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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 4 | 牡2 | 55.0 | 松若風馬 | 音無秀孝 | JRA | 495(-3) | 1.43.3 | 5.6 | 3 | ||
2 | 7 | 12 | 牡2 | 55.0 | 横山武史 | 伊藤圭三 | JRA | 484(-2) | 1.43.3 | アタマ | 3.4 | 2 | |
3 | 8 | 13 | 牡2 | 55.0 | 福永祐一 | 黒岩陽一 | JRA | 476(+4) | 1.43.5 | 1 | 2.2 | 1 | |
4 | 2 | 2 | 牡2 | 55.0 | 笹川翼 | 小久保智 | 浦和 | 492(+4) | 1.44.2 | 3 | 6.0 | 4 | |
5 | 8 | 14 | 牝2 | 54.0 | 小沢大仁 | 今野貞一 | JRA | 461(-2) | 1.44.5 | 11/2 | 42.6 | 8 | |
6 | 4 | 6 | 牡2 | 55.0 | 服部茂史 | 田中淳司 | 北海道 | 467(-3) | 1.45.5 | 5 | 41.2 | 7 | |
7 | 5 | 7 | 牡2 | 55.0 | 山崎誠士 | 小国博行 | 北海道 | 469(+1) | 1.46.5 | 5 | 213.2 | 12 | |
8 | 4 | 5 | 牡2 | 55.0 | 本田正重 | 鈴木義久 | 川崎 | 518(+6) | 1.46.8 | 11/2 | 371.4 | 14 | |
9 | 1 | 1 | 牡2 | 55.0 | 張田昂 | 張田京 | 船橋 | 496(+10) | 1.46.9 | クビ | 73.6 | 10 | |
10 | 3 | 3 | 牡2 | 55.0 | 本橋孝太 | 小国博行 | 北海道 | 476(+5) | 1.47.0 | クビ | 174.2 | 11 | |
11 | 5 | 8 | 牡2 | 55.0 | 石川倭 | 真島元徳 | 佐賀 | 483(-15) | 1.47.2 | 1 | 236.1 | 13 | |
12 | 7 | 11 | 牡2 | 55.0 | 岩田康誠 | 宮徹 | JRA | 503(+17) | 1.48.0 | 4 | 20.5 | 5 | |
13 | 6 | 10 | 牡2 | 55.0 | 矢野貴之 | 田中淳司 | 北海道 | 470(±0) | 1.48.8 | 4 | 28.2 | 6 | |
14 | 6 | 9 | 牡2 | 55.0 | 阿部龍 | 角川秀樹 | 北海道 | 459(-13) | 1.50.7 | 9 | 55.6 | 9 |
■払戻金
単勝 | 4 | 560円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 4 | 150円 | 4番人気 |
12 | 130円 | 2番人気 | |
13 | 120円 | 1番人気 | |
枠連複 | 3 - 7 | 840円 | 5番人気 |
馬連複 | 4 - 12 | 1,120円 | 5番人気 |
枠連単 | 3 → 7 | 2,130円 | 10番人気 |
---|---|---|---|
馬連単 | 4 → 12 | 2,480円 | 10番人気 |
ワイド | 4 - 12 | 360円 | 5番人気 |
4 - 13 | 290円 | 2番人気 | |
12 - 13 | 190円 | 1番人気 | |
三連複 | 4 - 12 - 13 | 770円 | 2番人気 |
三連単 | 4 → 12 → 13 | 7,400円 | 21番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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14日(水)に行われる全日本2歳優駿の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
④デルマソトガケ【B】
栗東坂路単走。前走後は短期放牧を挟み、このレース目標での調整。1日の坂路併せ馬では50秒4-12秒8で自己ベストを更新して先着。最終追いとなった9日の坂路では53秒8-12秒4を馬なりで乗られており好調を維持。相手強化もデキの良さでカバーしたいところだ。
