東京大賞典2016-レース結果

東京大賞典

2016年12月29日(木) 16:30

東京大賞典 G1

大井競馬場/ダート・外/2000m

レース結果

●東京大賞典 ダートグレード競走攻略ツール

  • 出馬表
  • 予想登録
  • 予想を見る
  • プロ予想MAX

山崎エリカのダートグレード攻略 ~東京大賞典2016~

【山崎エリカのダートグレード攻略~東京大賞典2016~

2016年12月28日(水) 00:25

山崎エリカ

閲覧 1,357ビュー コメント 0 ナイス 7

 地方競馬もクライマックス。いよいよ年の瀬恒例の一年の総決算、東京大賞典が行われます。ダートの王道路線は、秋は10月のJBCクラシックから始まり、続いてチャンピオンズC、そして最終戦がこのレースとなります。例年、JBCクラシックやチャンピオンズCの上位馬が集うため、年によってはチャンピオンズC以上のハイレベルな戦いになることも少なくありません。

 本来は、秋のG1戦ではもっとも賞金が高い中央のチャンピオンズCを大目標とし、東京大賞典は消化レースでもいいはずなのに、東京大賞典のほうがハイレベルになることがある理由は大きく2つ。有終の美を飾りたがる日本人の国民性と、東京大賞典がもっとも実力どおりに決まると言われているチャンピオンディスタンス(コースの癖が少ない大井外回り2000m)で行われることです。

 実際に東京大賞典よりも少しだけ賞金が高いチャンピオンズCをピークに仕上げて、展開が合わなかった…、外枠で外々を回った…などの理由で取りこぼすよりも、紛れが生じることが少ないこの舞台で、順当に勝ち上がりたい、賞金を加算して来年度に繋げたいと考えている陣営も多いようです。また、このレースはG1・3連発の最終戦となるので、自然と成績が不安定になりやすい休養明け1~2戦目の出走馬が少なく、実績馬が実力を出しやすいというのもあります。

 つまり、東京大賞典は荒れないということ。実際にこのレースは、2007年以降の連対馬はすべて1~3番人気以内。9回中8回が馬連配当500円以下という手堅さです。2006年に9番人気のクーリンガーが2着に連対していますが、これはこの年、特別にJBCスプリントがJBCマイルで行われたために、中距離路線の勢力が二分化したことやJBCマイル路線組が多く出走し、JBCマイルでも逃げたナイキアディライトがマイルのようなペースで逃げてオーバーペースが発生したもの。

 また、それまでにこの路線を引っ張ってきた、アジュディミツオーが同年の帝王賞以来のレースとなったために、ハナを叩けず、JBCクラシックの上位馬が追走に脚を使って、それらを負かしに行ったために最後失速して荒れたもの。様々な意味で特殊な年でした。今年は、実績馬がJBCクラシック→チャンピオンズCと順調に使われてきていますから、荒れない可能性が高いでしょう。

 本命サイドの決着のこのレース。その中でも有力なのは、同年のJBCクラシックかチャンピオンズCで連対していた馬。過去10年のJBCクラシックの連対馬のこのレースでの成績は【5・6・2・1】。唯一、連対を外したのは、2014年のクリソライトで、このレースでは4着でした。チャンピオンズC(旧ジャパンカップダート)の連対馬のこのレースでの成績は【3・1・1・0】。同年の秋のG1レースで連対していれば、信頼できると言えるでしょう。もちろん、JBCクラシックかチャンピオンズCともに連対なら、さらに信頼できます。

 さて、このレースでの穴パターンはというと、2010年のバーディーバーディや2015年のワンダーアキュートなど、チャンピオンズC(旧ジャパンカップダート)で4着以下だった馬の巻き返しです。この2頭はともに5番人気以下で、このレースでは3着でした。ジャパンカップダートを引き継ぐ形で名称をチャンピオンズCに改め、中京ダ1800mで行われるようになってから、ペースが上がらなさ過ぎたり、上り過ぎたりでまともな決着になっていません。ひょっとすると、今年あたりは、チャンピオンズCで能力を出し切れなかった馬の逆襲があるかもしれません。警戒しておきたいものです。


