マイルチャンピオンシップ南部杯 Jpn1

10月14日() 盛岡競馬場/ダ1600m

マイルチャンピオンシップ南部杯歴史と概要

2016、17年の優勝馬コパノリッキー
2016、17年の優勝馬コパノリッキー

岩手県競馬組合創立25周年を記念して創設。競走名は陸奥国北部(現在の岩手県中部から青森県東部)を統治していた盛岡藩の藩主である南部氏に由来しており、本競走は”南部杯”の通称で知られている。地元岩手所属馬は1990年の第3回にしてグレートホープが初勝利。その後も1993・1994年とトウケイニセイが連覇を達成しているほか、1998年メイセイオペラはJRA所属馬を相手に3馬身差の快勝、2002年においてはトーホウエンペラーとバンケーティングでワンツー決着を果たしている。一方、JRA所属馬はリピーターの活躍が目立つ傾向にあり、ユートピア(2004・2005年)、ブルーコンコルド(2006~2008年)、エスポワールシチー(2009・2012・2013年)、ベストウォーリア(2014・2015年)、コパノリッキー(2016・2017年)、アルクトス(2020・2021年)と、実に6頭もの馬たちが連覇の実績を持つ。ほか、雨の降るなか行われた2020年はアルクトスがダート1600mの日本レコードを0秒6も更新する勝ちタイム(1分32秒7)で勝利してみせた。現在はJpn1競走でありながらJBC競走の前哨戦としての側面も併せ持ち、一線級の猛者たちが秋緒戦として会することも少なくない。

歴代優勝馬

1998年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。

回数 開催日 優勝馬 性齢 勝ち
タイム
騎手 調教師 レース
結果
第36回 2023年10月9日
盛岡 ダ1600m
レモンポップ
レモンポップ 牡5 1.33.8 坂井瑠星 JRA 田中博康 全着順を
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第35回 2022年10月10日
盛岡 ダ1600m
カフェファラオ
カフェファラオ 牡5 1.34.6 福永祐一 JRA 堀宣行 全着順を
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第34回 2021年10月11日
盛岡 ダ1600m
アルクトス
アルクトス 牡6 1.35.3 田邊裕信 JRA 栗田徹 全着順を
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第33回 2020年10月12日
盛岡 ダ1600m
アルクトス
アルクトス 牡5 1.32.7 田邊裕信 JRA 栗田徹 全着順を
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第32回 2019年10月14日
盛岡 ダ1600m
サンライズノヴァ
サンライズノヴァ 牡5 1.34.2 吉原寛人 JRA 音無秀孝 全着順を
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第31回 2018年10月8日
盛岡 ダ1600m
ルヴァンスレーヴ
ルヴァンスレーヴ 牡3 1.35.3 M.デム JRA 萩原清 全着順を
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第30回 2017年10月9日
盛岡 ダ1600m
コパノリッキー
コパノリッキー 牡7 1.34.9 田邊裕信 JRA 村山明 全着順を
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第29回 2016年10月10日
盛岡 ダ1600m
コパノリッキー
コパノリッキー 牡6 1.33.5 田邊裕信 JRA 村山明 全着順を
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第28回 2015年10月12日
盛岡 ダ1600m
ベストウォーリア
ベストウォーリア 牡5 1.36.8 福永祐一 JRA 石坂正 全着順を
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第27回 2014年10月13日
盛岡 ダ1600m
ベストウォーリア
ベストウォーリア 牡4 1.35.9 戸崎圭太 JRA 石坂正 全着順を
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第26回 2013年10月14日
盛岡 ダ1600m
エスポワールシチー
エスポワールシチー 牡8 1.35.1 後藤浩輝 JRA 安達昭夫 全着順を
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第25回 2012年10月8日
盛岡 ダ1600m
エスポワールシチー
エスポワールシチー 牡7 1.35.9 佐藤哲三 JRA 安達昭夫 全着順を
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第24回 2011年10月10日
東京 ダ1600m
トランセンド
トランセンド 牡5 1.34.8 藤田伸二 栗東 安田隆行 全着順を
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第23回 2010年10月11日
盛岡 ダ1600m
オーロマイスター
オーロマイスター 牡5 1.34.8 吉田豊 JRA 大久保洋 全着順を
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第22回 2009年10月12日
盛岡 ダ1600m
エスポワールシチー
エスポワールシチー 牡4 1.35.4 佐藤哲三 JRA 安達昭夫 全着順を
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第21回 2008年10月13日
盛岡 ダ1600m
ブルーコンコルド
ブルーコンコルド 牡8 1.37.3 幸英明 JRA 服部利之 全着順を
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第20回 2007年10月8日
盛岡 ダ1600m
ブルーコンコルド
ブルーコンコルド 牡7 1.36.8 幸英明 JRA 服部利之 全着順を
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第19回 2006年10月9日
盛岡 ダ1600m
ブルーコンコルド
ブルーコンコルド 牡6 1.36.6 幸英明 JRA 服部利之 全着順を
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第18回 2005年10月10日
盛岡 ダ1600m
ユートピア
ユートピア 牡5 1.36.7 安藤勝己 JRA 橋口弘次 全着順を
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第17回 2004年10月11日
盛岡 ダ1600m
ユートピア
ユートピア 牡4 1.35.9 横山典弘 JRA 橋口弘次 全着順を
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第16回 2003年10月13日
盛岡 ダ1600m
アドマイヤドン
アドマイヤドン 牡4 1.35.4 安藤勝己 JRA 松田博資 全着順を
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第15回 2002年10月14日
盛岡 ダ1600m
トーホウエンペラー
トーホウエンペラー 牡6 1.38.7 菅原勲 岩手 千葉四美 全着順を
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第14回 2001年10月8日
盛岡 ダ1600m
アグネスデジタル
アグネスデジタル 牡4 1.37.7 四位洋文 JRA 白井壽昭 全着順を
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第13回 2000年10月9日
盛岡 ダ1600m
ゴールドティアラ
ゴールドティアラ 牝5 1.38.3 後藤浩輝 JRA 松田國英 全着順を
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第12回 1999年10月11日
盛岡 ダ1600m
ニホンピロジュピタ
ニホンピロジュピタ 牡5 1.38.4 武豊 JRA 目野哲也 全着順を
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第11回 1998年10月10日
盛岡 ダ1600m
メイセイオペラ
メイセイオペラ 牡5 1.35.1 菅原勲 岩手 佐々木修 全着順を
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歴史と位置付け

