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　◎には、逃げて逃げて…行き切ることで持久力が強化され、ハイレベルな昨秋の勝島王冠を制し、その次走の東京大賞典2着、そして川崎記念では2着オメガパフュームに6馬身差を付けて優勝した(4)カジノフォンテンを推します。同馬は昨年のこのレースの覇者であり、マイル適性も問題がありません。また、今回のメンバーならばハナ主張も可能。マイペースの逃げ切りを期待します。

　○は、昨年6月の川崎マイラーズＣでは◎カジノフォンテンを撃破して勝利、マイラーズＣでもカジノフォンテンを下して2着と好走した(8)グレンツェント。しかし、前記2レースはサルサディオーネやワークアンドラブが逃げて激流に持ち込み、カジノフォンテンを潰したもの。今回はカジノフォンテンのマイペースの逃げが濃厚なメンバー構成ですが、昨年のこのレースで3着など、そういうレースでも崩れすに走れる馬だけに、対抗評価としました。

　▲は、JRA所属時代は芝の中長距離路線を使われ、ダートはわずか2戦ながら、昨年のスレイプニルＳ（ダ2100ｍ）でマスターフェンサーと小差に好走した実績がある(6)チェスナットコート。同馬は南関東移籍2戦目の高津オープン2着後がひと息でしたが、前々走のこのレースのTR・柏の葉オープンでは勝ち馬アドマイヤゴッドと0.2秒差（4着）に善戦。前走の21武蔵国オープンは、前有利の流れを中団後方の外々からの競馬となったために上位2頭に離された5着に敗れましたが、前々走のように前が厳しい展開になれば、メンバー最速級の末脚で追い込んで来られるでしょう。

　あとは△に、JRAでは5勝、南関東では1400～1600ｍのオープンを3勝の(3)アドマイヤゴッド。同馬は前走でこのレースのTR・柏の葉オープン勝ち。前走は大外枠ながら、1コーナーで上手く内に入れて、内々で上手く脚をタメられたとはいえ、前が厳しい流れを早めに動いて結果を出したことは褒められます。前走勝ちに行って2着と好走したアクアリーブルよりも、アドマイヤゴッドのほうが余力がありそうなだけに、押さえます。