⑪コパノハンプトン【B】
栗東坂路単走。前走後は放牧に出され11月25日に帰厩。1日の坂路で52秒7-12秒9、7日にも53秒6-13秒0で乗れているものの、素軽さという意味ではまだ途上な感。直前11日にはラスト重視で乗られマズマズの動きであったが、相手強化でもあり強くは推せない。
⑫オマツリオトコ【B】
美浦坂路併走。前走勝ちから中2週とあって、計時は坂路での2本のみ。7日に55秒2-13秒6で乗られ、最終追いとなった10日の併せ馬では53秒9-12秒5で併入を果たしている。さすがに前走勝ちからの上積みこそないものの、いいデキをキープしており楽しみだ。
⑬ペリエール【B】
美浦坂路単走。この中間は在厩での調整。1日の坂路併せ馬で追走併入を果たし、7日のウッドでは67秒4-37秒8-12秒0。馬なりでタイムを詰めてきている。直前11日にも坂路で乗られており、好調をキープ。秋2走目でデキはさらに上向きであり、3連勝も狙える。
⑭マルカラピッド【B】
栗東Cウッド単走。中2週とあって前走後は在厩調整。7日のCウッドで65秒9-39秒0-12秒8をマークし、最終追いの11日は71秒3-36秒2-11秒8とラスト重視で乗られている。秋3走目でさすがに上積みは見込めないものの、大きなデキ落ちもなさそうである。
❶ハセノゴールド・張田昂騎手「相手は強いけど、使うたびに良くなって充実してきている。いろんな競馬を経験させたい」
❷ヒーローコール・小久保智師「とぼける面があるので、追いかける形がいい。テンに速い馬もいるから競馬はしやすいはず」
❸プルタオルネ・小国博師「前走後も変わりなく順調。砂をかぶるのも平気だし、ペースが上がっても対応できると思う」
❹デルマソトガケ・音無秀師「今回はマイルになるけど、速い時計で走れるので対応できるんじゃないかな」
❺コンプラドール・鈴木義師「先行争いが激しくなってくれるのが理想。相手なりに走るタイプなので、ここも頑張ってほしい」
❻リアルミー・田中淳師「調教を見る限り、左回りのほうが動きが良さそう。小回りの川崎なら、できれば中団くらいで運びたい」
❼ニシケンボブ・小国博師「まだ幼いが能力は秘めている。左回りの調教もスムーズだったので、相手なりに走れるのでは」
❽ネオシエル=佐賀の重賞を4馬身差で圧勝しているが、世代の一線級がそろった今回は見送りが妥当か。
❾オーマイグッネス・角川秀師「前走は自分の形で運べなくとも競馬になっていた。少し繊細な面があるので輸送が鍵」
❿スペシャルエックス・田中淳師「遠征続きだが元気いっぱい。ハナにこだわらなくてもよさそうな枠だし、最後まで走りに集中できれば」
⓫コパノハンプトン・宮徹師「前走は相手が強かったが、自分の競馬はできていたし内容は良かった。川崎のマイルも大丈夫だと思うので楽しみ」
⓬オマツリオトコ・伊藤圭師「距離延長は大丈夫だと思う。あとは戦っていない相手との力関係がどうかだけど、頑張ってほしい」
⓭ペリエール・黒岩陽師「急に速くなるペースに対応したり、砂をかぶったりと中身の濃い経験ができている。ここも先々に向けていい経験をさせたい」
⓮マルカラピッド・今野貞師「さらに1ハロン距離が延びることで追走が楽になり、砂をかぶらないようないいポジションで運べれば」
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走のレースを勝って本競走に臨んでいた。前走で2着以下に敗れていた馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に2頭。なお、前走2着以下から連対した2頭は、どちらも前走で1番人気かつ2着だった。
減点対象馬
⑤コンプラドール、⑥リアルミー、⑨オーマイグッネス、⑩スペシャルエックス、(⑪コパノハンプトン)、⑭マルカラピッド
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が、前走で1~4番人気に支持されていた。前走で5番人気以下だった馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に1頭。前走レースでの前評判が高くなかった馬はヒモ扱いに留めたい。
減点対象馬
③プルタオルネ、⑥リアルミー、⑨オーマイグッネス、⑩スペシャルエックス
2017年以降、3着馬に好走した15頭のうち8頭が、前走で最終4コーナーを2番手以内で通過していた。同3番手以下だった馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に4頭、3着馬に3頭。コース形態からも器用さを問われやすいため、卒なく立ち回れる馬に分がある印象だ。