1988年、水沢ダート1600mを舞台に北日本地区交流競走「北日本マイルチャンピオンシップ南部杯」として創設。1995年に指定交流競走としてJRA所属馬や北日本地区以外の地方所属馬にも門戸が開かれると、競走名も「マイルチャンピオンシップ南部杯」へと改称された。1996年以降は盛岡ダート1600mに開催場所を移して行われており、Road to JBCに指定された2002年以降はJBCクラシックJBCスプリントのトライアルレースとしての役割も担う。なお、2011年は東日本大震災の影響により東京競馬場にて施行された。

開催時期

第1~5回(1988~1992年)は10月上旬~中旬。第6回(1993年)は11月23日。第7回(1994年)は9月25日に施行。第8回(1995年)以降は原則として体育の日/スポーツの日(2000年の法改正以降は10月の第2月曜日)にあわせて開催されている。

競走条件

施行場所:盛岡ダート1600m(左回り)
出走資格:サラブレッド系 3歳以上
1着賞金:7000万円
負担重量:定量
優先出走:青藍賞の1着馬

年表

1988年水沢ダート1600m、「北日本マイルチャンピオンシップ南部杯」の競走名で創設
1994年トウケイニセイがレース史上初の2連覇を達成
水沢ダート1600mのコースレコードを更新
1995年指定交流競走に指定
競走名を「マイルチャンピオンシップ南部杯」に改称
1996年施行場を盛岡ダート1600mに変更
1997年G1(国内独自)に格付け
タイキシャーロックが盛岡ダート1600mのコースレコードを更新
1998年メイセイオペラが盛岡ダート1600mのコースレコードを更新
2002年Road to JBCに指定
2005年ユートピアがレース史上2頭目の2連覇を達成
2007年格付け表記をJpn1に変更
ブルーコンコルドがレース史上3頭目の2連覇を達成
2008年ブルーコンコルドがレース史上初の3連覇を達成
2010年オーロマイスターが盛岡ダート1600mのコースレコードを更新
2011年東京ダート1600mで施行
2013年エスポワールシチーがレース史上4頭目の2連覇を達成
2015年ベストウォーリアがレース史上5頭目の2連覇を達成
2016年JRA所属馬の出走枠が6頭から7頭に拡大
コパノリッキーが盛岡ダート1600mのコースレコードを更新
2017年コパノリッキーがレース史上6頭目の2連覇を達成
2020年アルクトスがダート1600mの日本レコードを更新
2021年アルクトスがレース史上7頭目の2連覇を達成
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第2回第3日
1R 11時間前
高知競馬
第1回第6日
1R 14時間前
佐賀競馬
第1回第5日
1R 15時間前

次回のダートグレード競走

4月24日()大井
羽田盃 Jpn1

2024ダートグレード競走

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