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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 6 | 牝5 | 55.0 | 川田将雅 | 石坂公一 | JRA | 476(-10) | 1.32.1 | レコード | 2.9 | 1 | |
2 | 3 | 3 | 牝5 | 55.0 | 齋藤新 | 齋藤誠 | JRA | 511(+5) | 1.32.6 | 21/2 | 16.2 | 6 | |
3 | 4 | 4 | 牝4 | 55.0 | 武豊 | 坂口智康 | JRA | 461(+5) | 1.32.8 | 3/4 | 5.2 | 4 | |
4 | 6 | 8 | 牝4 | 55.0 | 松山弘平 | 橋口慎介 | JRA | 473(+6) | 1.33.0 | 1 | 3.9 | 2 | |
5 | 7 | 10 | 牝5 | 55.0 | 山本聡哉 | 小澤宏次 | 浦和 | 486(-8) | 1.33.0 | クビ | 293.2 | 11 | |
6 | 8 | 12 | 牝5 | 55.0 | 本橋孝太 | 小久保智 | 浦和 | 478(-5) | 1.33.2 | 1 | 20.5 | 7 | |
7 | 8 | 11 | 牝5 | 55.0 | 本田正重 | 藤田輝信 | 大井 | 499(-10) | 1.33.2 | アタマ | 35.2 | 8 | |
8 | 6 | 7 | 牝4 | 55.0 | 町田直希 | 内田勝義 | 川崎 | 458(-14) | 1.33.3 | 1/2 | 116.9 | 10 | |
9 | 1 | 1 | 牝6 | 55.0 | 青柳正義 | 高橋道雄 | 金沢 | 511(-1) | 1.33.9 | 3 | 301.4 | 12 | |
10 | 2 | 2 | 牝7 | 55.0 | 矢野貴之 | 堀千亜樹 | 大井 | 521(-8) | 1.33.9 | アタマ | 4.3 | 3 | |
11 | 5 | 5 | 牝4 | 55.0 | 吉原寛人 | 加藤和義 | 金沢 | 453(+8) | 1.34.5 | 3 | 43.7 | 9 | |
12 | 7 | 9 | 牝4 | 55.0 | M.デム | 杉山晴紀 | JRA | 487(-7) | 1.36.7 | 大差 | 13.9 | 5 |
■払戻金
単勝 | 6 | 290円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 6 | 130円 | 1番人気 |
3 | 280円 | 5番人気 | |
4 | 160円 | 3番人気 | |
枠連複 | 3 - 5 | 1,940円 | 8番人気 |
馬連複 | 3 - 6 | 1,970円 | 7番人気 |
枠連単 | 5 → 3 | 3,300円 | 15番人気 |
---|---|---|---|
馬連単 | 6 → 3 | 3,070円 | 13番人気 |
ワイド | 3 - 6 | 610円 | 7番人気 |
4 - 6 | 300円 | 2番人気 | |
3 - 4 | 720円 | 9番人気 | |
三連複 | 3 - 4 - 6 | 2,380円 | 7番人気 |
三連単 | 6 → 3 → 4 | 10,730円 | 31番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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3日(水)に行われるJBCレディスクラシックの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
③マドラスチェック【B】
美浦坂路単走。10月上旬に帰厩し、坂路とウッド併用で調整されている。13日にウッドで併せ馬を消化し、直前は27日の坂路。単走で一杯に追われて53秒1-12秒4で乗られている。変則日程での追い切りとあって評価は難しいが、マズマズのデキにあるといっていい。
④リネンファッション【B】
栗東坂路単走。10月7日に帰厩し、21日と27日にCウッド単走で乗られている。特に実質的な追い切りとなった27日は、強めに追われ好タイムをマークした。直前の31日にも坂路で57秒5-12秒6を馬なりで、目標レースを前にキッチリと臨戦態勢も整った。
⑥テオレーマ【B】
栗東坂路単走。前走後は在厩調整で、21日の坂路から計時をスタート。27日にCウッド併せ馬で乗られ、追走併入を果たしている。最終は30日の坂路で55秒1-12秒3を馬なりで乗られている。休み明けを使われて気配も上向きであり、いい形で目標レースを迎えられそうだ。
⑧レーヌブランシュ【B】
栗東CW単走。前走勝利後も順調で、23日の坂路では51秒6-13秒0と自己ベストを更新してきた。直前は27日の坂路をラスト重視で乗られてから、31日にCウッドで強めに追われている。いい意味で前走のデキを維持しており、あとは距離対応だけだろう。