減点対象馬
③プルタオルネ、④デルマソトカゲ、⑤コンプラドール、⑥リアルミー、⑨オーマイグッネス、⑬ペリエール、⑭マルカラピッド
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が公営重賞、4頭がJRA1勝クラス(旧500万下)の特別戦からの臨戦だった。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に1頭、3着馬に1頭。なお、南関東以外の公営重賞かつ非ダートグレード競走に出走していた馬の好走例はない。
減点対象馬
①ハセノゴールド、⑤コンプラドール、⑦ニシケンボブ、⑧ネオシエル
2017年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、A.P. Indy系が4頭、サンデーサイレンス系が4頭、Storm Cat系が3頭、そのほか4頭。昨年は1着ドライスタウト(父シニスターミニスター)、2着コンバスチョン(父ディスクリートキャット)で1・2着となっていたが、2年前の1着アランバローズ(父ヘニーヒューズ)、2着ランリョウオー(父パイロ)に続くかたちでA.P. Indy系とStorm Cat系のワンツー決着となった。
また、昨年2着のコンバスチョンにおいては母の父がパイロ(=父系祖父A.P. Indy)でもあり、過去には17年3着ハセノパイロ、18年2着デルマルーヴルなどもパイロ産駒として好走していた。今年のメンバーには該当馬こそいないが、顕著な傾向として気に留めておきたい。
ペリエールは、父ヘニーヒューズ×母ソフトライム(母の父フジキセキ)。2年前の勝ち馬アランバローズを出したヘニーヒューズの産駒となるが、母の父にフジキセキ、2代母の父にエルコンドルパサーを配された同産駒には17年2着ドンフォルティスがいることも興味深いところ。本馬の近親にはゴールデンチケットやロワジャルダン、ショコラブランなど、ダートグレード競走で実績を残した馬が多いことも強調しやすく、昨年のドライスタウトに続くオキザリス賞勝ち馬の連勝となる可能性は十分にありそうだ。
コパノハンプトンは、父シャンハイボビー×母レディセラヴィ(母の父アグネスタキオン)。父シャンハイボビーは、Harlan's Holiday、Harlan、Storm Catへと遡る父系で、自身は現役時にデビューから5連勝でBCジュヴェナイルを制した完成度の高さが強みでもあった。また、Storm Cat系のなかでもスピードに秀でた系統なので、時計が出やすい道悪馬場でこそ真価を発揮する。本馬自身も不良として行われた未勝利を勝ち上がり、そのときには後続に7馬身差を付けていたほど。馬場次第では一気にポテンシャルを上げて不思議ない。
2歳ダートの頂上決戦となる全日本2歳優駿。このレースは2歳チャンピオン決定戦らしく、阪神JFや朝日杯FS同様に成長力が重要ポイント。近走で凡退が続いて成長力にやや疑問符がつく馬は、苦戦している傾向がある。つまり、高い能力を持ち、近走成績も良い勢いのある馬を狙うのが基本だ。
実際に過去10年の優勝馬10頭中8頭がダートでは無敗の馬。無敗馬以外で優勝したのは、2014年のディアドムスと2019年のヴァケーションの2頭だが、それらは前走でJBC2歳優駿(旧、北海道2歳優駿や南関東の重賞を勝利していた。このことからも能力と勢いが重要であることがおわかり頂けるはず。
特にダート無敗馬の中でも、前走が0.7秒差以上の圧勝だった馬は、過去10年で【3・0・0・0】と最有力。該当馬は2016年のリエノテソーロ、2018年のノーヴァレンダ、2021年のドライスタウト。遡れば2011年の優勝馬オーブルチェフも、前記に該当している。該当馬が出走していた場合には、かなりの期待ができるだろう。
またキャリア4戦以上で、前走でダートグレード勝ちか、南関東の重賞を2勝以上しているダート無敗馬も活躍。それらの過去10年のこのレースでの成績は【3・0・0・0】。1着の該当馬は、2013年のハッピースプリント、2015年のサウンドスカイ、2020年のアランバローズ。遡れば2011年の優勝馬オーブルチェフ、2009年の優勝馬ラブミーチャンも前記に該当している。
