本日大井の勝負レースは、暮れの大一番東京大賞典

今年の東京大賞典で着目しなければならないのは、何と言っても馬場

11月に行われた砂の入れ換えによって、これまでと一変して、パワーが殊更に要求されるようになった現在の大井

タイムで見ても、それまでより約2秒近く遅いタイムが標準となっている面があることからも、その事がうかがえる

今回導入されたのは、門別や船橋などで使われているのと同じオーストラリアのアルバニー産の砂

その事を踏まえると、砂が重くパワーが要求される船橋や門別での好走実績があるかという点が、一つのポイントになりそう。

そのことを念頭に置いて、本日の注目馬を挙げたい

【注目馬①　ウシュバテソーロ】

昨年のドバイワールドカップで世界一の称号を手にした同馬

その力はいうまでもなくメンバー中最上位

カギになるのは、昨年と違った砂、馬場への適応になるが、9月に船橋で行われた日本テレビ盃の走りを見る限りは問題なさそう

アメリカ遠征の疲れが残っていなければ、連覇の可能性は十分あるのではないかと考える

【注目馬②　グロリアムンディ】

今回穴として非常にワクワクさせられるのが、グロリアムンディ

チャンピオンズカップの負けで評価がかなり落ちてしまった印象だが、昨年ダート転向後に4連勝し、アンタレスステークス2着

今年に入ってからは、ダイオライト記念と平安ステークスを連勝と、JRAでも一戦級の力を見せている。

特に、ダイオライト記念では、重い船橋の砂をものともせず、勝負どころでグングン加速して圧勝と、パワー勝負に抜群の適正を見せた

どちらかといえば軽い砂のチャンピオンズカップでは、力を出し切れなかったが、真逆のタイプの砂となる今回は、むしろこの馬にとっては追い風となり、パフォーマンスを上げる可能性があると考える

以上、本日は、上記2頭を中心に、JBCで大井の砂への適正の高さを見せたキングズソード、ノットゥルノ、そして船橋でウシュバテソーロに迫る脚を見せたテンカハルなどにも注意して、買い目は組み立ててみたい