兵庫チャンピオンシップは、このレースの前哨戦の意味合いを持つ伏竜Ｓの連対馬が活躍するレース。過去10年のこのレースでの成績は、【2・2・0・1】と優秀で、唯一、4着に敗れた2017年のリゾネーターは伏竜Ｓが休養明けでの好走で、反動が出たものでした。レースを順調に使われていれば、ここも崩れすに走れます。

　そこで◎には、前走の伏竜Ｓで3馬身差の圧勝を収めた(5)ゴッドセレクションを推します。前走は内からハナを主張した馬に行かせて2番手で折り合い、4コーナーではそれを交わして先頭。そこから後続との差を広げ、セフティリードを保ったままゴールインという、強者の内容でした。当初、出走予定だった伏流Ｓの3着馬ゴールドハイアーが回避となれば、ここではさすがに実力断然でしょう。

　○は、これまでダ1800ｍを3戦し、逃げた場合には2戦2勝の(7)ロードエクレール。休養明けの前々走は逃げて何も出来ずに14着大敗を喫したもの。ここもスタート次第でハナを狙えるメンバー構成だけに、対抗評価としました。

　▲は、ダート路線に転向して上昇した(9)ランスオブアース。前走の伏竜Ｓでは実力不足を露呈する内容の10着大敗でしたが、ペースが速くなれば、離された2着、3着はありそうです。

　あとは△に門別ではウィナーズチャレンジを勝利した実績があり、兵庫に移籍してからは3連勝した(1)サラコナン。前走の菊水賞は、馬体重13㎏増が示すように、太目残り。その上、前々走から1.5Fの距離延が応えて1番人気を裏切る結果。しかし、前走太目だった分、調整が強化されているので、一考しました。