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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 4 | 牝5 | 55.0 | 吉田隼人 | 須貝尚介 | JRA | 480(-2) | 2.15.7 | 2.1 | 1 | ||
2 | 8 | 12 | 牝8 | 56.0 | 矢野貴之 | 堀千亜樹 | 大井 | 525(±0) | 2.16.0 | 11/2 | 4.9 | 2 | |
3 | 6 | 9 | 牝5 | 56.0 | 川田将雅 | 橋口慎介 | JRA | 466(+1) | 2.16.0 | クビ | 5.7 | 3 | |
4 | 5 | 6 | 牝7 | 55.0 | 福永祐一 | 橋田満 | JRA | 449(-1) | 2.16.6 | 3 | 10.3 | 5 | |
5 | 6 | 8 | 牝5 | 55.0 | 岩田望来 | 野中賢二 | JRA | 461(-9) | 2.17.2 | 3 | 6.0 | 4 | |
6 | 4 | 5 | 牝4 | 56.0 | 武豊 | 角田晃一 | JRA | 500(+5) | 2.17.5 | 11/2 | 11.8 | 6 | |
7 | 7 | 10 | 牝6 | 55.0 | 笹川翼 | 内田勝義 | 川崎 | 461(-3) | 2.17.5 | アタマ | 34.1 | 7 | |
8 | 3 | 3 | 牝7 | 55.0 | 和田譲治 | 鷹見浩 | 大井 | 474(-3) | 2.17.6 | 1/2 | 51.2 | 8 | |
9 | 8 | 13 | 牝6 | 55.0 | 西啓太 | 堀千亜樹 | 大井 | 494(-6) | 2.18.4 | 4 | 395.8 | 11 | |
10 | 5 | 7 | 牝6 | 55.0 | 御神本訓 | 佐々木仁 | 川崎 | 477(+1) | 2.18.6 | 1 | 94.0 | 9 | |
11 | 7 | 11 | 牝4 | 55.0 | 張田昂 | 藤田輝信 | 大井 | 477(+4) | 2.20.5 | 9 | 132.6 | 10 | |
12 | 2 | 2 | 牝8 | 55.0 | 古岡勇樹 | 今津博之 | 愛知 | 490(-1) | 2.21.2 | 3 | 610.5 | 13 | |
13 | 1 | 1 | 牝6 | 55.0 | 阪上忠匡 | 伊藤勝好 | 笠松 | 426(-16) | 2.23.0 | 9 | 497.7 | 12 |
■払戻金
単勝 | 4 | 210円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 4 | 100円 | 1番人気 |
12 | 150円 | 3番人気 | |
9 | 140円 | 2番人気 | |
枠連複 | 4 - 8 | 510円 | 2番人気 |
馬連複 | 4 - 12 | 550円 | 2番人気 |
枠連単 | 4 → 8 | 940円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
馬連単 | 4 → 12 | 950円 | 1番人気 |
ワイド | 4 - 12 | 240円 | 1番人気 |
4 - 9 | 240円 | 2番人気 | |
9 - 12 | 440円 | 6番人気 | |
三連複 | 4 - 9 - 12 | 890円 | 1番人気 |
三連単 | 4 → 12 → 9 | 3,570円 | 2番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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3日(水)に行われるエンプレス杯の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
④ショウナンナデシコ【B】