⑨クリスティ【B】
栗東坂路単走。前走後は坂路調整で、24日から計時をスタート。28日に54秒3-11秒9、直前31日にも55秒3-12秒0を乗られている。久々のダート戦を叩かれて、少しずつではあるものの気配も上向いている。あとは1500mが向くようなら面白そうだ。
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が前走で4コーナーを4番手以内で通過していた。非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に2頭、3着馬に1頭(前走競走中止除く)。なお、非該当馬ながら勝利した18年アンジュデジールは京都開催ということもあり、より先行力を問われる地方の小回りコースでは先行力必須と考えたい。
減点対象馬
⑥テオレーマ、⑩ラインカリーナ、⑫ダノンレジーナ
一方で、持ち回り開催であることからコース形態も多種多様となるが、過去に逃げ切り勝ちを収めた馬は1頭もいない。2016年以降、前走で最初のコーナーを1番手で通過していた馬の好走例も19年2着ゴールドクイーンに限られる。
減点対象馬
②サルサディオーネ、③マドラスチェック、④リネンファッション、⑦ルイドフィーネ、⑨クリスティ
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が前走で4着以内に好走していた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に1頭、3着馬に1頭となるが、16年2着レッツゴードンキは前走が芝のG1スプリンターズS、17年3着ラインハートは前走が競走中止と度外視できるものだった。
減点対象馬
③マドラスチェック、⑨クリスティ、⑩ラインカリーナ、⑪グランデストラーダ、⑫ダノンレジーナ
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が前走でダートグレード競走に出走していた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に3頭、3着馬に3頭。JRAの条件戦や非公営重賞から臨んだ馬の好走例も少なくないが、非ダートグレード競走の場合はヒモ扱いが賢明だろう。
減点対象馬
①マルカンセンサー、③マドラスチェック、⑤ハクサンアマゾネス、⑦ルイドフィーネ
2016年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が6頭、Mr. Prospector系が4頭、A.P. Indy系が4頭、そのほか1頭。なお、前回金沢ダート1500mで開催された2013年にはキングヘイロー産駒の1番人気メーデイアが1番人気に応えて快勝している。
持ち回り開催のため一概に血統傾向を探りにくいところはあるが、2013年の結果に倣えば1着メーデイア(父キングヘイロー×母の父Lord Avie)、2着アクティビューティ(父バゴ×母の父ワツスルタツチ)、3着キモンレッド(父サウスヴィグラス×母の父ブラックタイアフェアー)、父も母の父も非サンデーサイレンス系、ひいてはサンデーサイレンスの血を一滴も引かない馬が1~3着となっていた。
マドラスチェックは、父Malibu Moon×母Gloat(母の父Mr. Greeley)。本馬自身も昨年のJBCレディスクラシックで2着の実績を持つが、A.P. Indyの直系は直近3年で1勝、2着3回と上位入線を果たしている勢いがある。また、先例からサンデーサイレンスの血を持たない血統構成も評価しやすい。これまでは長い距離も使われてきたが、配合自体は短距離向きの印象も受けるだけに、スピードを活かしやすい小回りコースは歓迎だろう。
マルカンセンサーは、父ロージズインメイ×母キャニオンドリーム(母の父ブラックタイアフェアー)。2013年の金沢開催時には同じ母の父となるキモンレッドが3着と好走していたが、同馬の母は本馬の父系と母系を入れ替えたような血統構成でもあった。ムラ駆けするタイプで当てにしづらいところはあるものの、今年緒戦のTCK女王盃では勝ち馬から0秒6差の4着で入線しており、金沢への移籍が復調のきっかけとなっていればヒモ穴として一考したい。
JBCレディスクラシックは、ダート牝馬路線の頂点を決める一戦。このレースは今年で11年目と歴史が浅く、大井1800mで行われることもあれば、今年のように金沢1500mで行われることもあり、JBCクラシックやJBCスプリントを比べても、距離の幅が広い。しかし、距離に関係なく求められるのは、実績と順調さだ。
このレースの最有力馬は、近2走とも牡馬相手のダートグレードに出走して3着以内だった馬。該当馬は、昨年の優勝馬ヤマニンアンプリメのみだが、同馬は2着馬に2馬身、この後に紹介するファッショニスタに8馬身差をつけて圧勝している。このことからも、牝馬が相手のここなら当然、本命候補となるだろう。ただ、そのような馬が出走してくるのは稀なことだ。
