エーデルワイス賞 Jpn3

10月31日() 門別競馬場/ダ1200m

エーデルワイス賞データ分析とレース傾向

門別ダ1200m

JRA所属馬と北海道所属馬が鎬を削る2歳牝馬限定の地方交流重賞。レース経験の少ない若駒たちであるがゆえに、人気通りの平穏な決着になることはなきに等しい。単勝100倍を超えるような人気薄が好走することもザラにあり、2014年には16頭中15番人気のネガティヴが3着に食い込んでいるほど。また、GRANDAME-JAPAN 2歳シーズンのなかでもポイントの比重が高いため、地方所属馬からはひとつでも上の着順を目指そうという気概も感じられるレースだ(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)。

【人気】

第6回となる2003年に初めて門別ダート1200mで施行されたが、10番人気のエスワンスペクターが勝利し、2着と3着にも8番人気のケイジーロマン、9番人気のグローリサンディが入線する波乱の幕開けとなった。1番人気は地方ダートグレード競走にしては凡走率が高く、キャリアの浅い2歳戦ということもあり、一筋縄ではいかない様子がうかがい知れる。なお、10番人気以下が2年に1回の割合で3着以内に好走しているため、思い切った大穴狙いに徹することも一興といえるだろう(以下、文中のデータは2003年以降)

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 8-4-0-8 40.0% 60.0% 60.0% 77.0% 74.0%
2番人気 3-2-3-12 15.0% 25.0% 40.0% 52.5% 60.0%
3番人気 1-2-3-14 5.0% 15.0% 30.0% 24.5% 55.5%
4番人気 2-4-4-10 10.0% 30.0% 50.0% 87.0% 118.0%
5番人気 2-1-2-15 10.0% 15.0% 25.0% 109.5% 70.0%
6~9番人気 3-5-3-69 3.8% 10.0% 13.8% 66.5% 65.9%
10番人気以下 1-2-5-111 0.8% 2.5% 6.7% 37.4% 87.5%

【脚質】

エーデルワイス賞が行われるダート1200mは、門別競馬場の外回りを使用するコーナー2回のワンターンコース。最後の直線距離も330mと充分な長さがあるため、馬場の外目から末脚を駆使した馬が差し切る展開になりやすい。ただし、直線だけの競馬では勝ち負けまでは望みづらく、あくまでも正攻法の立ち回りで好位差しを狙えるタイプが理想的だ。なお、現行コースで逃げ切り勝ちを収めた馬は、2003年エスワンスペクター、2013年フクノドリーム、2014年ウィッシュハピネスの3頭に限られる。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 4-6-3-19 12.5% 31.3% 40.6% 45.3% 116.3%
先行 8-7-5-20 20.0% 37.5% 50.0% 129.5% 140.0%
差し 6-4-9-82 5.9% 9.9% 18.8% 97.7% 100.0%
追込 0-1-1-78 0.0% 1.3% 2.5% 0.0% 21.5%
不明 2-2-2-40 4.3% 8.7% 13.0% 6.1% 45.4%

【枠順】

どの枠順からも勝ち馬は出ているが、6枠と7枠が最多となる5勝を挙げており、これに3枠が3勝、4枠と8枠が2勝で続く。複勝率の観点からも外枠優勢といえそうで、門別ダート1200m開催時に10番人気以下で激走した馬も8頭のうち6頭が6~8枠を引いていた。また、5枠(2011年)、6枠(2014年、2017年)、7枠(2009年、2010年)、8枠(2018年、2019年)と、同枠の馬が揃って3着以内に好走する顕著な傾向があることも併せて覚えておきたい。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 1-3-0-27 3.2% 12.9% 12.9% 13.2% 41.9%
2枠 1-1-1-30 3.0% 6.1% 9.1% 9.1% 100.0%
3枠 3-0-2-33 7.9% 7.9% 13.2% 34.7% 28.4%
4枠 2-0-0-37 5.1% 5.1% 5.1% 31.8% 11.0%
5枠 1-4-2-32 2.6% 12.8% 17.9% 8.7% 54.9%
6枠 4-4-5-27 10.0% 20.0% 32.5% 50.8% 118.3%
7枠 6-4-5-25 15.0% 25.0% 37.5% 192.8% 130.3%
8枠 2-4-5-28 5.1% 15.4% 28.2% 87.9% 129.2%

【所属】

地方ダートグレード競走のなかでも屈指の波乱傾向にあり、JRA所属馬が凡走する印象を持ちやすいが、好走率においては北海道所属馬の成績を上回っている。これは出走頭数の差異による確率の問題ととらえるべきだが、力量差のないレベルだからこそ起こり得る結果ともいえるだろう。なお、現行コースにおける他地区所属馬の好走例は、2003年1着エスワンスペクター(佐賀)に限られる。

◆所属別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
JRA 8-6-4-57 10.7% 18.7% 24.0% 51.3% 55.6%
地方 12-14-16-182 5.4% 11.6% 18.8% 57.7% 85.1%

【前走】

◆前走成績(過去5開催)

馬名
(着順)
前走
日付 レース名 クラス




タイム 1(2)着馬
231 モズミギカタアガリ 10/11 門別 ブロッサムカ H2 ダ1700 稍重 11 6 2 1.51.5 ヴィヴィアンエイト
2 スティールマジック 09/27 門別 赤黒の勇者特 オープン ダ1200 7 2 1 1.14.2 デカプリオ
3 モノノフブラック 10/05 門別 ネクストスタ H1 ダ1200 稍重 11 7 2 1.14.9 トラジロウ
221 マルカラピッド 09/19 中京 未勝利 未勝利 ダ1200 稍重 10 4 1 1.12.1 ジュンウィンダム
2 エコロアイ 09/17 中京 ききょうステ オープン 芝1400 11 7 6 1.21.2 アロマデローサ
3 トモジャミ 09/17 中山 未勝利 未勝利 ダ1200 14 1 1 1.11.4 リリージェーン
211 スピーディキック 09/02 門別 リリーカップ H3 ダ1200 13 6 1 1.13.5 レディオスター
2 ヒストリックノヴァ 09/12 中山 未勝利 未勝利 ダ1200 16 1 1 1.11.3 ランコントル
3 エイシンヌプリ 09/22 門別 フローラルカ H3 ダ1600 8 1 3 1.43.3 コスモポポラリタ
201 ソロユニット 08/27 門別 リリーカップ H3 ダ1200 12 1 1 1.13.9 レディブラウン
2 ミコブラック 09/26 中京 ヤマボウシ賞 1勝 ダ1400 稍重 9 6 4 1.25.2 デュアリスト
3 マーサマイディア 09/17 門別 フローラルカ H3 ダ1600 10 1 6 1.43.7 ブルーカルセドニー
191 コーラルツッキー 08/29 門別 リリーカップ H3 ダ1200 13 3 7 1.14.0 プリモジョーカー
2 アザワク 09/11 門別 日高町建設協 オープン ダ1000 6 1 1 1.00.5 レッドシャリオン
3 ミナトノヨーコ 09/19 門別 フローラルカ H3 ダ1600 12 7 7 1.44.8 ミステリーベルン
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