栗東坂路単走。前走後は短期放牧に出され、12日の帰厩後は坂路調整。20日に52秒6-12秒1を馬なりでマークし、最終追いは25日で53秒3-11秒9。前走時同様ラスト1ハロン11秒台が出ており、好調を維持しているといえる。再度の地方交流戦で期待できそうだ。
⑤ウェルドーン【B】
栗東Cウッド単走。2月頭に栗東に帰厩してからは、週中にCウッドで追われている。17日に一杯に追われ、81秒5-66秒9-11秒7をマーク。23日には82秒6-67秒8-11秒5で併せ馬先着を果たしている。27日にもラスト重視で乗られており、臨戦態勢も整った。
⑥クリノフラッシュ【B】
栗東坂路単走。前走勝ち後は在厩調整であり、2月に入ってから坂路で計時をスタート。16日に一杯に追われ52秒0-13秒1をマークし、最終追いとなった25日は51秒6-12秒5。最近ではいちばんの動きであり、7歳馬ながらデキは良さそうである。
⑧プリティーチャンス【B】
栗東Cウッド単走。短期放牧から帰厩後は、16日の坂路で54秒5-12秒5をマーク。直前は27日のCウッドで、84秒4-68秒5-11秒9と前走最終追いとほぼ同等の動き。大きく変わった感こそないものの、昇級4走目で牝馬限定戦となれば注意が必要だろう。
⑨レーヌブランシュ【B】
栗東Cウッド単走。15日に短期放牧から帰厩し、19日のCウッドで一杯に追われて82秒5-66秒4-12秒4をマーク。その後は23日に坂路、25日にゲート調教を行い、最終追いは27日のCウッド。87秒8-71秒7-12秒3を馬なりで乗られており、力を出せるデキにある。
〔1〕ナラ=近況は自己条件で大敗が続いており、強敵相手の重賞では厳しい。
〔2〕グレートコマンダー=地元のレースで勝ち切れていないだけに、中央馬が相手では荷が重い。
〔3〕メモリーコウ・鷹見浩師「移籍3戦目で手の内に入ってきた。コーナーを6度回る競馬で、集中力を保てるかどうか」
〔4〕ショウナンナデシコ・須貝尚師「牝馬同士の重賞だけど、落とせない一戦だね。好位で競馬ができるし、コースも合っている」
〔5〕ウェルドーン・角田晃師「前走は元気がなかったし、度外視していい。右、左回りは関係ないし、馬混みも大丈夫だと思う」
〔6〕クリノフラッシュ・村井助手「距離はどうかだけど、小回りの平坦は合う。叩いた上積みはあるので、リズム良く運べれば」
〔7〕シャイニングアカリ・佐々木仁師「中間は牧場の坂路でパワーアップした。2、3番手でリズム良く走れればチャンスも」
〔8〕プリティーチャンス・野中賢師「左回りの中京は大丈夫だったけど、小回りでは器用さも求められる。この距離は競馬がしやすいと思う」
〔9〕レーヌブランシュ・橋口慎師「関東オークスを勝っている舞台ですし、(適性に)合っていると思います。スタートを出て、スムーズなら」
〔10〕ダイアナブライト・内田勝師「前走は直線で前が詰まった。川崎2100メートルに不安はないので、スムーズな競馬ができれば」
〔11〕カイカセンゲン・藤田輝師「前走は距離が忙しかった。この舞台は相性がいいので、交流のメンバーでも頑張ってほしい」
〔12〕サルサディオーネ・堀千亜師「前走は休み明けで気負っていた。状態はいいので、自分の形に持ち込んで昨年のリベンジを」
〔13〕サルサレイア・堀千亜師「器用ではないが、跳びがゆったりしているので、2100メートルはいいと思う。見せ場を作れれば」
単勝スペシャリスト「夢月」×南関プロ場立ち「田倉」がエンプレス杯を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:夢月(単勝スペシャリスト) 田倉(南関プロ場立ち) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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2017年以降の勝ち馬は4歳から6歳までの範囲。かつては7歳以上の高齢馬も勝ち馬として名を連ねていたが、近年は3着以内への好走例も2019年3着ビスカリア、2021年サルサディオーネに限られるため、軽視が妥当だろう。
減点対象馬
