名古屋グランプリ Jpn2

5月6日() 名古屋競馬場/ダ2100m

名古屋グランプリデータ分析とレース傾向

名古屋ダ2100m

レースが創設された2001年から2021年まではダート2500mで施行。旧名古屋競馬場は日本で最も直線距離が短かったこともあり、その特異なコース設定からリピーターの活躍が目立っていた。歴代の勝ち馬では、第10回(2010年)ワンダースピード、第13回(2013年)シビルウォー、第14回(2014年)エーシンモアオバーといった8歳の古豪が健在ぶりを示すほか、第15~16回(2015~2016年)は牝馬のアムールブリエが2連覇を達成。近年はJRA所属馬の独擅場と化す一方で、思いのほか人気どおりの順当な結果にはなりづらい。なお、2022年4月の名古屋競馬場移転にともない施行距離をダート2100mへと変更。2024年にはダート競走の体系整備の一環として施行時期を12月下旬から5月上旬に移して施行されている(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)。

※ 2005年を除く

【人気】

勝ち馬は1~3番人気のなかから出る場合がほとんどで、4番人気以下の優勝例は2014年エーシンモアオバー(6番人気)と2017年メイショウスミトモ(5番人気)の2頭に限られる。ただし、1~3番人気の組み合わせで決着すること自体は少なく、4~5番人気あたりを絡めた買い目が理想的。また、7番人気以下はヒモ扱いが妥当となり、2006年レッドストーン(9番人気2着)を最後に連対できていない(以下、文中のデータはいずれも2004年以降)。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 9-4-4-2 47.4% 68.4% 89.5% 88.9% 96.8%
2番人気 6-4-3-6 31.6% 52.6% 68.4% 98.9% 83.2%
3番人気 2-2-1-14 10.5% 21.1% 26.3% 40.5% 32.6%
4番人気 0-4-5-10 0.0% 21.1% 47.4% 0.0% 75.8%
5番人気 1-4-3-11 5.3% 26.3% 42.1% 42.6% 76.8%
6~9番人気 1-1-3-72 1.3% 2.6% 6.5% 17.3% 31.2%
10番人気以下 0-0-0-44 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

【脚質】

名古屋グランプリは1周1180mのコースを約1.3/4周するダート2100m戦。移転前は1周1100m、直線距離194mの旧名古屋競馬場でダート2500m戦として施行されていたが、コーナーを8回も回らなければならないことから機動力が求められることは当然で、そのうえで2500mを乗り切るスタミナも必要とされていた。一方、2022年4月にオープンした新名古屋競馬場は直線距離もゴールまで240mと長く、3~4コーナーにかけてはスパイラルカーブも採用されているため、以前よりも差し脚を活かした立ち回りが幅をきかせている。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 3-4-1-7 20.0% 46.7% 53.3% 127.3% 137.3%
先行 8-7-5-26 17.4% 32.6% 43.5% 58.7% 62.4%
差し 6-2-8-42 10.3% 13.8% 27.6% 24.7% 39.0%
追込 0-3-1-65 0.0% 4.3% 5.8% 0.0% 7.2%
不明 2-3-4-19 7.1% 17.9% 32.1% 15.7% 58.9%

【枠順】

データはダート2500mとして施行された移転前のものを含むが、8枠が最多となる8勝を挙げており、複勝率においては7枠が最高値を記録。なお、歴代優勝馬では最高オッズとなる単勝13.3倍で勝利した2014年エーシンモアオバーも7枠8番に収まっていた。好位差しがセオリーとなる脚質傾向からも、外2~3番手あたりを取りやすい7枠や8枠の成績が優秀なことには頷ける部分がある。ちなみに、移転後も2022年ペイシャエスが7枠9番、2023年ディクテオンが8枠12番から勝利をつかんでおり、外枠優位な傾向に変わりはない。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 1-3-2-13 5.3% 21.1% 31.6% 42.6% 46.3%
2枠 3-2-1-12 16.7% 27.8% 33.3% 47.8% 92.2%
3枠 0-3-2-14 0.0% 15.8% 26.3% 0.0% 41.1%
4枠 0-2-2-15 0.0% 10.5% 21.1% 0.0% 41.1%
5枠 1-2-2-28 3.0% 9.1% 15.2% 8.5% 17.0%
6枠 0-2-2-30 0.0% 5.9% 11.8% 0.0% 16.8%
7枠 6-3-6-22 16.2% 24.3% 40.5% 71.1% 61.9%
8枠 8-2-2-25 21.6% 27.0% 32.4% 51.4% 49.2%

【所属】

記念すべき第1回(2001年)を笠松のミツアキサイレンスが制しており、2001~2007年までは地方所属馬が少なからず1頭以上馬券に絡む活躍をみせていた。ただし、2008年以降はJRA所属馬が上位を独占する結果が続き、近年の地方所属馬はカツゲキキトキト(愛知)の3着(2016&2017年)が精一杯となっている。

◆所属別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
JRA 19-18-15-37 21.3% 41.6% 58.4% 72.8% 83.0%
地方 0-1-4-122 0.0% 0.8% 3.9% 0.0% 15.4%

【前走】

◆前走成績(過去5開催)

馬名
(着順)
前走
日付 レース名 クラス




タイム 1(2)着馬
231 ディクテオン 11/23 浦和 浦和記念 Jpn2 ダ2000 12 5 1 2.06.6 ミトノオー
2 グランブリッジ 11/03 大井 JBCレディ Jpn1 ダ1800 12 2 2 1.53.7 アイコンテーラー
3 テリオスベル 11/29 船橋 クイーン賞 Jpn3 ダ1800 11 1 2 1.51.6 ライオットガール
221 ペイシャエス 11/03 盛岡 JBCクラシ Jpn1 ダ2000 15 4 3 2.02.7 テーオーケインズ
2 ヴァンヤール 11/06 阪神 みやこステー G3 ダ1800 16 14 6 1.51.9 サンライズホープ
3 ラーゴム 11/23 浦和 浦和記念 Jpn2 ダ2000 不良 11 3 2 2.06.8 クリノドラゴン
211 ヴェルテックス 11/23 浦和 浦和記念 Jpn2 ダ2000 10 4 3 2.07.8 メイショウカズサ
2 ケイアイパープル 11/21 福島 福島民友カッ オープン(L) ダ1700 15 2 5 1.45.6 ダノンファスト
3 ダンビュライト 11/07 阪神 みやこステー G3 ダ1800 16 7 13 1.52.4 メイショウハリオ
201 マスターフェンサー 09/29 金沢 白山大賞典 Jpn3 ダ2100 稍重 12 1 1 2.13.6 ロードレガリス
2 ロードゴラッソ 10/25 東京 ブラジルカッ オープン(L) ダ2100 11 3 3 2.09.4 ハヤヤッコ
3 ダイシンインディー 11/01 福島 福島民友カッ オープン(L) ダ1700 12 9 9 1.46.1 オーヴェルニュ
191 デルマルーヴル 11/28 浦和 浦和記念 Jpn2 ダ2000 12 1 4 2.06.2 ケイティブレイブ
2 アングライフェン 11/03 京都 みやこステー G3 ダ1800 16 8 4 1.50.1 ヴェンジェンス
3 アナザートゥルース 11/28 浦和 浦和記念 Jpn2 ダ2000 12 3 2 2.06.0 ケイティブレイブ
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