当然のことながら園田は前が有利だね。昨日の競馬見るとさらにその傾向が強い。直線向いたときに２列目以降から差して勝ったのは最終Ｒの１回だけで、あとは全て直線向いて先頭かもしくは１列目の馬。ここも逃げ馬や先手を奪える馬を普通にチョイスしといて間違いない。

◎エキマエ
本命は当然この馬。３走前からブリンカーをつけると一変して安定した成績を収めている。砂を被らず先行すれば相当渋太い馬で、とくに前走のヒヤシンスＳは相当強かった。勝ち時計1.37.5は２日後に同じ良馬場で行われた１０００万下1.37.8より早く、砂厚が統一されてからヒヤシンスＳで１分３７秒台以下で走破した馬はその後かなり出世しているからね。ブロッケンが1.37.0、バーディバーディが重馬場で1.37.4、去年のチャーリーブレイヴが1.36.6この馬は微妙な成績だけど、２着、３着馬のソロルとコパノリッキーはその後の活躍を見れば優秀だったのがわかる。レースの中身も1000ｍ通過59.6のハイペースを２番手から押し切る強い内容。逃げて２着したメイショウパワーズが先週の端午Ｓで完勝するのも当然だった。ちょっと間隔はあいたけど、しっかり乗り込んで調教もいいし、状態は申し分ない。ここは先手を奪えるメンバー構成だし、逃げるか２番手から早め先頭の競馬をすれば前走同様に押しきることは間違いないでしょう。エスメラルディーナが相当な大器でない限り鉄板だよ。

〇エスメラルディーナ
相手はこの馬。デビュー戦がダートだったけど、強かったね。全体時計は1.39.9と平凡だったけど、最後の２ハロンが11.8-11.8と余力たっぷりにダートとは思えない終い２ハロンを刻んだ。その後、芝でも活躍した後にあえてここを目標にしてくるんだから相当自信があるんだろう。スッと先行できるし、この馬がエキマエより内枠引いて、逃げるならこの馬が本命だったけど、この外枠でこのヤネだと先行はしてもハナにはいかないだろう。◎エキマエを見ながらのレースになるだろうが、それが仇になりそう。勝つならハナのほうがいいと思う。今の時計がめちゃくちゃ掛かる美浦坂路でも時計が出るし、能力があるのは間違いないけどね。

▲ランウェイワルツ
前走は後方からするどい脚で追い込んで勝ったように脚質に幅が出たのはよかった。ただ、ここで前走のような差しは決まらないし、番手からレースして前を捕えられるパフォーマンスは見せてないからね。普通に３番手が妥当。