②グレートコマンダー、③メモリーコウ、⑥クリノフラッシュ、⑫サルサディオーネ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち8頭がTCK女王盃、3頭がクイーン賞からの臨戦。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に2頭。ここでは前走が非ダートグレード競走だった馬を減点対象としたい。
減点対象馬
①ナラ、②グレートコマンダー、⑥クリノフラッシュ、⑦シャイニングアカリ、⑪カイカセンゲン、⑬サルサレイア
2017年以降、勝ち馬の斤量の内訳をみると、56kgが3勝、55kgが1勝、54kgが1勝。別定戦ということで実績のある馬ほど負担重量を背負うことになるが、55kg以下で勝利した2頭は4歳馬という共通点を持つ。5歳以上で基礎負担重量の55kgとなる馬は割引が必要だろう。
減点対象馬
①ナラ、②グレートコマンダー、③メモリーコウ、④ショウナンナデシコ、⑥クリノフラッシュ、⑦シャイニングアカリ、⑧プリティーチャンス、⑩ダイアナブライト、⑬サルサレイア
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が前走で1~3番人気に支持されていた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に3頭、3着馬に2頭。前走で上位人気に推されていた場合は、掲示板を外すような敗戦を喫していたとしても巻き返す傾向が見受けられる。
減点対象馬
①ナラ、③メモリーコウ、④ショウナンナデシコ、⑤ウェルドーン、⑦シャイニングアカリ、⑧プリティーチャンス、⑩ダイアナブライト、⑪カイカセンゲン、⑫サルサディオーネ、⑬サルサレイア
2017年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が9頭、Kingmambo系が2頭、そのほか4頭。なお、昨年はオルフェーヴル産駒の1番人気マルシュロレーヌが勝ち、TCK女王盃からの連勝で地方ダートグレード競走3勝目を飾ってみせた。
血統傾向としてはクロフネや、その父フレンチデピュティを父または母の父に持つ馬の好走が目立ち、17年2着リンダリンダ(父フレンチデピュティ)、18年1着アンジュデジール(母の父フレンチデピュティ)、19年2着ブランシェクール(母の父クロフネ)、20年3着パッシングスルー(母の父クロフネ)、21年1着マルシュロレーヌ(母の父フレンチデピュティ)と5年連続で3着以内に好走していることは気に留めておきたい。
レーヌブランシュは、父クロフネ×母アンジュエ(母の父アグネスタキオン)。昨年はゲート内での落ち着きがなく、スタートで出遅れてしまったことが敗因として挙げられていた。戦歴からも先行できるか否かで好走の明暗は分かれているが、それでも牝馬限定戦では掲示板外に敗れていない安定感は誇れるものだろう。好相性を示すフレンチデピュティの直系であることはもちろん、20年関東オークスを制したコース実績にも注目したい。
サルサレイアは、父クロフネ×母サルサクイーン(母の父リンドシェーバー)。本馬もフレンチデピュティの直系であることに気を配りたい一頭で、半姉サルサディオーネは18年3着、21年2着とエンプレス杯をリピート好走した実績を持つ。また、左回りの巧者ぶりは半姉とも似ており、転厩初戦となった4走前のクイーン賞では10番人気5着。その半姉も7歳にして本格化を果たしていたことを考えれば、変わってくる余地も十分にありそうだ。
ショウナンナデシコは、父オルフェーヴル×母ショウナンマオ(母の父ダイワメジャー)。前走TCK女王盃ではダートグレード競走初挑戦ながら勝ち馬とはクビ差の2着と惜しい敗戦。やはり牡馬を相手に中央のオープンで勝ち負けを演じてきた実績は伊達ではなかった。父は昨年の勝ち馬マルシュロレーヌを出した勢いがあり、本馬の充実ぶりを考えれば種牡馬としての2連覇にも期待が高まるところだろう。
今年で68回目を迎えるエンプレス杯は、数ある牝馬限定ダートグレードの中でも、もっとも歴史があるレース。かつては砂の女王決定戦の位置付けで、地方競馬のグレード制導入元年(1995年)には、ホクトベガが歴史的大差勝ちを収めたこともあった。ただ近年はJBCクラシック創設やダートグレードの充実により、かつてほど女王クラスの馬が出走してこない傾向にある。
