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　◎には昨年の武蔵野Ｓで、今回断然1番人気のベストウォーリアにハナ差先着の(5)アドマイヤロイヤルを抜擢します。この馬はその後パフォーマンスを落としているためにあまり人気がありませんが、ベストウォーリアをガチで負かせるレベルの馬は、Ｇ3の勝ち馬であるアドマイヤロイヤル(昨年のプロキオンＳ勝ち)とキョウエイアシュラ(前走オーバルスプリント勝ち)、全盛期の力を出し切れた場合のナムラタイタン(2011年の武蔵野Ｓ勝ち)くらいです。

　しかし、キョウエイアシュラは前走で能力を出し切った後の一戦。それに対してアドマイヤロイヤルは前走プロキオンＳ14着から立て直されての一戦。前走のプロキオンＳを勝って、この先が目標のベストウォーリアと、今回で賞金を加算しなければこの先がないアドマイヤロイヤルとの比較ならば、アドマイヤロイヤルに票を投じたい一戦です。

　○は相手も強く、直線外から被されて進路を失ったフェブラリーＳでは13着に敗れましたが、自在性ある脚質で堅実さが魅力の(10)ベストウォーリア。メンバーを考えた場合に、ここも大崩れしない可能性が高いですが、今回はあくまでも始動戦。過信すると脚元を掬われることがしばしばあるので対抗評価までとしました。

　▲は2011年の武蔵野Ｓの勝ち馬で、昨年は東海Ｓ2着、平安Ｓ3着の(14)ナムラタイタン。この馬は年齢を重ねてＪＲＡのマイル戦だとポジション取りが厳しくなったために中距離路線に転向したようですが、テンがそれほど速くならない交流Ｇ3なら、そこまで追走に苦労することはないでしょう。みちのく水沢で更にスタミナつけて、一発大逆転を期待します。

　以下特注馬として、今回のメンバーを相手に逃げ切るのは容易ではありませんが、勢いで突破の可能性も考えられる(9)ポアゾンブラック。前走のエニフＳではあのキズマのハナを奪ってハイペースの逃げを打ち、本日のＪＲＡ・エルコンドルパサーＭの勝ち馬ワイルドバッハを捻じ伏せたあたりはなかなか優秀です。

　△にはダート路線に転向して上昇一途で、前走オーバルスプリントを制した(4)キョウエイアシュラ。ダートのキャリアが浅い馬だけに、更なる上昇があっても不思議ではありません。