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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 10 | 牝3 | 55.0 | 福永祐一 | 新谷功一 | JRA | 438(+3) | 2.05.3 | 3.8 | 3 | ||
2 | 5 | 6 | 牝5 | 55.0 | 吉田隼人 | 野中賢二 | JRA | 472(+8) | 2.05.3 | クビ | 2.9 | 2 | |
3 | 2 | 2 | 牝5 | 55.0 | 江田照男 | 田島俊明 | JRA | 452(+2) | 2.05.9 | 3 | 2.4 | 1 | |
4 | 6 | 7 | 牝5 | 55.0 | 鮫島克駿 | 西村真幸 | JRA | 470(+5) | 2.06.4 | 21/2 | 25.8 | 5 | |
5 | 8 | 11 | 牝6 | 55.0 | 西啓太 | 堀千亜樹 | 大井 | 500(±0) | 2.06.5 | クビ | 66.9 | 7 | |
6 | 3 | 3 | 牝5 | 55.0 | 岩田望来 | 高野友和 | JRA | 476(+2) | 2.06.5 | ハナ | 7.2 | 4 | |
7 | 6 | 8 | 牝5 | 55.0 | 石川倭 | 米川昇 | 北海道 | 532(+12) | 2.08.2 | 8 | 75.4 | 8 | |
8 | 8 | 12 | 牝5 | 55.0 | 五十嵐冬 | 佐々木国明 | 北海道 | 524(+8) | 2.10.0 | 9 | 87.3 | 9 | |
9 | 1 | 1 | 牝8 | 55.0 | 阪野学 | 田中正二 | 北海道 | 446(+4) | 2.10.0 | クビ | 366.8 | 12 | |
10 | 5 | 5 | 牝5 | 55.0 | 阿部龍 | 角川秀樹 | 北海道 | 532(-4) | 2.10.2 | 3/4 | 343.9 | 11 | |
11 | 4 | 4 | 牝4 | 55.0 | 小野楓馬 | 堂山芳則 | 北海道 | 494(+4) | 2.11.2 | 5 | 309.0 | 10 | |
12 | 7 | 9 | 牝4 | 55.0 | 山本咲希 | 松本隆宏 | 北海道 | 492(±0) | 2.11.6 | 2 | 45.3 | 6 |
■払戻金
単勝 | 10 | 380円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 10 | 120円 | 3番人気 |
6 | 110円 | 2番人気 | |
2 | 110円 | 1番人気 | |
枠連複 | 5 - 7 | 510円 | 3番人気 |
馬連複 | 6 - 10 | 560円 | 3番人気 |
馬連単 | 10 → 6 | 1,110円 | 6番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 6 - 10 | 190円 | 3番人気 |
2 - 10 | 160円 | 2番人気 | |
2 - 6 | 150円 | 1番人気 | |
三連複 | 2 - 6 - 10 | 270円 | 1番人気 |
三連単 | 10 → 6 → 2 | 2,140円 | 6番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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11日(木)に行われるブリーダーズゴールドカップの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
②テリオスベル【C】
函館入厩軽め。前走盛岡戦から間隔が詰まっているとあって、31日の美浦坂路が唯一の時計。55秒2-13秒0を単走馬なりで乗られてから、函館競馬場へ移動している。ただ再度門別への輸送があるとはいえ、函館入厩後の調整が軽めなのが気になる。
③ハギノリュクス【B】
函館ウッド単走。7月15日に栗東トレセンへ帰厩し、坂路メインでの調整。27日には53秒8-11秒8をマークしてから函館競馬場へ移動している。直前は7日にウッド単走で乗られており、マズマズの仕上がりにある。近走不振も、脚抜きのいいダートなら注意したい。
⑥プリティーチャンス【B】
函館ウッド単走。前走後は函館在厩のまま調整されている。先月末にウッド単走馬なりで乗られ、最終追いは5日のウッド単走。キッチリ時計を詰めており、休み明けの前走を叩かれて気配も上向きといえる。2000mがどうかも、牝馬限定となるここは面白そうである。
⑦キムケンドリーム【B】
栗東Cウッド単走。前走後は在厩調整で、Cウッドメインで乗られている。27日に単走で70秒8-42秒0-13秒3、最終追いの3日には71秒6-38秒9-12秒4をマークしている。栗東で追われてからの北海道移動がどう出るかも、デキ自体は悪くなさそうだ。
⑩グランブリッジ【B】
札幌ダート単走。短期放牧から7月7日に栗東トレセンへ帰厩。13日、21日とCウッドで併せ馬を消化してから、札幌競馬場へ移動している。3日のダート併せ馬では追走併入。直前7日にも単走で乗られており、臨戦態勢も整った。初の古馬相手でも期待できそうだ。
