テンに遅い馬が多く、逃げ、先行タイプが少ないメンバー構成。こうなると単騎で逃げられるヴィータに期待したくなりますが、同馬はスタミナが不足する長期休養明けで距離延長。失速の危険性大です。

　よって、◎には、前々走でB3・カイジ大好きＹｏｕＴｕｂｅｒ杯を勝利しているように、すんなり先行した時に好走例が多い(6) アルマライルを推します。前走・B3・千客万来特別は出遅れて能力を出し切れなかったものの、今回のメンバーならば自分の得意形に持ち込めそう。鞍上も強化されており、巻き返しを期待します。

〇は、平和賞３着、ニューイヤーＣ５着の素質馬(11)シェーンリート。長期休養明けの前走・B2・錦秋特別は大敗したものの、今回は再調整されての一戦。さすがにかなり太目だった馬体も絞れているでしょう。その上、今回のメンバーだと楽に好位を取れそう。一変は十分あるでしょう。

　▲は、もともと浦和1600m戦で現クラス勝ちの実績がある(5) ナムラアヴィ。同馬は現クラス勝利後がスランプでしたが、前走のB2・師走特別では逃げ馬が楽に逃げ切る流れを、差して勝ち馬と1.1秒差(6着)と復調の兆し。もともとここではトップクラスの末脚が使える馬だけに、ここは有力でしょう、

あとは△にJRAの未勝利で2着3回、3着3回の実績があり、園田では逃げて目下3連勝の(2) ウ゛ィーダ。前記したように、長期休養明けと距離延長に不安はありますが、展開に恵まれる可能性が高いのも事実。さすがに無印にはできません。

　他では、このクラスで3度の連対実績のある(4)インスタイル。しかし、3度の連対はハイペースに恵まれたたことで、メンバートップクラスの末脚を引き出したもの。前が楽な展開になった場合は取りこぼしていることが非常に多いために、ここは狙い下げました。人気ほど信頼はできないでしょう。

　最後にもともと現クラスで何度も実績がある(1)シゲルジダイマツリと(8) パルパルパピヨン。シゲルジダイマツリは休養後の良化がスローですが、絶好枠を生かしての一発が魅力。パルパルパピヨンは、昨秋に復帰してから、地味に近走、勝ち馬との着差を詰めており、超絶人気薄なら一考の価値があるでしょう。