その他、前走で南関東重賞の鎌倉記念、平和賞、ハイセイコー記念のどれかを勝利した、キャリア4~6戦かつ、そのうち1戦以上で1.0秒差以上の圧勝を収めている馬も活躍。過去10年のこのレースでの成績は【2・0・2・2】。1着の該当馬は、2019年のヴァケーション、2020年のアランバローズ。3着の該当馬は、2017年アンサンブルライフ、2017年のハセノパイロ。遡れば2010年の3着馬キスミ―プリンス、2008年の3着馬ナイキハイグレードも前記に該当していた。
4着以下の2頭は、2019年のインペリシャブル(11着)と2021年のノブレスノア(11着)だが、ともに逃げ馬で、前走の南関東の重賞を逃げ切り勝ちした馬。このレースはスプリント路線馬が出走してくることもあり、ここでは逃げられずに大敗している。2017年に逃げて3連勝、前走で兵庫ジュニアグランプリを逃げ切り勝ちしたハヤブサマカオーも、このレースでは逃げられずに10着に敗れており、基本的に逃げ限定タイプは狙いにくい。
さらに中央の1勝クラスを含めて、前走のJBC2歳優駿(旧、北海道2歳優駿)で3連勝を達成した馬も有力。過去10年このレースでの成績は【0・1・0・0】で、該当馬は2017年のドンフォルティスのみだが、2011年の優勝馬オーブルチェフも前記に該当していた。
一方、穴メーカーは、前々走で門別の重賞に出走し、前走のJBC2歳優駿(旧、北海道2歳優駿)で3角先頭だった馬である。北海道2歳優駿は例年スプリント路線馬が多く参戦し、例年ハイペースになるからだろう。前走で厳しいレースを経験して凡退した馬というのは、疲れを残さずに、持久力を鍛え上げる効果がある。
該当馬は過去10年では2012年の2着馬ジェネラルグラント(7番人気)、2013年の3着馬サーモピレ(8番人気)の2頭だが、遡れば2007年の2着馬ディラクエ(3番人気)、2006年の3着馬アンパサンド(9番人気)も前記に該当していた。しかし、前走のJBC2歳優駿で2着か、前々走で門別の重賞に出走し、連対しているという共通項もあった。該当馬が出走していれば、ヒモ穴に狙ってみると面白いだろう。
その他、前走で南関東1600m重賞の鎌倉記念、平和賞、ハイセイコー記念で2着だった馬も穴を開けている。該当馬は過去10年では2020年の2着馬ランリョウオー(6番人気)のみだが、2009年の2着馬ブンブイチドウ(7番人気)も前記に該当している。全日本2歳優駿は南関東馬がまだまだ過少評価されることが多いだけに、これらもヒモ穴で狙ってみる価値がある。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前走で0.7秒差以上で圧勝したダート無敗馬。
・キャリア4戦以上で前走ダートグレード勝ちか、南関東の重賞を2勝以上しているダート無敗馬。
・前走で鎌倉記念、平和賞、ハイセイコー記念のどれかを勝利した、キャリア4~6戦かつ、そのうちの1戦以上で1.0秒差以上の圧勝を収めた馬(前走が逃げ切り勝ちだった馬を除く)。
・中央の1勝クラスを含めて、前走のJBC2歳優駿で3連勝を達成した馬。
●穴馬候補
・前走のJBC2歳優駿で3角先頭だった馬。
(前走のJBC2歳優駿で2着か、前々走で道営の重賞に出走し、連対していることが条件)
・前走で鎌倉記念、平和賞、ハイセイコー記念のどれかに出走し、2着だった馬。
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1950年に創設された2歳ダートチャンピオンを決める伝統の一戦。創設当初は南関東地区限定戦として施行されていたが、1997年に指定交流競走となり、競走名に違わぬレースとして位置付けられるようになった。遡れば、のちに中央へ移籍し日本ダービーを制する第4回(1953年)のネンタカラ(ゴールデンウエーブ)や第8回(1957年)のダイゴホマレ、ゆくゆくは海外の重賞でも活躍する第48回(1997年)のアグネスワールド、第50回(1999年)のアグネスデジタル、第53回(2002年)のユートピアといった馬たちが歴代優勝馬として名を連ねている。第57回(2006年)のフリオーソは地方所属馬の代表格といえる存在で、古馬になってからもJRA所属馬を相手にダートグレード競走で一線級の戦いを繰り広げていた。ほかにも、第70回(2019年)には川崎生え抜きのヴァケーションが1着となり、地元川崎所属馬としては24年ぶり、指定交流競走となってからは初勝利となる快挙を達成。また、本競走は2017年からアメリカで行われるケンタッキーダービーの出走馬選定ポイントシリーズに選ばれており、2018年には国際競走に昇華されるなど、歴史ある重賞はさらなる進化を遂げている。