ダイオライト記念 Jpn2

3月6日() 20:05 船橋競馬場/ダ2400m 11頭

ダイオライト記念データ分析とレース傾向

船橋ダ2400m

現在、施行されているダートグレード競走のなかでは最長距離を誇る2400m戦。今後のダート中距離戦線の中心を担う存在が躍進を遂げるシーンも多く、のちにG1・Jpn1ウィナーとなる2006年ヴァーミリアンや2019年チュウワウィザードが4歳時に勝利したほか、同じく4歳ながら2着に5馬身差を付けて快勝した2008年フリオーソは勢いそのままに次走で帝王賞をも制している。前走レース別では2000m以上の距離を使われていた馬が中心となるが、ダート1600mで施行されるフェブラリーステークスから臨戦してくる馬がいた場合は、2014年ニホンピロアワーズや2018年ケイティブレイブのように、距離適性が合わずに凡走していた馬に気を配るようにしたい(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)。

【人気】

過去20年で1番人気は、勝つか、馬券圏外か、はっきりした結果になりやすく、2016~2020年までは5連覇していた勢いがあったものの、2021年マスターフェンサーは4着、2022年メイショウカズサは9着に敗れている。2013年こそ6番人気のオースミイチバンが単勝45.9倍の人気薄で勝利していたが、それを除けば勝ち馬は上位人気馬、ひいては1~2番人気のどちらかという場合がほとんど。ただし、4番人気以下の伏兵が2~3着に絡むケースは多く、高配当の立役者となりやすい南関東所属馬はヒモ穴として一考したい(以下、文中のデータはいずれも2003年以降)。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 11-2-0-7 55.0% 65.0% 65.0% 91.0% 70.0%
2番人気 5-4-3-8 25.0% 45.0% 60.0% 69.5% 74.5%
3番人気 2-3-10-5 10.0% 25.0% 75.0% 43.5% 118.5%
4番人気 0-5-0-15 0.0% 25.0% 25.0% 0.0% 45.0%
5番人気 1-3-2-14 5.0% 20.0% 30.0% 51.5% 90.0%
6~9番人気 1-3-5-71 1.3% 5.0% 11.3% 57.4% 59.9%
10番人気以下 0-0-0-77 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

【脚質】

ダイオライト記念が行われるダート2400mは船橋競馬場の外回りコースを使用。ダートグレード競走のなかでも数少ない長距離戦で、スタミナのない馬から脱落していくバテ合いになることがレースの特徴として挙げられる。また、勝ち馬の大半が最初のコーナーを3番手以内で通過しており、中団や後方から差し切るような戦法では勝ち負けまでは望みづらい。逃げ馬がそのまま押し切る展開も散見され、2016年にはハナを切った伏兵オースミイチバンが、単勝1.2倍の支持を集めたハタノヴァンクールの猛追をクビ差しのいで勝利している。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 7-3-4-8 31.8% 45.5% 63.6% 290.0% 102.3%
先行 11-6-8-34 18.6% 28.8% 42.4% 47.1% 76.3%
差し 2-9-8-65 2.4% 13.1% 22.6% 6.4% 68.9%
追込 0-2-0-86 0.0% 2.3% 2.3% 0.0% 2.4%
不明 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

【枠順】

勝利数では大外の8枠が最多となる6勝を挙げる一方で、勝率では最内の1枠も差のない数値を記録。連対率では2枠が最高値を記録しているため、好走率の観点からは内枠もぞんざいには扱えないだろう。また、唯一勝ち馬を出せていない5枠は人気の偏りに起因していそうで、1番人気に推された馬は1頭もおらず、2番人気も2011年インバルコ(2番人気3着)に限られる。なお、その2011年も単勝1.0倍と圧倒的な支持を集めたスマートファルコンが勝利した年だった。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 3-1-1-15 15.0% 20.0% 25.0% 27.0% 54.0%
2枠 2-5-0-13 10.0% 35.0% 35.0% 25.5% 70.0%
3枠 3-1-2-27 9.1% 12.1% 18.2% 15.2% 43.0%
4枠 3-2-6-23 8.8% 14.7% 32.4% 146.2% 71.8%
5枠 0-1-4-29 0.0% 2.9% 14.7% 0.0% 25.0%
6枠 1-3-2-31 2.7% 10.8% 16.2% 4.6% 25.7%
7枠 2-4-4-29 5.1% 15.4% 25.6% 36.4% 56.9%
8枠 6-3-1-30 15.0% 22.5% 25.0% 39.8% 59.8%