そこで主力として紹介したいのが、同年の牡馬相手のダートGⅡ以上で、5着以内だった馬だ。それらの成績は、このレース創設以降【4・0・3・1】。1着の該当馬は、2011年のラヴェリータ、2012年のミラクルレジェンド、2016年のホワイトフーガ、2018年のアンジュデジール。3着の該当馬は、2015年のトロワボヌール。唯一の4着以下(11着)は2017年のホワイトフーガだが、この年の同馬は前走で1.6秒差負けていた。同年の牡馬相手のダートGⅡ以上かつ、前走で1.5秒差以内なら狙いが立つだろう。
さらに夏のスパーキングレディーカップかブリーダーズゴールドカップのどちらかで優勝し、前哨戦のレディスプレリュードでも連対した馬も、このレース創設以降の成績は【3・1・2・0】と有力だ。1着の該当馬は、2013年のメーデイア、2014年のサンビスタ、2016年のホワイトフーガ。2着の該当馬は、2011年のラヴェリータ。3着の該当馬は、2015年のトロワボヌール、2019年のファッショニスタである。
一方、育成技術が発展した近年は、前哨戦のレディスプレリュードに出走していなかった馬も活躍。近2走で同年のダ1800m以下のダートグレード(3歳以上)で連対かつ、レディスプレリュードに出走していなかった馬が3年連続で連対している。該当馬は2018年のラビットラン、2019年の1着馬ヤマニンアンプリメ、2020年の1着馬ファッショニスタ。2012年のハルサンサンや2013年のサマリーズは崩れているのだが、近年はレディスプレリュード連対馬以上の活躍を見せているので、それらは注意したい。
また、穴馬候補は前走のレディスプレリュードを休養明けで凡退した馬だ。2017年の優勝馬ララベル、2018年の優勝馬アンジュデジール、2012年の2着馬クラーベセクレタ、2011年の3着馬カラフルデイズらが、レディスプレリュードで4着以下から巻き返している。クラーベセクレタこそ2番人気だったが、アンジュデジールは6番人気、ララベルは5番人気、カラフルデイズは7番人気だ。これらの共通項は、同年のダートグレードで連対実績のあること。実績馬がレディスプレリュードをひと叩されて、変わるパターンが最大の穴馬候補だ。
さらにこのレースが1600m以下で行われた場合には、前走でそれよりも短い距離を使われていた馬が穴を開けている。2016年の2着馬レッツゴードンキ、3着馬トーセンセラヴィ、そして2013年の3着馬キモンレッドもこのパターン。キモンレッドこそ、前走中央のオープンで3着と好走していたため3番人気だったが、レッツゴードンキは5番人気、トーセンセラヴィは6番人気だった。
逆に距離が1800mだった場合には、1800mよりも長い距離を使われていた馬が穴メーカーになる。1800m戦はスピードで押し切れるような距離ではないために、前走で1600m以下のレースに出走していた馬は、1頭も馬券に絡んでいない。2017年に前走2100m戦を使われていたプリンシアコメータが4番人気で2着と好走したことが、この傾向を象徴している。
他では、芝のグレードレースで優勝実績のある今回が初ダートの馬だ。本来、初ダートの馬は不利だが、2016年にレッツゴードンキが穴を開けているように、そういうタイプはポテンシャルの高さで突破してくることがある。このパターンで人気がないようであれば、ヒモに加えて損はない。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・近2走とも牡馬相手のダートグレードに出走して3着以内だった馬。
・同年に牡馬相手のダートGⅡ以上で3着以内のある馬。
(前走で1.6秒差以上、大敗していた馬は除く)
・同年のスパーキングレディーカップかブリーダーズゴールドカップのどちらかで優勝し、前哨戦のレディスプレリュードでも連対した馬。
・近2走で同年のダ1800m以下のダートグレード(3歳以上)で連対かつ、レディスプレリュードに出走していなかった馬。
●穴馬候補
・前走のレディスプレリュードを休養明けで4着以下に凡退した馬。
(同年のダートグレードで連対実績があることが条件)
・JBCレディスクラシックが1600m以下の場合は、前走でそれ以下の距離を使われていた馬。
・JBCレディスクラシックが1800mの場合は、前走でそれよりも長い距離を使われていた馬。
・芝のグレードレースを優勝した実績がある、今回が初ダートの馬。
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国内では唯一となる牝馬限定ダートJpn1競走。ダート女王決定戦として位置付けられており、この路線の牝馬たちにとっては一年の総決算になるといっても過言ではない。記念すべき第1回(2011年)は、本競走の前哨戦として改められたレディスプレリュードの覇者ミラクルレジェンドが連勝で女王の座を射止めており、翌年も同じ臨戦過程で連覇を果たしている。第5回(2015年)には3歳馬のホワイトフーガが古馬勢を一蹴して新女王に輝くと、翌年はディフェンディングチャンピオンとして1番人気に応え、レース史上2頭目となる連覇を達成。第7回(2017年)には大井生え抜きのララベルが悲願のダートグレード競走初制覇をJpn1で飾り、地方所属馬にとってもフジノウェーブ以来となるJBC競走制覇となった。