【園田勝負R:全馬評価あり】820mだが持続力が活きる園田は魅力！



＜予想＞

◎：ダノングッド
地元より他地区の方が安定して力が出せる

○：メイプルグレイト
一度使っての外枠は理想的

▲：スマートメイス
好位差しができるし枠の並びもいい

△：ダノンジャスティス
1400m以下の距離で前で流れに乗れば怖い

☆：ブレイクフリー
ベスト条件で良化を見せて




＜展開＞

820m戦なのでスタート次第になるが、ワシヅカミ、ブレイクフリー、ダノングッド、ダノンジャスティス、ブレイクフリーあたりが前へ。
ハイペースで、直線は我慢比べになって持続力も必要なレースになる。



＜予想詳細＞

本命は、ダノングッド

前走の福永洋一記念は、最内のリワードアンヴァルとダノンジャスティスが早くて、前に行ききれず好位内の4番手から追走。
行きたがるのを少し抑えながらの追走で、3コーナーで追い出したが前との差は縮まらずに4コーナーでやっと離れた3番手。そこから直線で伸びきれずに、1頭に差されて4着。


黒船賞は超パサパサの馬場が向いたので好走できたが、そもそも地元なのに高知が割引の馬。それに加えて、砂を被りたくないし、1600mも距離が長くて行きたがってしまっていた。


今回は、得意の園田での距離短縮は魅力。
園田FCスプリントは、20年2着、21年1着。1400mの園田チャレンジCでも、21年2着に好走している。

短い距離でのハイペースからの持続力勝負は、中央時代に中山1200mのハイペースで最速上がりで後方から差せるような馬なので大歓迎。

外に前に行く馬がいるが、この枠なら前走のように外に出せなくて苦しくなることはないはず。外から行く馬を行かせて、外に切り替えたら直線で外から差し切れるので期待する。




対抗は、メイプルグレイト

前走は、少し滑った感じで行き脚がいまいちだったが、勢いがついて残り400mでは逃げ馬の後ろ。
そこで動けないので少し待って、直線に入る所で2頭の間から抜け出して勝利。

南関東から転厩初戦だったが、着差以上に力さを感じさせる走りだった。


南関東で4戦してあっさり戻ってきたが、5走前にアマネラクーンの2着、4走前にはブンロートを倒していて南関東「A2」を勝っている。


今回は、多少遅れても前に行きやすい外枠は歓迎。
中央時代から逃げか好位外が理想なので力が出せるはずで、前走で820mの流れを一度経験できたのもプラス。

使っての良化があるはずで、南関東の走りからダノングッドと互角の走りができていいので対抗に。




単穴は、スマートメイス

前走は、出鞭を入れてハナを取りに行っての逃げ。
マイペースで逃げて、2番手の馬が3コーナーから並びかけてきたので抵抗しての仕掛け。直線で粘ったが差されて2着。

結果的に勝ち馬がかなりいい脚を使ったので、もう少し上がりのかかる展開にした方が良かったという内容。でも、これは37.7秒の上がりを使ったのを勝ち馬褒めるレース。3着に4馬身差付けているようにいい走りはできている。


今回は、初めての820mの対応が課題になる。

流れに関しては、前走の1230mでテンからしっかり出していたし、好位差しもできる馬なので対応できていい。
枠の並び的に、ブレイクフリー、ダノンジャスティスを追いかけて好位外が取れそうなのはいい。

初めて820mに魅力を感じるので相手に入れておきたい。




4番手は、ダノンジャスティス

前走の福永洋一記念は、2番手から追走。
3コーナーで3番手のララメダイユドールのペースアップについて行けず、直線で我慢するも2頭に差されて5着。距離がやや長い重賞で、この馬の力は見せている。

去年の園田FCスプリント1番人気3着だったが、4月まで中央3勝クラスにいて、高知で2戦2勝で挑んだレース。


今年は、1600ｍだとかなりパフォーマンスが落ちた走りをして、1400m以下の方が明らかにいい走りをしている。
若干衰えたかもしれないが、スタートは良くなっているので前で流れに乗ったら今年も馬券圏内に残る可能性はある。




5番手は、ブレイクフリー

前走は、5頭立ての大外から主張してハナへ。
ハナを取り切ってから少し後続を引き付けて、直線で粘っていたがメイプルグレイトに差されて2着。

去年の園田FCスプリント4着馬なので、久しぶりの820mで下原騎手に戻って大きく良化した走りを見せた。


3㎏増にはなってしまうが被される心配のない大外なので、前走同様にハナを取りに行って前で我慢する走りができれば馬券圏内争いに加われていい。





※以下は、買わない馬の評価。

メイショウメイリン
前走は、外の3番手から追走して、直線で外からじわじわ迫るも4着（5頭立て）。中央で1000mがベストだった馬なので、初めての820mで良化を見せた。ただ、前走の4着が地方移籍後の最先着。再度820mでも、ここは相手が強い。



ブランオラージュ
前走は、2番手から追走して、メイプルグレイトに差されてそのまま3着。1230mでの完敗からは良化したが、去年園田FCスプリント2着した走りには程遠い。去年のような走りは期待しにくい。



ワシヅカミ
前走は、好スタートからすんなりハナを取ってマイペースの逃げ。3コーナーに入る少し前からペースが上がって、直線で粘っていたが0.4秒差4着。テンのスピードはあるので逃げられるかもしれないが、8か月休んだ後の4戦が直線で粘れずに差されていて内容が悪い。820mだとハナを取ったとしてもテンから脚をかなり使うので、直線での持続力の不安が大きい。



コスモビスティー
中央で2勝クラスが頭打ちになり、去年から少しパフォーマンス落ちてるのが現状。このメンバーの820m戦だと、後方から失速する馬を拾うだけになる可能性が高い。買うのなら素質に期待するしかない。



ダウンタウンスピカ
前走は、外枠からイズジョードリームより前に行ってハナへ。直線入って4馬身差くらいあったが残り150mくらいから後続が迫ってきて2着。勝つためにハナを取りに行ったと思うが我慢しきれなかった。軽量でも3，4走前のB1B2で勝てていないので、この相手は厳しい。



トゥリパ
前走は、最内枠だったのでハナを取りに行ったが取れずに、外から被されて2列目最内から追走。1コーナーでペースダウンで前が詰まってつまずく形になって、3コーナーから前のペースアップについて行けずに2.0秒差10着。逃げがベストとハッキリしている馬なのに、スマートメイスにハナをあっさり取られている。逃げられないと力を出し切れないので、この相手は難しい。