2017年以降、3着以内に好走した15頭の内訳を馬齢で見ると、3歳が3頭、4歳が4頭、5歳が6頭、6歳以上が2頭。3歳馬の優勝例はなく、6歳以上で好走した延べ2頭も過去に本競走で3着以内に好走歴のあるリピーターだった。したがって、ここでは3歳馬および過去に好走歴のない6歳以上馬を減点対象とする。
減点対象馬
①ソーディスイズラヴ、⑩グランブリッジ、⑪サルサレイア
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち7頭が、前走で牡馬混合戦に出走していた。前走が牝馬限定戦だった馬は勝ち馬に1頭、2着馬に3頭、3着馬に4頭。なお、前走で牝馬限定戦に出走しながら連対した4頭は、いずれもダートグレード競走で4着以内に好走していた。前走が牝馬限定戦で5着以下だった馬および牝馬限定の非ダートグレード競走だった馬は軽視が妥当だろう。
減点対象馬
①ソーディスイズラヴ、③ハギノリュクス、④クレモナ、⑤バブルガムダンサー、⑦キムケンドリーム、⑧ネーロルチェンテ、⑪サルサレイア、⑫ニーズヘッグ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走で1~6番人気に支持されていた。非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に2頭、3着馬に1頭。なお、前走7番人気以下ながら勝利した21年マルシュロレーヌはJpn1の帝王賞から臨んでいた。したがって、前走G1またはJpn1以外で7番人気以下だった馬を減点対象としたい。
減点対象馬
①ソーディスイズラヴ、②テリオスベル、③ハギノリュクス、④クレモナ、⑤バブルガムダンサー
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が、前走馬体重450~510kgの範囲内。なお、連対馬10頭の最低馬体重は前走452kg、最高馬体重は前走502kgとなる。前走の馬体重が450kg未満だった馬や510kg以上だった馬は割引が必要だろう。
減点対象馬
①ソーディスイズラヴ、⑤バブルガムダンサー、⑧ネーロルチェンテ、⑩グランブリッジ、⑫ニーズヘッグ
2017年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が8頭、Mr. Prospector系が3頭、A.P. Indy系が2頭、Northern Dancer系が2頭。なお、昨年はオルフェーヴル産駒のマルシュロレーヌが単勝1.5倍の断然人気に応えて勝利している。
直近5年はサンデーサイレンスの直系が毎年連対しており、昨年もオルフェーヴル産駒のマルシュロレーヌ、キンシャサノキセキ産駒のリネンファッションで1・2着となっていた。また、17年マイティティー(母の父フレンチデピュティ)、18年ラビットラン(母の父Dixieland Band)、19年アンデスクイーン(父タートルボウル)、20年プリンシアコメータ(母の父アジュディケーティング)、21年マルシュロレーヌ(母の父フレンチデピュティ)と、父または母の父にNorthern Dancer直系の種牡馬を配された馬が5連覇中であることも気に留めておきたい。
テリオスベルは、父キズナ×母アーリースプリング(母の父クロフネ)。父サンデーサイレンス系×母の父フレンチデピュティ系という大まかな血統構成は昨年の勝ち馬マルシュロレーヌと共通。なお、母系にVice Regentの血を引くサンデーサイレンスの直系という観点では、14年1着&15年2着のサンビスタも挙げられる。前走マーキュリーカップは牡馬を相手にクビ差2着と接戦を演じてみせたが、逃げないかたちでも好走できたことは僥倖で、2走前のスレイプニルS上位入線組がプロキオンSでも勝ち負けとなっていたように、近走の好調ぶりは本格化と見て差し支えないだろう。
キムケンドリームは、父オルフェーヴル×母スターペスミツコ(母の父カーネギー)。半兄にメイショウナルトやエピカリスがいる血統で、昨年の勝ち馬マルシュロレーヌを出したオルフェーヴルの産駒。気性的に当てにしづらいタイプであることを否めず、鮮やかに勝つときもあれば、着差を付けられた大敗を喫することも少なくない。半兄エピカリスは門別で施行された16年北海道2歳優駿で後続に大差、タイム差にして2着に2秒4差を付ける圧勝劇を披露しているだけに、本馬も地の利を見込めれば前進があっても不思議ないだろう。暑い季節に良績の集まるファミリーでもあり、大駆けには気を配りたい。
ブリーダーズゴールドカップが、古馬牡馬混合戦から古馬牝馬限定戦に生まれ変わって早9年目。このレースは南関東以外で実施される唯一の古馬牝馬のダートグレード競走(JBCレディスクラシックを除く)となっており、北海道という土地柄から、南関東馬の出走はほとんどない。このためJRAvs道営馬の対戦図式となるが、過去8年の歴史の中で道営馬の3着以内は一度もなく、JRA勢の独壇場となっている。
JRA勢の中でも最有力は、同年のエンプレス杯で3着以内だった馬。それらの成績は過去8年で【4・3・0・0】。1着の該当馬は、2014年のサンビスタ、2015年-2016年のアムールブリエ、2021年のマルシュロレーヌ。2着の該当馬は、2014年のワイルドフラッパー、2018-2019年のプリンシアコメータだ。ブリーダーズゴールドCはタフな馬場の門別で2000mの距離設定。それだけに川崎の2100m戦を経験し、そこで結果を出している馬というのは、大きなアドバンテージとなるようだ。
