nigeのコメント
傾向・全馬評価あり:絞って馬連・3連単の両取りを狙う!
<傾向>
※レース名(人気,着順)
・2018年
【地方:5番人気(55kg)】京葉S(7,6)→夕刊フジ賞(1,4)→サマーC(1,1)
【中央:4番人気(56kg)】京葉S(3,7)→天王山S(1,2)→欅S(6,6)
【中央:1番人気(55kg)】下総S(1600万下)(3,1)→大沼S(1,2)→マリーンS(3,4)
・2017年
【中央:2番人気(54kg)】高瀬川S(1600万下)(1,4)→薫風S(1600万下)(5,1)→アハルテケS(3,5)
【中央:3番人気(55kg)】アンタレスS(9,8)→かきつばた記念(4,2)→欅S(3,15)
【中央:1番人気(55kg)】オーシャンS(7,11)→テレビユー福島賞(1600万下)(7,11)→桶狭間S(1600万下)(4,1)
・2016年
【中央:1番人気(57kg)】57kg:すばるS(3,2)→ポラリスS(1,1)→コーラルS(1,5)
【中央:3番人気(55kg)】55kg:欅S(11,5)→アハルテケS(7,1)→プロキオンS(10,8)
【中央:2番人気(57.5kg)】57.5kg:フェブラリーS(9,6)→かきつばた記念(1,4)→プロキオンS(6,11)
ハンデ戦に加え、夏の時期なのもあり、実績馬が出てこないので、地方馬も馬券圏内に来れているレース。
中央馬は、勝ち馬は近3走でオープンクラス6着以内の実績はあったが、昇級初戦で使った馬も好走しているので、オープンクラスのレースで惨敗後でも問題ない。
地方馬は、地方交流重賞4着以内の実績があるか、元中央オープン馬。
今年はいないので来年に向けてということで書いておくと、リピーターレースでもあり、
タガノトネール(2015年1着(56kg)、2016年3着(57.5kg))
タガノジンガロ(2014年3着(56kg)、2015年2着(56kg))
スーニ(2011年1着(58.5kg)、2012年3着(59.5kg))
ダイショウジェット(2010年2着(57.5kg)、2011年3着(57.5kg))
ヴァンクルタテヤマ(2008年1着(57kg)、2009年1着(58kg))
キングスゾーン(2007年1着(55kg)、2008年3着(56kg))
が、2年連続で好走している。
佐賀の適性を見せている馬は、注意が必要。
※ただ、好走した翌年は、ハンデが重くなっていて、2年連続同じ時期にいい状態ということも難しく、着順は落ちやすい。
<展開>
逃げたいのは、スマートレイチェル。ナンチンノンも行ければ行きたい。
2頭の外に出たなりでシャインヴィットゥ、その後ろからヒザクリゲ、グランドボヌールが追走。
ハナ争いになりそうになく、距離不安の馬ばかりなので、隊列が決まるとペースが落ち着いてスローペースを想定。
<予想>
◎:シャインヴィットゥ
1周コースの1400mなら対応できていい
○:スマートレイチェル
軽量と武豊騎手の存在で
▲:ヒザクリゲ
成長をしているのは間違いない
<詳細予想>
本命は、シャインヴィットゥ
フェアウェルS(1600万下)(8,1)→天王山S(7,13)→欅S(15,15)
前走は、外から出たなりで前に行って、少し抑えるくらいで3番手から追走。
直線に入ったところはいい手応えに見えたが、そこから少し遅れてだして後続に吸収されて15着。
平均ペースで前の馬が残っていたが、残ったのはアルクトスとドリームキラリ。離れた3着に差してきたワンダーリーデルも次走オープン特別を勝っているので、時計の印象よりレースレベルは高かった。
2走前は、ハナを取りに行ったが取れず、中盤ヒロシゲゴールドのペースダウンに付き合ってしまって、直線の上がりの速さに対応できなかった。脚を溜めたところで速い上がりを使える馬ではないので、当然の結果。
この馬は、平均ペースを前で粘って好走するタイプ。
中山1200mで結果を出しているが、ハイペースの消耗戦がいいというタイプではない。その証明に、コーナーでかなり緩んだ新潟1200mでも条件戦で勝っている。
今回の課題は、1400mの対応。
その点は、1周コースの1400mなら大丈夫と考えている。
中央の1400mだとワンターンコースになるので、直線の長さがある。そうなるとトップスピードの速さがある馬がどうしても有利になる。