【所属】

2010~2021年まではJRA所属馬の連勝が続いていたものの、2022年に川崎所属のノーヴァレンダが勝利したことで地方所属馬の連敗記録がストップ。なお、地方所属馬の勝利は2008~2009年に2連覇を達成したフリオーソ(船橋)以来13年ぶりのことだった。近年は南関東所属馬を中心に地方所属馬の好走例が多く、2017年には前走金盃(大井ダート2600m)でワンツー決着を果たしていた4番人気ユーロビート(大井)、7番人気ウマノジョー(大井)の2頭が持ち前のスタミナを活かして2・3着に入線している。

◆所属別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
JRA 16-18-12-32 20.5% 43.6% 59.0% 105.0% 100.1%
地方 4-2-8-165 2.2% 3.4% 7.8% 8.4% 27.6%

【前走】

◆前走成績(過去6開催)

馬名
(着順)
前走
日付 レース名 クラス




タイム 1(2)着馬
241 セラフィックコール 12/03 中京 チャンピオン G1 ダ1800 15 2 10 1.51.9 レモンポップ
2 テリオスベル 02/07 船橋 クイーン賞 Jpn3 ダ1800 10 3 2 1.53.4 アーテルアストレア
3 ハギノアレグリアス 12/03 中京 チャンピオン G1 ダ1800 15 5 6 1.51.4 レモンポップ
231 グロリアムンディ 12/04 中京 チャンピオン G1 ダ1800 16 2 12 1.53.0 ジュンライトボルト
2 テリオスベル 03/01 川崎 エンプレス杯 Jpn2 ダ2100 10 3 3 2.19.2 グランブリッジ
3 メイショウフンジン 02/25 阪神 仁川ステーク オープン(L) ダ2000 稍重 16 2 1 2.04.5 ヘラルドバローズ
221 ノーヴァレンダ 01/03 川崎 報知オールス S3 ダ2100 13 1 1 2.14.4 エルデュクラージュ
2 エブリワンブラック 03/10 名古屋 名古屋大賞典 Jpn3 ダ1900 12 6 4 2.04.5 クリンチャー
3 ミューチャリー 02/20 東京 フェブラリー G1 ダ1600 16 11 10 1.35.1 カフェファラオ
211 ダノンファラオ 01/27 川崎 川崎記念 Jpn1 ダ2100 10 3 3 2.15.6 カジノフォンテン
2 エルデュクラージュ 02/06 中京 アルデバラン オープン ダ1900 稍重 16 8 5 1.59.3 ロードレガリス
3 アナザートゥルース 01/24 中京 東海テレビ杯 G2 ダ1800 不良 15 7 2 1.49.5 オーヴェルニュ
201 アナザートゥルース 01/29 川崎 川崎記念 Jpn1 ダ2100 不良 12 4 5 2.15.8 チュウワウィザード
2 ウェスタールンド 12/01 中京 チャンピオン G1 ダ1800 16 6 9 1.49.2 クリソベリル
3 サウンドトゥルー 02/05 大井 金盃 S2 ダ2600 16 2 1 2.49.2 フレアリングダイヤ
191 チュウワウィザード 01/20 中京 東海テレビ杯 G2 ダ1800 13 2 2 1.50.1 インティ
2 アポロケンタッキー 01/30 川崎 川崎記念 Jpn1 ダ2100 11 4 4 2.15.8 ミツバ
3 オールブラッシュ 01/30 川崎 川崎記念 Jpn1 ダ2100 11 2 3 2.15.5 ミツバ

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