また、エンプレス杯同様に川崎2100m戦の同年の関東オークス馬も有力。それらの過去8年のこのレースでの成績は【0・2・3・1】。2着の該当馬は、2016年のタイニーダンサー、2017年のクイーンマンボ。3着の該当馬は、2015年のホワイトフーガ、2019年のラインカリーナ、2020年のレーヌブランシュ。唯一の4着以下は2018年のハービンマオ(5着)だが、同馬は関東オークスが6番人気と人気薄での好走だったように、それまでに1勝クラス勝ちの実績もなかった。
一方、ブリーダーズゴールドカップで3着以内だった関東オークスの3着以内馬は、全て3勝クラス勝ち以上の実績があり、関東オークスでは1~2番人気に支持されていたことが共通項である。また、連対したタイニーダンサー、クイーンマンボには、牡馬混合のダ1800m以上の実績があったことから、連対圏内突入までを狙うのであれば、それくらいの実績は欲しいところである。
さらに夏場のこの時期は、実績馬は秋のJBCレディスクラシックに向けて放牧に出されていることも多く、前年のJBCレディスクラシックで活躍した実績馬が出走してくることは多くないが、出走してくれば有力だ。
実際に前年のJBCレディスクラシックで連対した馬のこのレースでの成績は、過去8年で【1・2・0・0】。1着の該当馬は、2021年のマルシュロレーヌ。2着の該当馬は、2015年のサンビスタと2018年のプリンシアコメータだ。実績馬にとっては、あくまでもこの先のJBCレディスクラシックが目標だが、地力の違いでここも通用しているようだ。また前記の3頭は、JBCレディスクラシックが1800mで行われた年の3着以内馬であることも共通項だ。
その他、過去1年以内に牡馬相手のダートグレードで3着以内の実績馬も有力で、過去8年の成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は、前年の名古屋グランプリを優勝した2016年のアムールブリエで、同馬はこのレースで問答無用の圧勝を飾っている。2着の該当馬は、2014年のワイルドフラッパー、3着の該当馬は2019年のクイーンマンボで、ともに前走の平安Sで3着以内の実績があった。
では、新興勢力は通用しないのかというと、けっしてそうでもなく、近2走のオープン特別やリステッド競走で3着以内だった馬も活躍している。それらの成績は過去8年で【2・2・2・1】。1着の該当馬は、2014年のサンビスタ、アンデスクイーン。2着の該当馬は、2018年のプリンシアコメータ、2020年のメモリーコウ。3着の該当馬は、2016年のビービーバーレル、2021年のアッシェンプッテル。唯一、昨年のメモリーコウが4着だったが、基本的には信頼できる。
最後に穴パターンを紹介すると、2017年に優勝したマイティティー(6番人気)や2018年の2着馬プリンシアコメータ、2012年の2着馬メモリーコウ(4番人気)、2014年に3着だったマーチャンテイマー(4番人気)、のように、休養明けの前走でオープン以上で戦って敗れた馬たち。
マイティティーは前走大沼Sで14着大敗、マーチャンテイマーは前走プロキオンSで15着大敗、プリンシアコメータは前走平安Sで11着大敗、メモリーコウは前走スパーキングレディーCで4着した馬。しかし、休養前に3勝クラス)を優勝した実績があった。
つまり、もともと強かった馬がひと叩きされたここで、一変したパターンになる。3勝クラス以上を優勝したことがある馬が、前々走で同年の4月よりも前のレースに出走し、前々走よりも着順が悪かった場合、ここでの穴メーカーに大いになり得る。
●本命候補
・同年のエンプレス杯で3着以内の馬。
・同年の関東オークス馬。
(関東オークスで2番人気に支持されていることが条件。また2着以内までを狙うなら、関東オークスまでに距離1800m以上のダートグレードで3着以内の実績があることが条件)
・前年のJBCレディスクラシック連対馬。
・過去1年以内に牡馬相手のダートグレードで3着以内の実績がある馬。
・近2走以内に中央のオープン特別かリステッド競走で3着以内のある馬。
●穴馬候補
・休養明けの前走でオープン以上に出走し、前々走よりも着順が悪い馬。
(前々走が同年4月以前のレースであることが条件)
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「アメリカのブリーダーズカップのようなレースをつくりたい」という日高の生産者たちによる発案をもとに創設された経緯があり、当初は賞金も種牡馬の登録料や種付け料から拠出されていた。現存するダートグレード競走のなかでも交流競走としての歴史は長く、1989年の創設時からJRAおよび地方他地区の所属馬を招待して行われている。なお、記念すべき第1回は笠松のフエートノーザンが優勝。以後、馬インフルエンザの影響でJRA所属馬の出走が見送られた2007年を除き、いずれもJRA所属馬が勝利を収めている。ほか、ダートグレード制定後はG2(国内独自)、Jpn2として実施されてきたが、2014年に牝馬限定戦としてリニューアルされ、格付けがJpn3へと変更。GRANDAME-JAPAN古馬シーズンにも組み込まれているが関連性は薄く、どちらかと言えばレディスプレリュードや秋の大一番JBCレディスクラシックを見据えた参戦が多くなっている。