ただ、1周コースの小回り1400mならトップスピードの速さは求められないし、向正面からペースが上がってそのまま粘る競馬ができる。
重賞級やオープン特別を勝てる馬がいたら厳しいが、今年のかなり手薄なメンバーならこの馬に十分チャンスがあると考えて期待する。
対抗は、スマートレイチェル
陽春S(1600万下)(4,15)→高瀬川S(1600万下)(4,2)→シドニーT(1600万下)(2,1)
前走は、スタートはあまりよくなかったが、押して出して行ってハナへ。
平均ペースで逃げて、直線に入るところで少し差を広げて、最後迫られたが押し切って勝利。
時計とラスト1F1.1秒の失速を考えると、2番手の馬が弱くて絡んでこなかったことが恵まれたと感じるレースではあった。
今回は、佐賀の1400mになるが、楽なペースで逃げられるかが課題。
2走前に京都1400mで2着があるが、スローペースで逃げて直線0.5秒も加速できるような流れ。1400mでペースが流れると最後の失速が大きくなるのは、条件戦から見せている。
その点で、武豊騎手が乗ってくれるというのは大きなプラス。
酒井騎手が逃げるのと、武豊騎手が逃げるのでは、後続が絡みにくい圧が違う。
ナンチンノンも逃げたいのだが、松若騎手が武豊騎手に絡んで行ってハナを取るとは思えないし、距離不安もある(ナンチンノンは、行き脚が遅くなっているので、逃げられないどころかシャインヴィットゥに2番手を取られる可能性もある)。玉砕覚悟でハナを取りに来ることはないはず。
マイペースで逃げることができれば、後続のペースアップのタイミング次第で押し切ってもいいと考えて対抗に。
単穴は、ヒザクリゲ
500万下(3,1)→ラジオ福島賞(1000万下)(6,1)→やまびこS(3勝クラス)(2,1)
前走は、出遅れてしまって、二の脚で前に行ったが内の4番手から追走。
直線に入るところで外に出して、先に仕掛けていたアスタースウィングに外から前に行かれたが、差し返して勝利。
やや速めのペースで、持続力を生かしてラスト1F浮上してくる2走前と同じような勝ち方。
ただ、これまで結果を出してきた好位外2,3番でからではなく、逃げ馬の後ろから競馬ができたのは大きな収穫。
距離を短縮しての3連勝という点は気になるが、時計面が全く違うので成長をしているのは間違いない。
1400mの対応が課題になるが、経験していないので未知数。
成長を見せている中での距離延長で、このメンバーなら伸びしろと血統に期待する価値はあると考えて3番手に。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
ナンチンノン
前走は、スタートはよかったが、内から少しスタートは遅れたヒロシゲゴールド、外からスタートが速いシャインヴィットゥに前に行かれて、3番手から。
逃げないと力が出せないのでボロボロ。
その前に、ベスト条件の中山1200mで逃げられた3走前に、いいところなく負けていた。
衰えが明らかに出ているし、斤量も一番重い。いまさら距離を伸ばして期待できない。
グランドボヌール
血統だけ見るとダートでこそのように見えるが、未勝利戦で使ったダートは、どちらも出遅れていいところなく負けている。
その直後の芝のレースで、スタートを普通に出て逃げる競馬で3着。この比較を見ると、力を付ける前だからと言えないと感じる。
芝では、前走中京記念0.2秒差5着で力を付けてきているし、距離面の不安がないというのはあるが、ダートでは素質に期待するしかない。
■ 地方馬
今年は、園田勢が参加してないので、かなり手薄。
ロードリベラル
17年ラジオNIKKEI賞3着馬ではあるが、500万下で頭打ちで地方へ。
高知で結果が出ずに、佐賀に行ってやっと3着が1回。中央馬相手は厳しい。
ハクユウスターダム
南関東ではB2できつくなって佐賀に移籍。
佐賀では勝てていないが(0.4.3.1)と安定して走れている。そうはいっても、中央馬と戦える内容ではない。
コスモマイギフト
使うことが目的のホースケアの馬。無事完走を。
オウノミチ
移籍直後は結果が出ていたが、ドンドン内容が悪くなって、前にも行けなくなっている。
この状態では厳しい。
マサヤ
休み明けの3月の状態の悪さからは復調してきたが、まだ去年までの状態ではない。
去年は2.8秒差8着。今年の相手ならもう少し走れていいが、馬券圏内まではさすがに厳しい。
ナラ
2走前に、中央500万下に使ったが、5.5秒差負け。
この相手ではさすがにきつい。