しかし、前年のJBCレディスクラシックの連対馬が出走してくれば当然有力。同レースが創設された翌年2012年以降のこのレースでの成績は【1・2・1・0】。1着の該当馬は、2012年のミラクルレジェンド。2着の該当馬は、2014年のアクティビューティ、2018年のプリンシアコメータ。3着の該当馬は、2021年のマドラスチェック。牡馬トップクラスが相手のフェブラリーSに目もくれず、牝馬限定ダートグレード一本道の馬は安定感がある。
また、前年の9月以降のGⅡ、jpnⅡで連対していた馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は(2012年は降雪により開催中止)、【5・2・0・1】。1着の該当馬は、2013年のミラクルレジェンド、2016年のアムールブリエ、2019年のプリンシアコメータ、2020年のアンデスクイーン、2021年のマルシュロレーヌ。2着の該当馬は、2015年のワイルドフラッパー、2019年のブランシェクール。唯一の4着以下は、2018年のタマノブリュネット(6着)。
タマノブリュネットは前走のTCK女王盃で6着(着差1.2秒)に敗れていたが、ブランシェクールは前走のTCK女王盃で9着(着差2.7秒)からこのレースで2着に巻き返している。この年のTCK女王盃は内2頭分が極端に軽く、外から追い上げる馬は苦しい特殊な馬場ではあったが、敗因がしっかりしていれば巻き返しの要素はあるので注意したい。ブランシェクールは8番人気だった。
もっと掘り下げて、前年のエンプレス杯と前年の9月以降のGⅡ、jpnⅡで連対していた馬の過去10年も見ると、過去10年の成績は【2・1・0・0】と、連対率100%まで好走率が高まる。1着の該当馬は、2016年のアムールブリエ、2019年のプリンシアコメータ。2着の該当馬は、2015年のワイルドフラッパーである。名を連ねているのは長距離巧者ばかりで、プリンシアコメータは前走のクイーン賞でトップハンデを背負って10着(着差3.6秒)大敗から巻き返している。
最後にエンプレス杯の穴メーカーを紹介しよう。一番穴を開けているのは、今回と同距離コースのロジータ記念の連対馬だ。ロジ―タ記念は地方の3歳牝馬トップクラスが集う南関東の重賞だが、2009年には前年のロジータ記念の優勝馬シスターエレキングがこのレースで6番人気で2着入線し、馬連2万1810円、3連単19万180円の高配当を演出したことがあった。また、2013年、2017年も前年のロジ―タ記念の連対馬エミーズパラダイスやリンダリンダが2着入線している。
なぜ、ロジータ記念の連対馬が地味に活躍するのかというと、コース経験の他、4歳馬は斤量54㎏も出走できるメリットがあるから。ただし、前記した3頭ともロジータ記念で4角2番手より前から粘った馬たち。前がバテたところを差して勝った2018年のクロスウィンドのようなタイプは、通用していないのでご注意を!!
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前年のJBCレディスクラシックの連対馬。
・前年の9月以降のGⅡ、jpnⅡで連対実績がある馬。
(前年のエンプレス杯で連対していた馬はより信頼できる)
●穴馬候補
・前年のロジ―タ記念の連対馬。
(4角2番手以内から連対した馬が対象)
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1950年に川崎の八木正雄厩舎からデビューしたキヨフジは、地方競馬出身として初めて中央競馬のクラシック競走(1951年オークス)を制するほか、1952年には南関東地区の古馬最強決定戦と位置付けられていた開設記念(現在の川崎記念)を勝利。その功績を称えて1955年に創設された「キヨフジ記念」が、1991年に「エンプレス杯」へと改称され現在に至る。なお、キヨフジの名は現在も副称としてレース名に刻まれている。1995年、指定交流競走となった初年度にはホクトベガが2着馬に3秒6差を付ける大圧勝劇を演じた。エンプレス杯と聞けば同馬の名を挙げるオールドファンも数知れず、いまなお語り草となっている。