 ●まとめ

 ・本命候補
 同年のJBCクラシックかチャンピオンズCの連対馬。
 ともに連対、どちらか片方、両方とも勝利ならば、さらに信頼度が増します。

 ・穴馬候補
 前走のチャンピオンズCで能力を出し切れなかった馬。

山崎エリカのダートグレード攻略

新着ニュース ~東京大賞典2016~

過去10年の結果 ~東京大賞典 2016~

2015年 東京大賞典 2015年12月29日(火) 大井10R ダート2000m 良 14頭

東京大賞典競走

1着 5 サウンドトゥルー 3.9倍(3人気) 大野拓弥 2.03.0
2着 13 ホッコータルマエ 2.3倍(1人気) 幸英明 2.03.3
3着 4 ワンダーアキュート 27.2倍(6人気) 和田竜二 2.04.5
単勝 5 390円(3人気) 3連複 4-5-13 2,920円(9人気)
馬連 5-13 430円(2人気) 3連単 5→13→4 8,650円(26人気)
開催日 場名 頭数 馬場 勝ち馬 オッズ 人気 騎手 所属 勝ちタイム
2014/12/29
東京大賞典
大井 16 ホッコータルマエ 1.7倍 1 幸英明 JRA 2.03.0
2013/12/29
東京大賞典
大井 10 ホッコータルマエ 1.6倍 1 幸英明 JRA 2.06.6
2012/12/29
東京大賞典
大井 12 ローマンレジェンド 2.6倍 2 岩田康誠 JRA 2.05.9
2011/12/29
東京大賞典
大井 12 スマートファルコン -- 1 武豊 JRA 2.01.8
2010/12/29
東京大賞典
大井 14 スマートファルコン -- 1 武豊 JRA 2.00.4
2009/12/29
東京大賞典
大井 14 サクセスブロッケン -- 2 内田博幸 JRA 2.05.9
2008/12/29
東京大賞典
大井 10 カネヒキリ -- 2 C.ルメール JRA 2.04.5
2007/12/29
東京大賞典
大井 15 不良 ヴァーミリアン -- 1 武豊 JRA 2.03.2
2006/12/29
東京大賞典
大井 13 稍重 ブルーコンコルド -- 3 幸英明 JRA 2.03.5

歴史・レース概要 ~東京大賞典2016~

東京大賞典は、大井競馬場・ダート2000mで施行される地方重賞(GⅠ)である。1955年、4歳以上の競走馬による重賞競走「秋の鞍」(大井競馬場・ダート2600m)の名称で創設。1964年、名称が「東京大賞典」に変更。1997年、ダート競走格付け委員会によりGⅠ(統一GⅠに格付けされた。施行距離はいく度かの変遷を経て、1998年からはダート2000mで定着。南関東公営競馬では1978年に新設された帝王賞とともに、サラブレッド系古馬の2大競走としても位置づけられ、日本のダート競馬の1年を締め括る総決算レースとして認知されている。
過去の優勝馬には、コパノリッキーホッコータルマエ、スマートファルコン、アジュディミツオーなど錚々たる名馬が名を連ねる。

執筆者:ウマニティ競馬研究所(略してウマケン)

口コミ情報 ~東京大賞典2016~

まだウマニティ会員ではない方へ

会員登録するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。

トップ予想家

収支100万円超えの猛者がズラリ

全国トップ予想家たちの予想閲覧

U指数

予想に必携の高精度スピード指数

「U指数」を重賞で全頭公開

凄馬

勝率40%超えを誇る堅軸候補

「凄馬」をメールでお知らせ

ROBOTIP

TVでも紹介!設定は10万通り以上

あなただけの予想ロボが作れる

この他にも20以上のサービスを無料で提供!

会員登録(無料)する

初めての方はこちら!ウマニティでできること
ようこそゲストさん

2,000Pプレゼント

今すぐ会員登録

※パスワードを忘れた場合

いつものアカウントが使えます!

本日の開催

大井競馬
第2回第4日
12R 9分前
名古屋競馬
第2回第4日
12R 終了
園田競馬
第2回第6日
12R 終了
門別競馬
第1回第4日
11R 終了

次回のダートグレード競走

4月27日()京都
ユニコーンステークス G3

2024ダートグレード競走

ブルーバードカップ
東海ステークス
根岸ステークス
クイーン賞
佐賀記念
雲取賞
フェブラリーステークス
かきつばた記念
ダイオライト記念
京浜盃
マーチステークス
黒船賞
川崎記念
兵庫女王盃
東京スプリント
アンタレスステークス
羽田盃
ユニコーンステークス
兵庫チャンピオンシップ
かしわ記念
名古屋グランプリ
エンプレス杯
平安ステークス
東京ダービー
関東オークス
さきたま杯
帝王賞
スパーキングレディーカップ
プロキオンステークス
マーキュリーカップ
レパードステークス
エルムステークス
クラスターカップ
北海道スプリントカップ
ブリーダーズゴールドカップ
サマーチャンピオン
不来方賞
テレ玉杯オーバルスプリント
白山大賞典
日本テレビ盃
マリーンカップ
シリウスステークス
レディスプレリュード
ジャパンダートクラシック
東京盃
マイルチャンピオンシップ南部杯
エーデルワイス賞
みやこステークス
JBCクラシック
JBCスプリント
JBCレディスクラシック
JBC2歳優駿
武蔵野ステークス
浦和記念
兵庫ジュニアグランプリ
チャンピオンズカップ
カペラステークス
全日本2歳優駿
名古屋大賞典
兵庫ゴールドトロフィー
東京大賞典