：良
馬場：良
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